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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

河野美代子先生『知事抹殺』を読んで

http://miyoko-diary.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-6de6.html

「知事抹殺」
 やっと読み終わりました。なかなか手に入らないと友人に聞き、いつかは読みたいと思っていました。ところが、佐藤栄佐久さんのブログを読んで、重版されたことを知り、ゆめ書房のはるめさんに電話で取り寄せをお願いし、早速に届けて頂きました。
 何と、何と。読みながら、何回涙したことでしょうか。福島県民を守るために、これほどまでに巨大な権力と戦い、ついに力つき、でも、今なんとか踏ん張って生きている人がここにいる。私は今、深い感動に包まれています。
 



読みながら、様々な思いが湧き上がって来ました。権力と闘うということが、どれだけ大変なことか。さらに、東京と地方、原発への思い、家族、部下、県民への深い愛情。一面、こうして日本の原子力政策は続けられてきたのだと、あらためて怒りが湧いてきます。
 うわあ、これは!としょっぱなからびっくりしたのが、プロローグです。まず、これに打ちのめされ、ああ、早く読みたい!と気持ちがはやりました。そこの一部だけ引用します。
『 福島県会津の山間部は、豪雪地帯である。
 この地方に伝わる習慣に「墓碑標」がある。
 地方では「墓印」と呼ばれているが、冬、この一帯は墓地の場所がわからなくなるぐらいに雪に埋もれてしまうので、墓のある場所に積もった雪に、長い杉の細木を刺すのである。雪に刺さりやすいように、枝はすべて落とされているが、先端だけには葉を残しておく。積もった雪の上に杉の葉が出ているので、見つけやすいのである。
 積雪地帯では、雪が積もっているときには墓参りはしない。
 では、いつ役に立つのか。
 その墓をもつ家に、死者が出た時である。墓碑標のあるところを掘っていけば、墓が出てくる。昔は土葬をしたので、墓を雪から掘り出した後、さらに墓穴を掘るのである。
 だから墓碑標は、亡くなる人が出そうな家が立てる。しかし、その家の老人が自ら「立てておいてくれ」と頼むことも多いのだそうだ。(略)
 有権者の信任によって生かされてきた私は、死んだ。(略)
 ここに墓がある。
 本書は、私をめぐる、たくさんの「墓碑標」の物語である。』(引用終わり)
 これだけで、もう涙が出そうです。多くの人に読んでいただきたい本です。
 昨日、浜松から木製品が届きました。今回の講演会を企画して下さった中学の先生は、浜松の中心部から二時間もかかる山奥の学校に勤務していらっしゃるそうです。
 その先生のお友達に、このような木製品を作る方がいらっしゃるのだと。いいにおいのするヒノキの積み木、きれいに面取りがしてある立方体が百個入っています。臼と杵。洗濯板。お椀と箸置き。何と素敵な!積み木は早速クリニックの待合室のキッズコーナーに置きました。子ども達が遊んでくれるでしょう。臼と杵は、どう使おうか、考えています。お餅をつきたいなあ、と思っているのですが。
 とっても嬉しいのですが、恐縮してしまいました。ありがたいことです。




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by hiroseto2004 | 2011-05-18 18:12 | エネルギー政策 | Trackback