パンデミーとしての対策に切り替えるべきではないか。（京野きみこ議員） : 広島瀬戸内新聞ニュース（社主：さとうしゅういち）

農家出身で、秋田県の農村部の3区選出らしい、記事です。

東国原知事
http://yaplog.jp/galinaisno1/archive/1204

農水委員会の連日のテーマは、口蹄疫である。
今日も朝から口蹄疫に関する対策について。

７６症例、７８０００頭の疑似患畜に達している。
パンデミーとしての対策に切り替えるべきではないか。
農林水産省内には、発生の第一報と同時に、農林水産大臣を筆頭とした対策本部がすでに設立されているが、それを格上げし、一刻も早く、首相官邸に総理を筆頭とし、関係閣僚を網羅した対策本部を設立し、記者会見で改めて、口蹄疫は人体には感染力を持たず、万一、感染した媒体を食しても、人体には全く影響がないこと、しかしながら、爆発的な感染力を持つ疫病であることをしっかりと伝えること、畜産農家に対しては、再起に向けてあらゆる支援を惜しまないとメッセージすること、そして、この悪魔のような伝染病に対して、徹底的に戦う姿勢を示しつつ、あくまでも冷静な態度を貫くこと、これが今求められている政府としての姿だと思う。
今日は、本会議が午後６時半過ぎに終了したため、東国原知事を少々お待たせする形になった。
６時４５分過ぎから７時半まで、農林水産委員長の部屋で、知事の要望を聞き、その要望に答える、民主党の集まりが開かれた。
お笑い芸人という、タレントのなかでも厳しい世界の出身者らしく、人をそらさない、また、目線の配りも行き届いた、それでいて、政治的知性に溢れた、知事の振る舞いに感心した。
党政府一丸となって、未曾有の危機に対応し、今回の対応が、将来の疫病対策の基本になるべく、迅速に、かつ、正しく行動をしなければならない、と心から思う。
知事が退席したあと、知事からの要望に即対応することは無論のこと、家畜伝染病予防法も、今回の感染を契機に、見直しする点が多々あることを確認し、必要な場合にすみやかに立法措置が出来るよう、法制局を巻き込んでの検討に着手することも確認しあった。

追記：週明けの１７日、総理をトップとした対策本部ができました。京野議員の提案の方向でがんばっていただきたいとおもいます。

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