格差是正のためにも独善は許されない
2011年 05月 20日
4月10日の県議会議員選挙で落選後数日、ある女性の非正規労働者の方からご相談を受ける機会がありました。
その合間に、このようにおっしゃいました。
「さとうくん、応援していたのに残念だった。」
彼女は、ずっと若者や女性を中心とする非正規労働問題に取り組んでいたことをよくご存知だったのです。
わたくしは、本当に情けなかった。県議会議員になり、広島県内だけでも、広島電鉄方式での格差是正に取り組みたかった。それができなくなり、本当に申し訳なかった。
しかし、それは、わたくしの不徳でもあります。わたくしは、ここ数年、既存の労働組合や左翼(共産、社民から民主党左派くらい)というものを一緒くたくにして、ぶった斬っているような「イメージ」を与えてしまっていました。
わたしにその意図がなくても、相手がどう受けとるかが問題なのです。このことも敗因と言えます。
そうはいっても、きちんと、既存の左派の団体の皆さん、労働組合幹部の皆さんともこちらからは「対話の窓」を開いていなければならなかった。
左翼や労働組合、団体全てを十把一絡げに批判しているようなイメージを与え、孤立してしまった。「しがらみがない」なんてカッコ付けても駄目です。
結局、非正規労働者の権利向上という「目的」を達成できなければ、何を言ってもさとうしゅういちの負け惜しみです。
そもそも、相撲を取る(政策提案)前に、土俵(議会)に上がれないのですから。
市民運動をやるという手もありますが、さとうしゅういち=「既存の左派や労組の皆さんをぶった斬っている」イメージが残ったままでは、進むものも進みません。
リアリズムに立たないと行けません。例えば、左派政党や労組の推薦を受けても、正社員/非正規社員双方に目配りをする。それができればいいのです。
「さとうさん。いろいろな人を上から目線でぶった斬っていたでしょう」
ご支援いただいたある方(この方は左翼ではない。)にこのように、指摘され、わたしは、うつむくしかありませんでした。彼女に対しても本当に面目ない。その結果として期待に答えられなかったのですから。
腹を立てるあまり、相手をぶった斬ってしまい、選挙であっても市民活動であっても、「議論の土俵」にさえ結局上がれず、「相撲を取れない」という状況。
このような愚は繰り返してはならぬ。政策を実現するには、味方は多くせねばならぬ。
非正規労働者当事者の皆様にわたしとしては、大いにお味方するつもりでした。
ところが、妙なこだわりで、既存の組織をぶった斬り、自身も落選し、そして格差是正を遅らせた罪は誠に重い。次回は同じ過ちは許されません。
まず、相手に議論の土俵に上がっていただくよう自分から頭を下げる。組織に属する人からもきちんと話を聞く。まずは、そこからです。
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彼女は、ずっと若者や女性を中心とする非正規労働問題に取り組んでいたことをよくご存知だったのです。
わたくしは、本当に情けなかった。県議会議員になり、広島県内だけでも、広島電鉄方式での格差是正に取り組みたかった。それができなくなり、本当に申し訳なかった。
しかし、それは、わたくしの不徳でもあります。わたくしは、ここ数年、既存の労働組合や左翼(共産、社民から民主党左派くらい)というものを一緒くたくにして、ぶった斬っているような「イメージ」を与えてしまっていました。
わたしにその意図がなくても、相手がどう受けとるかが問題なのです。このことも敗因と言えます。
そうはいっても、きちんと、既存の左派の団体の皆さん、労働組合幹部の皆さんともこちらからは「対話の窓」を開いていなければならなかった。
左翼や労働組合、団体全てを十把一絡げに批判しているようなイメージを与え、孤立してしまった。「しがらみがない」なんてカッコ付けても駄目です。
結局、非正規労働者の権利向上という「目的」を達成できなければ、何を言ってもさとうしゅういちの負け惜しみです。
そもそも、相撲を取る(政策提案)前に、土俵(議会)に上がれないのですから。
市民運動をやるという手もありますが、さとうしゅういち=「既存の左派や労組の皆さんをぶった斬っている」イメージが残ったままでは、進むものも進みません。
リアリズムに立たないと行けません。例えば、左派政党や労組の推薦を受けても、正社員/非正規社員双方に目配りをする。それができればいいのです。
「さとうさん。いろいろな人を上から目線でぶった斬っていたでしょう」
ご支援いただいたある方(この方は左翼ではない。)にこのように、指摘され、わたしは、うつむくしかありませんでした。彼女に対しても本当に面目ない。その結果として期待に答えられなかったのですから。
腹を立てるあまり、相手をぶった斬ってしまい、選挙であっても市民活動であっても、「議論の土俵」にさえ結局上がれず、「相撲を取れない」という状況。
このような愚は繰り返してはならぬ。政策を実現するには、味方は多くせねばならぬ。
非正規労働者当事者の皆様にわたしとしては、大いにお味方するつもりでした。
ところが、妙なこだわりで、既存の組織をぶった斬り、自身も落選し、そして格差是正を遅らせた罪は誠に重い。次回は同じ過ちは許されません。
まず、相手に議論の土俵に上がっていただくよう自分から頭を下げる。組織に属する人からもきちんと話を聞く。まずは、そこからです。
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by hiroseto2004
| 2011-05-20 23:44
| 広島県議会議員選挙
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