G20、日本は財政赤字半減の例外
2010年 06月 28日
G20がいまや、世界経済について話しあう場として定着した感がします。
もはやG8だけでは、世界経済の議論をしても意味がなくなった。中国やブラジル、インド、韓国なども加わってもらわないことには「話にならない」。
アメリカを始め、先進国の相対的な地位低下を実感します。
さて、そんな中、G20では、2013年までに財政赤字を半減(債務残高ではありません)させることで合意しました。
しかし、日本だけはその対象から外れました。
日本は、対外債務は少ないことなどが評価されました。
そうなんです。アメリカなどは、日本や中国など外国から借りている。経常収支も赤字です。
そういう国と、日本のように、外国から借りているわけではない。経常収支が黒字でしかもデフレの国は、一緒にはならない。
むしろ、日本の向こう三年間の義務は、きちんと景気対策、雇用対策をやることです。それにより経済を回復させるのが、世界への貢献です。
増税を本格化させるのは景気回復後でよいのです。
それが、橋本龍太郎総理が消費税増税と健保負担倍増により、1997年に起こした不況の教訓です。
なお、法人税については、税率引き下げの前に大手企業への優遇措置をなくすべきです。
特定分野の大規模企業にばかり優遇を行うことは、公正な競争を阻害します。
衰退すべき分野は衰退させ、本来栄えるべき分野に人材もカネもシフトしないと大手企業自身も長期的に見れば損をします。
また、峰崎財務副大臣がおっしゃるとおり、法人税率引き下げ競争を協調して止めるべきでしょう。
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しかし、日本だけはその対象から外れました。
日本は、対外債務は少ないことなどが評価されました。
そうなんです。アメリカなどは、日本や中国など外国から借りている。経常収支も赤字です。
そういう国と、日本のように、外国から借りているわけではない。経常収支が黒字でしかもデフレの国は、一緒にはならない。
むしろ、日本の向こう三年間の義務は、きちんと景気対策、雇用対策をやることです。それにより経済を回復させるのが、世界への貢献です。
増税を本格化させるのは景気回復後でよいのです。
それが、橋本龍太郎総理が消費税増税と健保負担倍増により、1997年に起こした不況の教訓です。
なお、法人税については、税率引き下げの前に大手企業への優遇措置をなくすべきです。
特定分野の大規模企業にばかり優遇を行うことは、公正な競争を阻害します。
衰退すべき分野は衰退させ、本来栄えるべき分野に人材もカネもシフトしないと大手企業自身も長期的に見れば損をします。
また、峰崎財務副大臣がおっしゃるとおり、法人税率引き下げ競争を協調して止めるべきでしょう。
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by hiroseto2004
| 2010-06-28 19:00
| 経済・財政・金融
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