「女は家庭」派の妻増加 現実は専業主婦激減
2010年 05月 31日
Excite エキサイト : 社会ニュース
現実には、「専業主婦」(配偶者控除を受けている人)は、激減しています。
2008年度の国税庁の調べでは、女性の給与所得者数は45万人増加。
扶養されている配偶者は50万人減少しています。
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2008/pdf/001.pdf
乱暴に言えば、50万人前後の女性が専業主婦を辞めて、仕事を始めた計算になります。
専業主婦の20人に1人程度が専業主婦をやめたという実感は結構あります。
わたしのテニス仲間の女性でも専業主婦をやめ、仕事を始めています。
今の20代、30代の世代の給料なら、もう、男性でも、専業主婦を養う余裕なんてなくなるわけです。
<b>そもそも、男性の給料がどんどん上がっていたのは、高度経済成長期の遺物。その後、派遣社員や契約社員、パートを増やして、これを調整弁にし、正社員の給料を維持しようとした時代もありました。しかし、これも破綻したのです。
今の女性だと、20代のうちは、まだ家計が苦しくなる現実には直面しないかもしれない。
だが30代になれば、子どもの教育費もかかります。夫の給料は思うように伸びない、という現実に直面する。
それで、働き出す女性は多いです。件の女性も30代後半の方です。
一方、男性側は、給料が伸びないことがわかっているので、専業主婦志向の女性を敬遠せざるを得ない。そうなると、まあ、非婚率が上がるのも仕方がないわけです。男性でも、独身でもなんとか身の回りのことはできる時代ですし、結婚にメリットが感じられないならなおさら。
もちろん、女性を責めても仕方がないわけで、子育てと仕事の両立環境が先進国でも悪い日本の状況をいい加減に改善しないといけないわけです。
これだけ子育て環境が悪かったら、極論すれば「生涯独身か、児童虐待の加害者になるか」という究極の選択しかなくなってしまうでしょう。
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2010年5月31日 17時25分
「女は家庭」派の妻増加 価値観変化、厚労省調査
「夫は外で働き、妻は主婦業に専念すべきだ」「母親は育児に専念した方がよい」といった伝統的価値観に賛成する既婚女性の割合が、これまでの低下傾向から一転し、20代を中心に増加していることが31日、厚労省の国立社会保障・人口問題研究所の08年の調査で分かった。調査は5年ごと。「妻は主婦業専念」に賛成は全体で45%で、93年調査(54%)から前回03年調査(41%)まで続いた減少が初めて増加に反転。
現実には、「専業主婦」(配偶者控除を受けている人)は、激減しています。
2008年度の国税庁の調べでは、女性の給与所得者数は45万人増加。
扶養されている配偶者は50万人減少しています。
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/minkan2008/pdf/001.pdf
乱暴に言えば、50万人前後の女性が専業主婦を辞めて、仕事を始めた計算になります。
専業主婦の20人に1人程度が専業主婦をやめたという実感は結構あります。
わたしのテニス仲間の女性でも専業主婦をやめ、仕事を始めています。
今の20代、30代の世代の給料なら、もう、男性でも、専業主婦を養う余裕なんてなくなるわけです。
<b>そもそも、男性の給料がどんどん上がっていたのは、高度経済成長期の遺物。その後、派遣社員や契約社員、パートを増やして、これを調整弁にし、正社員の給料を維持しようとした時代もありました。しかし、これも破綻したのです。
今の女性だと、20代のうちは、まだ家計が苦しくなる現実には直面しないかもしれない。
だが30代になれば、子どもの教育費もかかります。夫の給料は思うように伸びない、という現実に直面する。
それで、働き出す女性は多いです。件の女性も30代後半の方です。
一方、男性側は、給料が伸びないことがわかっているので、専業主婦志向の女性を敬遠せざるを得ない。そうなると、まあ、非婚率が上がるのも仕方がないわけです。男性でも、独身でもなんとか身の回りのことはできる時代ですし、結婚にメリットが感じられないならなおさら。
もちろん、女性を責めても仕方がないわけで、子育てと仕事の両立環境が先進国でも悪い日本の状況をいい加減に改善しないといけないわけです。
これだけ子育て環境が悪かったら、極論すれば「生涯独身か、児童虐待の加害者になるか」という究極の選択しかなくなってしまうでしょう。
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広島市長・秋葉忠利
熊谷俊人と一緒に新しい千葉を!(MIXIコミュニティー)
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by hiroseto2004
| 2010-05-31 17:29
| ジェンダー・人権
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