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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

「年配のエライ人」に振り回されていたら日本沈没・・金子勝教授が警鐘

冷戦型オヤジ思考の呪縛 が、日本を米中の谷間に沈ませる (金子勝)
http://blog.livedoor.jp/kaneko_masaru/archives/1273395.html


「なぜ政治主導が官僚の抵抗で実現できず、そしてマニフェストに掲げた政策がなぜできなかったのか――そこいらから根本的に反省がないと、鳩山政権の二の舞ですね。」と菅総理にいきなり、ガツン。

その上で、「日本のメディアが本当にだらしがないのは、誰も米国民主党政権が鳩山内閣を潰したという事実に全くふれようとしないことです。そしてイラク戦争にコミットして失敗した外務官僚や防衛官僚が鳩山を潰しにかかったのです。これは、明らかに民主党政権の「政治主導」の敗北なのです。

この点を問題にしないのは、「右」も「左」も同じです。「右」の多くは米国の奴隷なので、そして「左」はリベラルなオバマなので、批判しないのでしょう。そして起きたのは、鳩山首相の発言のブレを叩く大合唱でした。 」ということです。

核兵器廃絶を進めているとかそういう理由で、意外と左派(というと古臭い言い方になるのですが)のオバマ批判は弱いんですよね。

でも、通常兵器で圧倒的な優位をアメリカが保っている上、技術も進歩している。そんな中で、核兵器は財政負担のデメリットのほうが大きくなりつつある。そのために、オバマ大統領は核廃絶を進めている、と言う部分もかなりあると思います。


いま重要なのは、親米か反米かとか、親中か反中か、といった冷戦型オヤジ思考からいかにして脱却するかです。世界情勢は大きく変化しています。

何より、イラク戦争の失敗と世界金融危機で米国の影響力が落ちていく一方で、中国のプレゼンスが高まっています。しかも、米中経済には切っても切れないくらい相互依存関係が生まれていることです。

まず中国のプレゼンスがなぜ急上昇しているのでしょうか。何より、中国の外貨準備高が急激に増え続けていることがあげられます。2009年末で見ると、日本は約1兆500億ドルなのに対して、中国の外貨準備高は約2兆4千億ドルとなり、世界一になっています。

いまや中国によるユーロ圏の国債の購入で、ユーロ危機を支えられるかが左右されます。米国債も同じです。来年(2011年)に、米国は1兆ドルに及ぶ財政赤字が発生します。しかも民間企業のローン借り換え時期で8000億ドル以上の資金需要が発生するのです。その一方で、欧米では金融危機が収束しておらず、銀行の信用収縮(貸し渋り)がまだ続いています。米国は、もはや中国の協力抜きに立ち行かない状況にあるのです。つまり世界金融危機に陥っている欧米諸国は、膨大な外貨準備高を持つ「国家資本主義」の中国によって支えられるという構図が生まれているのです。

韓国の哨戒艦沈没をめぐって朝鮮半島の緊張が高まっていますが、米国は北朝鮮の自制を促す点でも中国頼みになっているようです。実際にここのところ、米国政府による中国元の為替統制批判がぱったりと止まってしまいました。中国ももて余し気味ですが…。

かつての冷戦時代と決定的に異なる点は、米中経済の相互依存が決定的に深まっており、双方が軍事的外交的に衝突することは、両国の経済に決定的に打撃を与えるようになっています。中国・台湾間でも朝鮮半島でも軍事的紛争があれば、経済的打撃は計り知れません。やや挑発的な言い方をすれば、中国共産党はもはや労働者と農民の党ではなく、経済成長で都市中間層が支えている政党になっているのです。世界の政治と経済は、冷戦時代と大きく違ってきています。そして、オヤジたちはこの変化についていけないのです。

では、日本にとって中国はどのような経済的位置にあるのでしょうか。現在、日本経済は景気対策の一時的効果と、中国、ASEAN諸国への輸出でどうにか持ちこたえています。

まず、2010年4月における日本の輸出総額(速報値)は約5兆8900億円で、リーマンショックの半年後であった前年4月と比べると、40%の伸びでした。そのうち中国向け輸出額の占める割合は20%弱、アジア諸国全体の割合は約56%にまで達しています。これに対して、対北米(米国とカナダ)輸出額は約16%にまで落ちています。いまや世界経済の成長センターになりつつある中国との関係抜きに、日本経済が成り立たなくなっているのです。

もはや冷戦時代のように米国についていけば何とかなるという時代ではなくなっているのです。むしろ中国市場あるいはASEAN諸国の市場にもっと積極的に食い込んでいかないと、将来日本が生きていけなくなる危険性があります。年金もそうですが、オヤジ世代が選択を誤って被害を受けるのは、いつも若い世代です。

もちろん、中国経済には大きなリスクが潜んでいることを忘れてはなりません。一つは中国経済のバブル傾向が強まっていること、いま一つは、国内格差が依然として深刻であることです。

中国の統計は信頼性に欠けますが、全国70都市を対象とする不動産価格指数の上昇は非常に急激です。対前年同月比で見ると、3月は11.7%の上昇、4月は12.8%の上昇と急上昇を記録しています。上海、広東、北京といった大都市だけでなく、不動産価格の上昇は海南島のようなリゾート地や内陸部の都市にも及んでいます。

欧米諸国の中央銀行が猛烈な金融緩和政策を続けているにもかかわらず、欧米諸国の景気がよくないので、その過剰なマネーが中国はじめ新興国に流入しています。そういう中で、中国政府は3戸目のマンション購入の住宅ローンを禁止したりして、バブルの過熱を食い止めようとしていますが、うまくソフトランディングできるかどうか、まだ分かりません。

その一方で、農民工と呼ばれる農村から出てきた戸籍のない低賃金労働者には年金・医療制度が十分に適用されておらず、また内陸の農村部は所得でも年金・医療制度でも取り残されています。異常に高い貯蓄率(50%に及ぶ)を低くして消費に向けていくには、国有企業や人民公社を解体していく過程で壊れた社会保障制度をいかに早く再建できるかにかかっています。こうした状況の下で、中国政府は「和諧社会」を掲げて、農村部の医療と教育の再生に重点的な施策を実施していますが、達成できる水準と速さがどの程度になるか、まだ分かりません。

さらに市場経済が内陸部に浸透して拡大していくには、これまで沿岸部に偏っていた企業や工場の立地が今後内陸部にどこまで広がっていくかにかかっています。次第に沿岸部の外側に広がっているものの、内陸部は依然、建設投資に依存した固定資産投資中心の成長です。この辺のリスクをきちんと考えておかないといけません。

もう一つの盲点は、中国を遅れた国と見なすオヤジ思考です。中国は有人宇宙飛行を含む先端技術開発プロジェクトに巨額の資金を戦略的に投じています。環境エネルギー革命でも、資源を買いあさる一方で、2020年までに再生可能エネルギーの割合を23%まで高める目標を立て、太陽光発電や風力発電をものすごい勢いで普及させ、電気自動車の開発も進めています。これまで石炭・石油を基盤とする産業革命はアングロサクソンが担ってきましたが、中国が第3次産業革命を担おうとしているのです。

日本もそうでしたが、キャッチアップする方が、スピードが速くて有利です。サンクス・コストがかからないからです。「新自由主義」の破産の後に来たのが「国家資本主義」の隆盛――これとどう向き合っていくのか。日本は、競争相手として中国と真剣に闘っていく構えがないといけません。

そう考えると、これまでの米国についていけば何とかなる状況はとうに終わっているのです。リスク要因に備えつつも、戦略的な産業政策をとりながら、いかに中国をはじめアジア諸国といかに協調関係を築きながら、いかにしてルールやスタンダードをにぎりつつ、その市場に食い込んでいくかを真剣に考えないといけません。

オヤジの私が言うのも変ですが、食い逃げを図る冷戦型オヤジ思考に毒されてはいけません。時代が変化する時、主流となっている冷戦型オヤジ思考に、若い世代がプロテストして食い破っていく「新陳代謝」がなければ、その社会は衰えていくのです。


全くそのとおりだと思います。

世界は変わってしまっている。だが金子勝さんの言うところの「オヤジ」、わたしが常々表現するところの「年配のエライ人」は、冷戦と高度成長が未だに続いているかのような幻想を抱いているのです。

外交では、アメリカについて行きさえすればいい。

経済では、とうに高度成長も終わっているのに、就職難に苦しんでいる若手に対して「近頃の若い奴は・・」などと説教しだす空気の読めなさ。

そんな「年配のエライ人」が、幅を利かせてきたのだから、日本の衰退やむなし。

問題は、まだまだ、若手が従順すぎることでしょう。海外でも良くも悪くも、若者はエネルギーがある。

否、もちろん、日本でもエネルギーのある人はいっぱいいます。でも、あんまり時間はないのですよね。金子さんのあせりは良く分かりますよ。

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by hiroseto2004 | 2010-06-08 21:38 | 新しい政治をめざして | Trackback