小沢さん政倫審出席で前に進めばいいが・・ : 広島瀬戸内新聞ニュース（社主：さとうしゅういち）

小沢騒動は、結局は、小沢さんが政倫審に出席すると決断し、ひとまず落ち着きそうです。

小沢さんの政倫審出席拒否は、筋論からいえば、正しかったと思います。しかし、政治的に点数を稼ぐのはどちらかといえば、出席したほうでしょう。

菅直人総理は、これで、逆に、小沢さんを批判して溜飲を人々に下げてもらおうという手法が取れなくなった。むしろ、総理のほうが内心、しまった、と思っておられるかも知れない。

いずれにせよ、総理が、たちあがれ日本と同じ志向性＝財政再建至上主義に傾き続けるなら日本経済はむちゃくちゃになります。

デフレ対策、貧困対策を思い切って打てないなら、総理の支持率は下がり続けるでしょう。

とにかく、総理は中途半端すぎた。

扶養控除縮小や相続税増税も、教育無償化とセットならここまで反発を買うこともなかった。
教育無償化ではなく、法人税率引き下げに充てたように見えたことが致命傷になっています。

思い切った再分配強化と積極財政に踏み出せないなら総理は退陣されたほうがいい。

小沢たたきもこれ以上使えなくなったとき、総理はやばいことになる。

残念ではあります。何の為に代表選挙をやったのか。その重みが軽視される結果にはなりますが・・。

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