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by hiroseto2004
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飯田哲也さん講演会

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「地域からの自然エネルギー革命を!」と飯田哲也さん広島で熱弁
2011年 1月 30日 22:41《山口》 《広島》 【取材ニュース】 <エネルギー> <経済>
さとうしゅういち

http://www.janjanblog.com/archives/30176
飯田哲也さんは京大原子力工学科ご卒業。神戸製鋼に勤務しました。

その後、『原子力村』を脱出されました。

以下は飯田さんのお話の概要です。

地球環境については、『やはり気候が変動しているのはエネルギー問題について大きなリスクである。』と指摘。ただ、アメリカは中間選挙では地球環境問題に熱心だったオバマ政権が後退。さらに、日本でも民主党の環境政策が後退しています。







一方で、ドイツ軍は石油危機パニックへの対処も検討しています。

アメリカではエネルギー変革の中心はペンタゴンだそうです。海兵隊は、移動手段を全てソーラーに変えるなど、軍部が一番熱心だったそうです。歴史的にエネルギー変革の先頭にたっていたのは軍隊だったのであたりまえといえばあたりまえとも指摘しました。

イギリスやドイツ、デンマークなどは経済を成長しつつ、二酸化炭素を減らしています。アメリカは経済を成長しつつ二酸化炭素も増やしています。

日本は経済も成長しない、二酸化炭素排出も増えるということで、最悪の状態になりました。

日本は省エネ大国、という神話があります。しかし、飯田さんはそれを木っ端微塵に否定します。

産業界だけを見ると、アメリカより効率が悪く、EUの二倍効率が悪いのです。

アメリカの場合は、経済総体としてみると、自動車を使いすぎているから効率が悪い。

一方で日本は、家庭ではEUよりはエネルギーを使っていません。日本は断熱機能が住宅に無いので、布団をたくさんかけているだけだそうです。

日本人の貧しい暮らしが産業界の非効率をおぎなっているだけなのです。

新聞記者たちも記者クラブなどで官僚や電気事業連合会から日夜洗脳されているということです。
原子力こそが、安定している、自然エネルギーは不安定だと洗脳されています。

しかし、世界で何が起きているかわからない、ということです。

世界では、銀行がお金を原子力発電に貸せなくなっているそうです。

自然エネルギーはどんどん伸びているが、原子力の発電量は半減しています。

原子力ルネサンスなどと言われていますが、原子力は衰退するばかりです。原子力発電新設を決めた電力会社の社債は一挙に格付けが下がるそうです。日本は地域独占があるから維持できているだけです。

世界では自然エネルギー革命が第四の革命だそうです。農業革命、産業革命、IT革命につぐものです。

自然エネルギーを高い価格で買い取る賢い政策を導入できた国では次々と離陸しています。ドイツ、スペイン、そして中国、タイでも革命が始まっています。タイでは太陽光発電普及制度を五年前に導入しています。タクシン首相の功績だそうです。

日本が見下していた国々が、どんどん日本の先をいっています。

かつては、日本は太陽光市場で、かつてはトップでしたが、いまや、ドイツの十分の一に過ぎません。
一度加速し出すと規模の経済が働きます。累積の生産量が倍になると、1割安くなる法則が働いています。原子力はどんどん減っています。

自然エネルギーは、投融資は毎年3,4割の勢いで増えており、2030年頃には世界経済の一割になるのではないか、ということです。

半分が欧州、四分の一アメリカ、日本は1,2パーセントにすぎず、日本が完全に取り残されます。

政治的な意思で適切な政策を取れば、大変なことができるのです。空想が現実になるのです。
欧州ではスーパーグリッドが進んでいます。わたしたちは子孫のためにつくる、とスイスの電力会社の方はおっしゃるそうです。

アメリカではカリフォルニアの砂漠に、集中太陽熱発電をつくり、柏崎刈羽並の電気が作れるそうです。アジアでもゴビ砂漠につくる構想もあります。

しかし、日本では、電力会社の独占、貧しい支援策、縦割り・硬直規制、社会的な合意の不在により、日本の自然エネルギーは四面楚歌になっています。あまりに日本の法制度における政策目標は実績より小さすぎるのです。高い志と賢い政策がないのです。

今、短期的に自然エネルギーのために負担をすれば将来的には、コストが低くクリーンなエネルギーができます。

東京都は、いままでは他の地方にゴミや危険を押し付けていました。しかし、これからは、他の地方に自然エネルギーを増やしてもらうべく協力する。

秋田県などは、風車を千本作れば、あきたこまちに匹敵する金が稼げます。

地域のエネルギーは地域の事業主体が地域のお金をつかってやればいい、とおっしゃいます。
秋田や長野の場合は、地域の金融機関は地域外に投資してしまうのです。

エネルギーとお金の流れに注目して変えるのが大事です。

デンマークでは風力発電にほとんど反対がありません。

再生可能エネルギーを再生可能な範囲で使うしかない、という原則が共有されています。

ルールもつくられています。インターネットや携帯にルールがあるのと同じことです。
デンマークでは、土地利用計画を定めていて、風力発電を立てていい場所とよく無い場所を住民合意で決めています。

地域のエネルギーから得たお金は地域のものになるというコンセンサスがあるのです。地域の人が出資する構図が必要です。

日本でも、祝島では、祝島のエネルギーを自然エネルギー100パーセントにしようというプロジェクトが立ち上がっています。


質疑応答では以下のようなやりとりがありました。

電力会社がメガソーラーをつくるのは、アリバイに過ぎないそうです。採算も取れません。
飯田さんは、やるなら地域の人が出資する形ですべきだ、とおっしゃいました。
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