広島・秋葉市長「五輪招致検討予算は核廃絶PRに有効」と再議要請
2010年 03月 28日
広島・秋葉市長「五輪招致検討予算は核廃絶PRに有効」と再議要請
2010年03月28日自治体広島さとうしゅういち
http://www.janjannews.jp/archives/2955047.html
広島市の定例2月議会は3月26日、全ての議事を終え閉会しました。
2010年度予算案については、秋葉市長が提案していた予算案のうち、オリンピック招致検討費用2600万円と広島市民球場跡地に検討している折鶴ミュージアム(仮称)検討費90万円、市長の核廃絶のための海外出張費1500万円を削除した修正案が53人中28人賛成という僅差で可決されました。
自民党系の2会派や公明党が修正案の賛成に回った結果です。
また、2020年の核廃絶をめざす「2020ビジョン」を提唱している市長は、NPT再検討会議も予定されている今年度、海外出張を南米などにも予定しています。
秋葉市長はこのあと夜遅く記者会見し、対応を発表しました。
2010年3月26日臨時記者会見「平成22年第2回広島市議会臨時会の招集について」
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1269600650860/index.html
秋葉市長は予算案について、地方自治法に基づき「再議権」を行使し、そのための臨時議会を3月31日に召集することを発表しました。
正直、五輪を招致すると言うのは簡単なことではない。このことはわたしも認識しています。そもそも、IOC自体がかなり問題点がある組織でもあります。
しかし「招致を検討する」こと自体は、核廃絶運動を盛り上げる上で、一定の効果はあると思います。
例えば、大阪府の橋下知事は、過去に核武装を正当化する発言(タレント時代のギャグに近い発言にせよ)をされたこともある方です。その橋下知事も、「平和五輪」を招致するので協力して欲しいという秋葉市長の要請は無碍(むげ)に出来ず、趣旨に賛同してくださっているのです。あくまで「行政としてできること」と言う意味では悪くはない、と思うわけです。(いろいろご意見はあることは重々承知していますが。)
「2600万円」は、広島市の「宣伝広告費」としては高くはない、というのがわたしの考え方です。
そもそも、自民党の方々は、与党だった1990年代、大型のハコモノなどをたくさん作り、広島県でも広島市でも借金を増やしたのです。
広島市では、1999年に就任した秋葉市長が、自民党会派などの抵抗にあいながらも、公共事業の見直しなどに腐心し「後始末」を余儀なくされたのです。
今、自民党の方々が、「宣伝広告費」として有効だと思える「招致検討費」に目くじらを立てるのは筋が通らないのではないでしょうか?
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以下の与党各党も参考に
「建設的野党」日本共産党
解散・総選挙にのぞむ基本的立場(日本共産党)
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広島市の定例2月議会は3月26日、全ての議事を終え閉会しました。
2010年度予算案については、秋葉市長が提案していた予算案のうち、オリンピック招致検討費用2600万円と広島市民球場跡地に検討している折鶴ミュージアム(仮称)検討費90万円、市長の核廃絶のための海外出張費1500万円を削除した修正案が53人中28人賛成という僅差で可決されました。
自民党系の2会派や公明党が修正案の賛成に回った結果です。
また、2020年の核廃絶をめざす「2020ビジョン」を提唱している市長は、NPT再検討会議も予定されている今年度、海外出張を南米などにも予定しています。
秋葉市長はこのあと夜遅く記者会見し、対応を発表しました。
2010年3月26日臨時記者会見「平成22年第2回広島市議会臨時会の招集について」
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1269600650860/index.html
秋葉市長は予算案について、地方自治法に基づき「再議権」を行使し、そのための臨時議会を3月31日に召集することを発表しました。
正直、五輪を招致すると言うのは簡単なことではない。このことはわたしも認識しています。そもそも、IOC自体がかなり問題点がある組織でもあります。
しかし「招致を検討する」こと自体は、核廃絶運動を盛り上げる上で、一定の効果はあると思います。
例えば、大阪府の橋下知事は、過去に核武装を正当化する発言(タレント時代のギャグに近い発言にせよ)をされたこともある方です。その橋下知事も、「平和五輪」を招致するので協力して欲しいという秋葉市長の要請は無碍(むげ)に出来ず、趣旨に賛同してくださっているのです。あくまで「行政としてできること」と言う意味では悪くはない、と思うわけです。(いろいろご意見はあることは重々承知していますが。)
「2600万円」は、広島市の「宣伝広告費」としては高くはない、というのがわたしの考え方です。
そもそも、自民党の方々は、与党だった1990年代、大型のハコモノなどをたくさん作り、広島県でも広島市でも借金を増やしたのです。
広島市では、1999年に就任した秋葉市長が、自民党会派などの抵抗にあいながらも、公共事業の見直しなどに腐心し「後始末」を余儀なくされたのです。
今、自民党の方々が、「宣伝広告費」として有効だと思える「招致検討費」に目くじらを立てるのは筋が通らないのではないでしょうか?
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by hiroseto2004
| 2010-03-28 22:42
| 広島市政(広島市議会)
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