宮島で岩国基地監視活動（伊達純記者） : 広島瀬戸内新聞ニュース（社主：さとうしゅういち）

　昨日５月２９日（土）より岩国基地の沖合に新設された滑走路の運用が開始されました。
運用開始式も行なわれたようです。

　そこで岩国基地、安芸の宮島、大竹市近くの廿日市市八坂、江田島の４か所で監視活動を行ないました。宮島での監視活動には、岩国基地の拡張・強化に反対する広島県西部住民の会から６人が参加しました。

　弥山（みせん）の頂上近くから岩国基地がはっきりと見えました。岩国基地が廿日市市、宮島などの広島県西部から近いことをあらためて実感しました。

　また、岩国基地の旧滑走路から海上自衛隊のＵＰ－３Ｄ訓練支援機が飛び立つのを見ることが出来ました。
　岩国基地で監視をしていた瀬戸内ネットのメンバーと携帯電話で連絡を取り合ったところ、Ｆ／Ａ－１８ホーネットが１機とＵＰ－３Ｄが１機、旧滑走路から飛び立ち、新滑走路に着陸したようです。

　テレビのニュースや中国新聞の記事の写真からわかったことですが、飛び立ったホーネットは、２００８年３月に米本土のミラマー海兵隊基地からやって来た第２４２全天候戦闘攻撃中隊のＦ／Ａ－１８Ｄのようです。

瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク（瀬戸内ネット）ホームページより
海兵隊のF/A-18Dホーネットの部隊が米本土から岩国基地へ移動開始
http://www.geocities.jp/setouchi_net08/miramar.html

　岩国市で行なわれた住民説明会では、新滑走路の運用を開始する５月２９日（土）以降、
旧滑走路は使用しないと防衛省は言っていたのですが、それがさっそく破られたことにな
ります。

　また飛行ルート図では米軍機は宮島上空を飛行しないことになっていますが、実際には
既に飛行しています。国や米軍の言っていることは、全く信用出来ません。

　米軍再編に伴う厚木基地空母艦載機部隊の岩国基地への移駐に反対して行くこと、そして米軍機の監視活動を強めていくことをあらためて決意しました。

↓監視活動の様子を以下でまとめています。

瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク（瀬戸内ネット）２ｎｄホームページより
2010年5月29日(土)岩国基地新滑走路運用開始～監視活動in宮島～
http://setouchinet08.web.fc2.com/runway_opening_iwakuni20100529.html

↓以下は関連記事です。

岩国新滑走路を宮島から監視（中国新聞　'10/5/30）
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005300015.html

岩国基地の新滑走路運用開始（中国新聞　'10/5/30）
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005300029.html

住民、複雑な思いで基地望む（中国新聞　'10/5/30）
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201005300027.html

岩国基地新滑走路を運用開始（ＲＣＣニュース　5/29　18:21）
http://news.rcc.jp/?i=MTE2Mjg=&#a

　明日午後６時１５分頃からＲＣＣ（中国放送）のテレビニュースで新滑走路運用開始に
ついて特集があります。よろしく御覧下さい。

ＲＣＣニュース
http://news.rcc.jp/

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瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク（瀬戸内ネット）ホームページ
http://www.geocities.jp/setouchi_net08/index.html

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