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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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ひろしま女性大学福山校同窓会

今日、10月10日は、ひろしま女性大学福山校の同窓会に出席しました。

1990年代に男女共同参画社会を担う女性の育成のため、開講。2007年以降は男性も受講できる「エソールひろしま大学」と改称して続いています。

さとうしゅういちは、2008年から三年間は福山校で、今年は広島校で応用講座を受講しています。

今日は、福山市立女子短大の安川悦子学長が、女性の問題・老いの問題と題して講演されました。

安川先生は、現代社会において女性への差別と高齢者への差別に共通の構造があることを指摘しました。

資本主義社会においては、女性は子育てとケアが役割とされ、労働から疎外されている。
それと同様に、高齢者も老いが「恥」と規定されることにより、無視されている、と指摘。

これは、「第二の性」を書いたボーヴォワールが、「老い」の中で「共謀の沈黙」と指摘しています。

高齢者は「無力で、慢性病にかかり、ねたきりになり、孤独で受け身である」(フリーダン、「女性の神話」の著者)と規定されてしまうのです。

そして、経済効率の面からのみ捉えられ、年をとると経済社会から排除される、退職すると社会の厄介物になるのです。

いわゆる福祉国家も、結局は女性と高齢者を弱者として見下し、労働からは排除することを前提としていたわけです。女性も高齢者も二流市民とみなされてきた。

日本でいえば高度成長期、バブル期くらいまではそれでなんとか社会が回っていたように見えた。

だが、少子高齢化、人口減少社会となり、それではもたなくなってしまった。そこで、女性も高齢者も働くというパラダイムシフトが出てきた。

老年医学においても、若い男性を基準に高齢者を病人と見下すかのような風潮が是正されてきたそうです。

安川先生は、
女子差別撤廃条約の
すべての人に労働の権利がある
子育ては男性と女性の義務であり同時に社会の義務であること

高齢者のための国連原則
1高齢者の自立
2仕事、あるいは他の収入手段を得る機会を有すること
3退職時期の決定は自分でできること
4適切な教育や訓練に参加する機会があたえられること
5安全な環境に住むことができること
6可能な限り、長く自宅に住むことができること
を引用されました。

そして、多様な様式の仕事が存在し、その仕事は、「柔軟性、やりがい、分かち合いの責任」が実現すべき、であり、資本主義システムの脱構築が必要、と結ばれました。

今後の政治活動に改めていかしていきたい内容でした。

今日の同窓会は男性はわたしひとりですが、久々にみなさんと親睦を深められました。

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by hiroseto2004 | 2011-10-10 15:24 | ジェンダー・人権 | Trackback