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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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欧米は価格保障も残っている 京野きみこさんのブログより

所得保障に転換した日本の農業政策。

ただ、海外の場合は、価格保障も残っているのです。

そのことを京野さんも触れています。

http://yaplog.jp/galinaisno1/archive/1285

昨日、午後1時半にJA秋田中央会、秋田県農業会議、秋田県農業共済組合連合会、秋田県土地改良事業連合会の農業四団体主催の総決起集会が秋田市で開催された。
主催者のお話によると、四団体が共催するのは、初めての試みだそうだ。





モデル事業参加農業者に対する10a当たり15000円の固定費は、12月24日までに各農業者に直接、支払われる。(そのためには、通知を見逃さず、署名押印して返送してくださいね。)
米価が下落した場合は、3月31日までに変動費が支払われる。
さらに、転作分については、1月から2月にかけて支払われる。
この三段階の支払いによって、とりあえず、所得補償制度のモデル事業に参加した農業者の場合は(転作分については、非参加の農業者も対象となるが)、不作による収量減や品質低下による収入減以外の、これまで恒常的に赤字を出して来た部分については、補てんされることになる。
問題は、収量減や品質低下による収入減に対しては、補てんがないことである。
また、4月以降も米価が下落した場合に対しても、今のところ、対策がない。
平成21年度産米の在庫が相当数あることや、本年度産の作付分も余剰米が出ることが予想されることなどで、各団体および構成員の方々が非常にナーバスになっている。
一方、後半にかけて米価は上昇基調になるという見通しを立てて、今のうちに、せっせと安値で買って、利ざやを取ろうとする業界の動きも報告されている。
心理的な不安というものに対して、無感覚でいるわけではないが、政府の見解としては、米価の価格支持政策から、農業者への直接支払いへと政策の転換をしたから、従来の制度に乗った形での米価対策としての米の買い上げは出来ない、とことで終始一貫している。
消費者負担から納税者負担へ、という大転換をするという建前から言っても、ここで、米価の価格支持政策を取れば、いわば、納税者への二重負担が発生する、という理屈になる。
しかし、この理屈は、なかなか生産者や農業団体にご理解を戴くことが難しい。
現に、わたしも、挨拶でチャレンジをしてみたが、あえなく、野次られてしまった。
今日、FTA、EPA等のPTで農林水産省が出した資料によれば、EUや米国では、直接支払いと価格支持政策が同時に行われている。価格支持政策は縮小させつつも、一応、形の上では併存している。そうしたことに鑑みれば、二つの政策は矛盾するから絶対に採用できない、という理屈も必ずしも成立しないのかも知れない、と思った。
来年度、何らかの形で、供給過剰に手を打つことは、可能なのではないか?それが可能であれば、どれだけ我々も説明が楽か、と思う。

集会終了後、大潟村で開催されている、東北ブロックパーキンソン病友の会に向かう。
日大付属板橋病院脳外科の深谷准教授が懇切丁寧に、脳深部刺激療法という手術の適応非適応の症状について、また、手術効果の持続期間というか、病気の進行に抗して、効き目を発揮する期間について、説明をなさった。
自分のごく親しい友人が病歴15年目、他にも多くの知人やその親戚に、この病気で苦しむ方々がいる。
服用で頑張るのか、あるいは脳外科手術によって電極を埋めたほうがよいのか。患者さんにとっては、まさに実存的な選択である。選択の悩みの深さを初めて理解することが出来た。交流会は、挨拶と乾杯後、すぐに退席して、最終便に乗るために、秋田空港に向かわなければならなかったので、ちょっと残念だった。
[ 関連キーワード ]
パーキンソン病  JA秋田  秋田県農業共済組合 

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なお、所得保障の変動費分については以下に補足されています。


農家の方々へ、とりあえずこの場をお借りしての確認です。
万一の米価下落に対して支払われる変動費についてですが、これは、支払いの対象が、実際の収穫数量ではなく、面積換算です。
秋田県の場合は、10a当たり、572.96キロが米価下落時の補償の対象になります。
収量減や品質低下の実数にリンクしない形で、10アール当たり秋田県の場合は、572.96キロの収量が上がる、との前提で、過去3年間の平均を下回った額について補償されることになるということです。
うかつにも、わたしは変動費は、実収量が対象になると誤解をしておりました。
自分がうかつなだけで、実際の生産者の皆さんはご承知かも知れませんが、もしかして、こうしたことも意外に浸透していないかもしれない場合に備えて、一応告知をします。


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by hiroseto2004 | 2010-10-21 12:53 | 農業・食料 | Trackback