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by hiroseto2004
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イラクの今 医療現場からの報告

イラクの今  医療現場からの報告_e0094315_1693849.jpg


『イラクの今 医療現場からの報告』が、平和記念資料館でありました。

バスラはイラク南部。1991年と2003年の二回に渡り、劣化ウラン兵器による攻撃を受けました。
そのバスラからお二人の医師が現状報告しました。

プログラム
     :司会・森滝春子

[1]ICBUW-ジャパンから
   1)バスラ疫学調査プロジェクトについて
     :振津かつみ(ICBUW運営委員)
    2)ICBUWキャンペーンの現状と展望
     :嘉指信雄
[2] バスラの病院で起きていること―
    「バスラがん疫学調査」の現状と展望―
1)ジャワド・アルアリ先生:アルサドル教育病
院、腫瘍専門医、
          「バスラがん研究グループ」
(BCRG)メンバー。
2) オムラン・ハビブ先生:バスラ医科大学教授(地
域医療・疫学)医師、
          「バスラがん研究グループ」
(BCRG)メンバー。




嘉指信雄・icbuwヒロシマ・オフィス代表によると、これまでの、劣化ウラン禁止を求める運動の流れは以下です。

始めてアルアリ先生が広島にこられたのは2002年12月。その後、イラク戦争の後、何度も来られています。わたくし・さとうしゅういち自身も何度もおあいしています。アルアリ先生は今回で六回目の広島訪問です。

2007年12月には国連総会で、劣化ウランに関する決議が採択されました。
2009年にはベルギーが劣化ウラン禁止法を発行させました。
また、イラク人権省はイラクで劣化ウランを使用したことをめぐり、英米に対する訴訟を起こす予定です。

嘉指信雄・icbuwヒロシマ・オフィス代表は『日本も先頭にたって欲しい』『禁止条約は、禁止だけでなく被害者支援と不可分。』『劣化ウランによる内部被曝は被爆国日本にとっても問題』と訴えました。『わたしは、話をするためにきているのではない。国際的な政治を動かして欲しいから来ている』ということです。

アルアリ医師は『被曝問題について、活動されている方に感謝する』と述べられました。

バスラは放射能による被害、化学的な汚染、生物学的な汚染などの被害があります。

1991年はバスラの西部郊外で劣化ウランが使用され、2003年には、市の中心部に投下されたそうです。

劣化ウランの粒は、数ミクロンになり、体に吸い込まれます。肺に留まり、肺がんを引き起こします。
腎臓に対しても障害を起こします。腎不全になることもあり得ます。

骨髄のような細胞分裂が激しい細胞には大きなダメージを与えます。

戦車周辺の土壌は1kgあたり、1714ベクレル。通常は70ベクレルです。2006年でもまだ放射能に汚染された戦車が市街地に放置されています。

そうした中、卵巣がんや悪性リンパ腫など、大人が通常なるガンに子どもが冒されています。

夫が腎臓ガンに、妻が乳がんになっているケースもあります。

一つの家庭に二人以上ガンが出るケースをアルアリさんは60家族担当したそうです。胃がんと腎臓ガンを併発した人もいます。

オムラン・ハビブ先生によると、イラクでは、2008年に国のガン評議会が再建され、お二人共そこで活動しておられます。

1980年から8年間イラン・イラク戦争。この環境被害は少なかったが、1991年の湾岸戦争で劣化ウラン兵器が大量に使用された。そしてその後は経済制裁がつづいた。
2003年のイラク戦争で、また大量に劣化ウランが使用された。その後は、国内は混乱が続き、家を一歩でたら生きて帰れないのではないか?と思われるくらいだったそうです。

インフラだけでなく、人々の人間関係も破壊されてしまった。そうした中でガンが増えている。

『まず、ガン登録を行うのがわたしたちの仕事』と、ハビブ先生は強調します。

ガン患者は急増しています。女性のがん患者は、乳がんは、データによりますが、1995年と比べても、2005年から2008年平均は、三倍に増えています。少なくとも二倍に増えているそうです。

新しい機械を頂いてはいるが、電気がきちんと来ないために使えない状態です。

白血病にしても、日本なら八割以上助かるものが、イラクでは六割くらいは亡くなってしまうのです。

『とにかく、政治が安定してほしい。ただ、わたしは、働いて、働いていくしかない。』(参加者の質問への回答)というのが、お二人の実感のようです。

質疑応答も活発でした。特に、参加者の日本人医師と疫学調査について、突っ込んだやりとりがあり、見ごたえがありました。

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by hiroseto2004 | 2010-07-25 16:09 | 反核・平和(ウラン兵器禁止) | Trackback