豊かな暮らしを支援するノルウェーの男女平等政策
2010年 08月 08日
函館市で開催されている全国フェミニスト議員連盟夏合宿。
「豊かな暮らしを支援する男女平等政策」と題して、ノルウェー大使館の一等書記官のドッテ・バッケさんから講演いただきました。
バッケさんは日本に二度留学され、両国の共通点と違いをよく御存じで、流暢な日本語で講演いただきました。
基本的な人権を確保するもの。
出生率低下、高齢化に対応し、社会・経済の維持
ノルウェーの男女平等法 直接的な性差別に関わることは違法とされ、間接的な性差別も違法です。
男女平等政策は、経済政策の一環でもあります。
ノルウェーの場合、1969年には母親の9割が主婦でしたが、今は9割の母親が仕事を持っています。
豊かな家庭生活の保障とあわせて進められるようになりました。
政治参加も進んでいます。閣僚のうち20人のうち10 人です。
国会議員169人のうち64人が女性です。
しかし、それでも、「市長は女性がわずか23%」「地方議員は37%にすぎない」とおっしゃったのが印象的です。
そこで、ノルウェーの地方自治省は、地方での女性の政治参加に取り組んでいます。
今は、大学生の六割は女性です。教育、社会、政治、経済に男女平等に参加することが重要だ、と若い世代は考えています。
ノルウェーは、出生率は、現在は1.96です。スペインでは、1.27,ドイツは1.34です。
欧州委員会は、
就業開始年齢の遅れ
不安定な雇用状況
高い住宅費
子育てを支持する制度がない
ことを少子化の背景として挙げています。
ノルウェーの制度は、女性も男性も家庭生活を両立できることを目的としています。
家族の経済的な安定。ノルウェーでは、毎月1.5万円を母親に子ども手当を支給。
保育施設も充実され、子どもが一歳になると、全ての親が保育施設に入れる権利が生じます。
親の負担は、最大の費用は3.5万円です。現在は2.6万円に引き下げることにしています。
現在は、1歳から5歳までの子どもの87パーセントが通っています。
さらに、母親も父親も育児休暇で差別されることが禁じられます。二人であわせて三年間育児休暇を取れます。さらに、一年間は給料の八割の手当を受け取れます。
そして、10週間のパパ・クオータ制といって父親しかとれない休暇があります。
さらに、両親に12歳未満の子どもを持つ親に年間10日間の看病休暇与えられます。
もいろん、お金がかかります。しかし、経済的に十分見返りがあります。企業にとってもいいことなのです。
労働参加率を達成し、比較的高い出生率も維持しています。家庭と育児に対する男性の姿勢も変化しています。
ただ、ビジネス界では、女性管理職が低いことなどが課題です。
そこで、2004年から、政府系企業で取締役会の男女比率をそれぞれ、40%を義務付けるようになりました。
先進国が少子高齢化が進むにつれ、福祉が危機になっています。それに対する戦略が必要です。
ノルウェーは、男女平等政策で数値を改善している。もちろん、全てが日本に当てはまるとは限らない、しかし、経験が役に立てれば幸いです、と結ばれました。
以下は質疑応答について
ノルウェーでは、学費負担はないのでその点では親に不安はありません。
日本でいういじめとか、不登校などには、自治体の組織と、民間双方できめ細かく対応している、ということです。
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出生率低下、高齢化に対応し、社会・経済の維持
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男女平等政策は、経済政策の一環でもあります。
ノルウェーの場合、1969年には母親の9割が主婦でしたが、今は9割の母親が仕事を持っています。
豊かな家庭生活の保障とあわせて進められるようになりました。
政治参加も進んでいます。閣僚のうち20人のうち10 人です。
国会議員169人のうち64人が女性です。
しかし、それでも、「市長は女性がわずか23%」「地方議員は37%にすぎない」とおっしゃったのが印象的です。
そこで、ノルウェーの地方自治省は、地方での女性の政治参加に取り組んでいます。
今は、大学生の六割は女性です。教育、社会、政治、経済に男女平等に参加することが重要だ、と若い世代は考えています。
ノルウェーは、出生率は、現在は1.96です。スペインでは、1.27,ドイツは1.34です。
欧州委員会は、
就業開始年齢の遅れ
不安定な雇用状況
高い住宅費
子育てを支持する制度がない
ことを少子化の背景として挙げています。
ノルウェーの制度は、女性も男性も家庭生活を両立できることを目的としています。
家族の経済的な安定。ノルウェーでは、毎月1.5万円を母親に子ども手当を支給。
保育施設も充実され、子どもが一歳になると、全ての親が保育施設に入れる権利が生じます。
親の負担は、最大の費用は3.5万円です。現在は2.6万円に引き下げることにしています。
現在は、1歳から5歳までの子どもの87パーセントが通っています。
さらに、母親も父親も育児休暇で差別されることが禁じられます。二人であわせて三年間育児休暇を取れます。さらに、一年間は給料の八割の手当を受け取れます。
そして、10週間のパパ・クオータ制といって父親しかとれない休暇があります。
さらに、両親に12歳未満の子どもを持つ親に年間10日間の看病休暇与えられます。
もいろん、お金がかかります。しかし、経済的に十分見返りがあります。企業にとってもいいことなのです。
労働参加率を達成し、比較的高い出生率も維持しています。家庭と育児に対する男性の姿勢も変化しています。
ただ、ビジネス界では、女性管理職が低いことなどが課題です。
そこで、2004年から、政府系企業で取締役会の男女比率をそれぞれ、40%を義務付けるようになりました。
先進国が少子高齢化が進むにつれ、福祉が危機になっています。それに対する戦略が必要です。
ノルウェーは、男女平等政策で数値を改善している。もちろん、全てが日本に当てはまるとは限らない、しかし、経験が役に立てれば幸いです、と結ばれました。
以下は質疑応答について
ノルウェーでは、学費負担はないのでその点では親に不安はありません。
日本でいういじめとか、不登校などには、自治体の組織と、民間双方できめ細かく対応している、ということです。
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by hiroseto2004
| 2010-08-08 10:21
| ジェンダー・人権
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