さとうしゅういちの今後の活動について

さとうしゅういちは、２０１１年１月３１日に広島県庁を退職。４月１０日執行の広島県議会議員選挙に挑みました。

　４２７８票を頂きましたが、及びませんでした。その後、６月２０日より、民間において、県庁時代、９年間従事した医療・介護分野の行政経験を生かせるお仕事を頂いております。幸い、公務員時代と大差のない給料を頂き、大変感謝しております。

　



正直に申し上げれば、県庁時代と比べてもやりがいのある仕事をいただき、幸せです。

　医療、介護の分野において、行政、そして今度は民間の立場で、県民の皆様のために頑張って参りたいと思います。

　そもそもわたしが県議会議員選挙で訴えた、「ひとりも見捨てない県政」は行政や議員だけでつくるものではありません。医療／介護の分野ではサービス提供者と利用者、行政でつくっていくものです。

　そうした文脈からすれば、民間で医療や介護の分野に携われる事は、決して負け惜しみではなく、議員になるのとは別の意味で本当に喜ばねばならぬ事と考えております。３５歳という若さで、行政、民間双方を経験できる、というのは、人生の中で多彩な経験を積む事ができて、幸せだと考えねばなりません。

　また、広島市の男女共同参画審議会委員の公募に応募し、この度、選任される運びとなりました。

　さとうしゅういちは、行政での経験、そして女性の政治参画や非正規労働者の問題等の市民活動での経験を生かし、松井市長に対し、忌憚なく物申して参ります。

　今後は、まずは、市民として仕事を通じて貢献する事を最優先します。そして、審議会の委員としても頑張ります。

　そもそも、わたしが理想とする民主主義のあり方は、「誰もが、市民の代理人として、議会に行ける」ような状態です。「お前、今度俺たちの代わりに意見を言いに行ってこい」という感覚でしょうか。官僚とか世襲とかのエラい人ばかりではなく、多くの人が政治を担いうる状態が望ましいと考えます。

　そういう意味からすると、政治活動ばかり４年間しているようなスタイルはわたしは取りません。最近、いわゆる高学歴ニートの若者が「就活」と称して、４年間政治活動ばかりしている、というケースが特に首都圏では多いようです。だが、そんなことで当選したとしても、今までの「議員になるための議員」と変わらない、ことになりかねません。それはご本人の自由ですが、さとうしゅういち自身はそういうことはしません。

　そもそも、議員でなくてもできることはたくさんあるわけで、普段はそれをまじめにやっていればよいのです。４年間のわたしの仕事ぶりを市民が観察し、議員としてふさわしければ選んで頂けるし、そうでなければ選んでいただけない、というわけです。

　今後とも、みなさまのご指導／ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

　さとうしゅういち拝


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