舛添さんたちの主張でチョッとだけ賛同できる点
2010年 04月 27日
http://www.excite.co.jp/News/politics/20100427/20100427E10.039.html
正直言って、「たちあがれ日本」も「新党改革」も、「新自由主義者」+「国家社会主義者」の「数合わせの野合」に過ぎません。
「た党」の与謝野さんは、消費税増税+小さな政府の新自由主義というよりも「エライ人」に都合のいい経済政策。
平沼さんは、郵政民営化に反対だが、権威主義的な「国家社会主義」にちかいお立場。
「新党改革」は、舛添さんは、本来的には、福祉の充実論者だったはず(1999年の都知事選も介護問題を正面に掲げていた)だが、新自由主義的なポジションをとってきた。改革クラブは民主党を裏切って出て行った方々で、国家社会主義に近い。金がない舛添さんが、「改革クラブ」に目をつけた、というだけのこと。
こんなものに正直興味はない。
ただ、舛添さんの主張に賛成できることがあるとすれば「小選挙区制は良くない」という点でしょう。
もちろん、これとて、自分が少数勢力に転落したから言い出した、という側面はある。なぜ、自民党が圧倒的な与党だった時代にそれを主張しなかったのか?
イギリスでも、自民党の善戦で、二大政党制が揺らいでいる。「無理に二大政党」に収斂させることは無理が来ているのではないか?日本でもそうではないのか?
また、小選挙区制はある意味、自民党をぶっ壊すには役立った。派閥が切磋琢磨していたから自民党は活力があった。それを「一人しか当選しない」小選挙区制でぶっ壊したわけです。
ただ、自民党体制が崩壊した今、小選挙区制の歴史的役目も終了しつつあるのではないか?とわたしは思うのです。
1996年、2000年、2003年、2005年、2009年と五回の総選挙を経て、衆院の小選挙区比例代表並立制は、確かに自民党をぶっ壊した。歴史の歯車を前に進めるには役立ったかもしれない。
ただ、これからはどうだろうか?新しい時代の民主主義のあり方にふさわしい制度を構想しなおす必要があるのではないか?
とりあえず、選挙活動の自由化や供託金の引き下げなど、できることからしたらいい。そして、選挙制度は、舛添さんもいうとおり、比例区の割合を増やすか?それとも、中選挙区連記制(55年体制のような同士討ちを防ぐ)「で複数政党が活躍できる制度にすべきだと思います。
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2010年4月27日 11時46分
<自民党>与謝野、舛添両氏を除名処分 党紀委員会
自民党は27日午前、党本部で党紀委員会を開き、離党届を提出してたちあがれ日本共同代表に就任した与謝野馨元財務相と、新党改革代表になった舛添要一前厚生労働相を除名処分にした。両氏は自民党への批判を繰り返したうえ、それぞれ衆院と参院の比例代表で選出されていることが厳しい処分につながった。中曽根弘文委員長は記者団に「議員辞職して議席を党に戻すべきだ」と述べた。
一方、たちあがれ日本に参加した園田博之前幹事長代理、藤井孝男元運輸相、中川義雄元副内閣相、新党改革に参加した矢野哲朗元副外相、小池正勝参院議員の5人は離党届の受理にとどめた。【野原大輔】
正直言って、「たちあがれ日本」も「新党改革」も、「新自由主義者」+「国家社会主義者」の「数合わせの野合」に過ぎません。
「た党」の与謝野さんは、消費税増税+小さな政府の新自由主義というよりも「エライ人」に都合のいい経済政策。
平沼さんは、郵政民営化に反対だが、権威主義的な「国家社会主義」にちかいお立場。
「新党改革」は、舛添さんは、本来的には、福祉の充実論者だったはず(1999年の都知事選も介護問題を正面に掲げていた)だが、新自由主義的なポジションをとってきた。改革クラブは民主党を裏切って出て行った方々で、国家社会主義に近い。金がない舛添さんが、「改革クラブ」に目をつけた、というだけのこと。
こんなものに正直興味はない。
ただ、舛添さんの主張に賛成できることがあるとすれば「小選挙区制は良くない」という点でしょう。
もちろん、これとて、自分が少数勢力に転落したから言い出した、という側面はある。なぜ、自民党が圧倒的な与党だった時代にそれを主張しなかったのか?
イギリスでも、自民党の善戦で、二大政党制が揺らいでいる。「無理に二大政党」に収斂させることは無理が来ているのではないか?日本でもそうではないのか?
また、小選挙区制はある意味、自民党をぶっ壊すには役立った。派閥が切磋琢磨していたから自民党は活力があった。それを「一人しか当選しない」小選挙区制でぶっ壊したわけです。
ただ、自民党体制が崩壊した今、小選挙区制の歴史的役目も終了しつつあるのではないか?とわたしは思うのです。
1996年、2000年、2003年、2005年、2009年と五回の総選挙を経て、衆院の小選挙区比例代表並立制は、確かに自民党をぶっ壊した。歴史の歯車を前に進めるには役立ったかもしれない。
ただ、これからはどうだろうか?新しい時代の民主主義のあり方にふさわしい制度を構想しなおす必要があるのではないか?
とりあえず、選挙活動の自由化や供託金の引き下げなど、できることからしたらいい。そして、選挙制度は、舛添さんもいうとおり、比例区の割合を増やすか?それとも、中選挙区連記制(55年体制のような同士討ちを防ぐ)「で複数政党が活躍できる制度にすべきだと思います。
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by hiroseto2004
| 2010-04-27 12:57
| 選挙制度・政治改革
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