大坪・佐賀被疑者懲戒免職「推定無罪」はどこへ行った？！ : 広島瀬戸内新聞ニュース（社主：さとうしゅういち）

元特捜部長ら「起訴休職」ではなく「懲戒免職」「推定無罪」はどこへ行った？！
2010年 10月 21日 07:22 《大阪》【論説】＜事件＞＜人権＞＜法律・裁判＞
さとうしゅういち
http://www.janjanblog.com/archives/19878

法務省は、大阪地検特捜部の部長（被疑事実当時）大坪弘道被疑者と、（同じく）副部長だった佐賀元明被疑者を起訴に併せて懲戒免職にするそうです。

わたしは、このニュースを聞いたとき、違和感を覚えました。

「おいおい。大坪被疑者も佐賀被疑者もまだ推定無罪ではないのか？」
「両被疑者による『被害者』の村木厚子さんも、起訴された際には、『起訴休職』になったではないか？なぜ、『起訴休職』ではなく、懲戒免職なのだ？！」
「もし、両被疑者が、無罪になった場合、法務省はどう、責任を取るのか？！」

特に法務大臣が、わたしが所属する民主党の広島県連所属の柳田稔参院議員であるだけになおさら、心配になります。

厚生労働省はまだ、村木さんを起訴休職扱いにしておいてよかった。しかし、懲戒免職にしてしまった上に、無罪になったら、どうするのか？

無罪になることを想定していなかったとしたら、村木さんの冤罪事件の教訓はあまり生かされていないことになりますよ？

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