民主党代表選挙に期待される論戦
2010年 08月 27日
9月1日告示、9月14日執行の民主党代表選挙。
菅直人現総理・代表と小沢一郎前幹事長の対決が確実となりました。
菅直人・小沢一郎ついに全面対決へ。議論してほしい諸点(きまぐれな日々)
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1103.html
上記の記事は民主党代表選挙で議論して欲しい点を非支持者のkojitaken様の目からまとめています。
上記記事も参考にしながら、両候補に論じて欲しい点を列記します。
まず、大きな争点は景気対策、雇用対策でしょう。
財政政策については、「今」緊縮財政をやることは、まったく間違っている、というのは、竹中平蔵さんのような新自由主義者でさえ、認めています。
この点では、緊縮財政の野田財務大臣を重く用いた菅直人総理、そして、藤井裕久さんをやはり財務大臣にした鳩山前総理は間違っていた。
亀井静香さんあたりを財務大臣にする度量が次期総理には必要でしょう。野田財務大臣をこのまま続投させるのは、極めて危険です。
ただ、もうひとつの大きな論点は、中長期的な政府の大きさでしょう。
「小さな政府」か、「大きな政府」か。わたしたち「生存ユニオン広島」としては、めざすべきは、「効率的な大きな政府」です。「えらい人」の既得権は削りつつ、現場サービスは充実させる方向を目指しています。(同一価値労働同一賃金と社会的なセーフティーネット充実、企業内セーフティーネットに依存せずに済むシステム)
お金持ち増税にまず踏み込みつつ、大きな政府をめざすのか?そうではなく、橋下知事とか、みんなの党のような小さな政府をめざすのか?菅・小沢両候補ははっきりさせるべきでしょう。
経済対策でいえば、いわゆるリフレの是非も合わせて伺いたい。リフレはみんなの党が主張し、デフレに危機感を持つ中小企業主やデフレで割を食ってきた一部ロスジェネ層にウケました。
「生存ユニオン広島」としては、政府紙幣発行による、ベーシックインカム的な制度(一人年額100万円程度)を暫定的に導入することを提案しています。リフレと再分配を組み合わせた様な方向を求めたいと思うが、両候補のお考えを伺いたい。
民主党が2009年衆院選で掲げた取調べ可視化、企業団体献金禁止、選挙運動の自由化などについては、実施が遅れています。これらは、国民が民主党に期待した部分の柱でもあります。両候補から、実施への決意を改めて伺いたい。
基地問題については、小沢候補が普天間基地の辺野古移設を批判しています。この点は歓迎したい。問題は、どのようにでは見直しを実現するか。どのような決意をもって事にあたるか、です。
どうも、辺野古は、結局は自衛隊基地にするという話も表ざたになっています。日本側の防衛利権関係者が、アメリカを出汁にしていたのではないか、という疑惑もあります。今一度仕切り直しをお願いしたい。
政治と金の問題についていえば、そもそも、小沢さんも、中途半端に引いたのがまずかった面はある。
土地取引の際に登記が遅れるなどは、よくある話です。資金繰りをいちいち帳簿につけないのも良くあるはなしです。
ただ、小沢さんが自分から辞めてしまったために、却ってあとから、いろいろ突っ込まれる原因になっている。「辞めたからには、やましいことがあるに違いない」と。
基本的な事を、今はやりのビジュアルなパネルとかを使って、小沢さん自ら国会や記者会見で説明するなどしつつ、続投すべきだったでしょう。
この辺の小沢さんの説明不足は、まずかった。もちろん、菅総理も、意外と守りには弱かった。参院選前の国会を延長しなかったのは、コソコソ逃げ回る印象を与えてしまったのはまずかった。
菅候補、小沢候補。逃げ回る印象を与えるのではなく、正々堂々の論戦でぶつかり合って欲しいとおもいます。
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まず、大きな争点は景気対策、雇用対策でしょう。
財政政策については、「今」緊縮財政をやることは、まったく間違っている、というのは、竹中平蔵さんのような新自由主義者でさえ、認めています。
この点では、緊縮財政の野田財務大臣を重く用いた菅直人総理、そして、藤井裕久さんをやはり財務大臣にした鳩山前総理は間違っていた。
亀井静香さんあたりを財務大臣にする度量が次期総理には必要でしょう。野田財務大臣をこのまま続投させるのは、極めて危険です。
ただ、もうひとつの大きな論点は、中長期的な政府の大きさでしょう。
「小さな政府」か、「大きな政府」か。わたしたち「生存ユニオン広島」としては、めざすべきは、「効率的な大きな政府」です。「えらい人」の既得権は削りつつ、現場サービスは充実させる方向を目指しています。(同一価値労働同一賃金と社会的なセーフティーネット充実、企業内セーフティーネットに依存せずに済むシステム)
お金持ち増税にまず踏み込みつつ、大きな政府をめざすのか?そうではなく、橋下知事とか、みんなの党のような小さな政府をめざすのか?菅・小沢両候補ははっきりさせるべきでしょう。
経済対策でいえば、いわゆるリフレの是非も合わせて伺いたい。リフレはみんなの党が主張し、デフレに危機感を持つ中小企業主やデフレで割を食ってきた一部ロスジェネ層にウケました。
「生存ユニオン広島」としては、政府紙幣発行による、ベーシックインカム的な制度(一人年額100万円程度)を暫定的に導入することを提案しています。リフレと再分配を組み合わせた様な方向を求めたいと思うが、両候補のお考えを伺いたい。
民主党が2009年衆院選で掲げた取調べ可視化、企業団体献金禁止、選挙運動の自由化などについては、実施が遅れています。これらは、国民が民主党に期待した部分の柱でもあります。両候補から、実施への決意を改めて伺いたい。
基地問題については、小沢候補が普天間基地の辺野古移設を批判しています。この点は歓迎したい。問題は、どのようにでは見直しを実現するか。どのような決意をもって事にあたるか、です。
どうも、辺野古は、結局は自衛隊基地にするという話も表ざたになっています。日本側の防衛利権関係者が、アメリカを出汁にしていたのではないか、という疑惑もあります。今一度仕切り直しをお願いしたい。
政治と金の問題についていえば、そもそも、小沢さんも、中途半端に引いたのがまずかった面はある。
土地取引の際に登記が遅れるなどは、よくある話です。資金繰りをいちいち帳簿につけないのも良くあるはなしです。
ただ、小沢さんが自分から辞めてしまったために、却ってあとから、いろいろ突っ込まれる原因になっている。「辞めたからには、やましいことがあるに違いない」と。
基本的な事を、今はやりのビジュアルなパネルとかを使って、小沢さん自ら国会や記者会見で説明するなどしつつ、続投すべきだったでしょう。
この辺の小沢さんの説明不足は、まずかった。もちろん、菅総理も、意外と守りには弱かった。参院選前の国会を延長しなかったのは、コソコソ逃げ回る印象を与えてしまったのはまずかった。
菅候補、小沢候補。逃げ回る印象を与えるのではなく、正々堂々の論戦でぶつかり合って欲しいとおもいます。
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by hiroseto2004
| 2010-08-27 20:27
| 経済・財政・金融
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