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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

10月7日に開催された「原発の運転再開を止めよう!政府交渉」について、

東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/みどりの未来)です。
10月7日に開催された「原発の運転再開を止めよう!政府交渉」について、
美浜の会の島田清子さんによる報告を転送します。美浜の会のホームペ
ージに「交渉での確認点」と、追加の「質問・要請書」が掲載されています
ので、じっくりお読みください。なお、後半に確認点のみ貼り付けています。
[転送・転載歓迎/重複失礼]

………………………………………………………………………………………

皆様へ
島田です。重複失礼します。

7日に行った「運転再開を止めよう!政府交渉」について、
交渉での確認点、交渉を踏まえて今日出した質問・要請書を下記にアップ
しています。

拡散してください。

地震による配管破損を認めてこなかった保安院の事故シナリオは破綻しました。

★地震によって配管の破損がなかったとは断定していない。
★保安院の放射能放出シナリオでは、17:50の放射能漏えいを説明できない。
★保安院の事故シナリオで前提になっている「逃がし安全弁が開いた」証拠はない。

交渉での確認点を、今後の運動に活用していきましょう!

今日出した質問・要請書には、文書回答を求めています。

交渉での確認点
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/gov_neg20111007_kakunin.htm

交渉を踏まえた質問・要請書
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/gov_req20111011.htm

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

<政府交渉での確認点>

1.地震によって配管の破損がなかったとは断定していない、と原子力安
全・保安院が表明。

「地震によって配管破損がなかったとは断定していない」「地震で配管な
どが破損したことを全て否定してはいない」「地震による配管破損について
は、今後調査を進める予定」「配管がどうなっているかは、現場を見ないと
分からない」「現場に入って配管等に損傷がないかどうか確認する必要が
ある」 

2.1号機-保安院の放射能放出シナリオでは、17:50の放射能漏えい
を説明できないと認める。

保安院の放射能放出のシナリオ
逃がし安全弁が開き、そこから放射能を含む蒸気が格納容器に流出→
原子炉水位が低下→燃料が損傷→格納容器の圧力が高まり、格納容器
外(原子炉建屋)へ流出。

(1)逃がし安全弁が開くことがシナリオの前提になっているが、逃がし安全
弁が開いた証拠はない。
(2)18:00には格納容器の圧力は1気圧で、外の原子炉建屋と同じ。そ
のため、17:50に格納容器から放射能を含む蒸気が放出することはない。
(3)17:50に原子炉建屋で放射能が検出されたことについては、どの系
統からどこを通って出たのか確定できていない。いまのところ報告書に記
載されていない。
(4)IC系で配管破断信号が出た件については、「今後の調査が必要」

3.3号機-HPCI(高圧注水)系配管が地震で破損した可能性はいまも堅持。

(1)6月7日付のIAEA報告書の記載「『HPCI系統からの蒸気流出の可能
性がある』は撤回していない」
(2)東電は7月28日付報告書で、HPCI系統の配管が破損した場合を否
定する見解を出しており、保安院はその見解を持ち出して説明したが、東
電はその資料を記者に配っただけで国には報告していないと言っている。
保安院はこれを受け取ったかどうかについて答えられなかった。
 報告を受け取ったかどうかもはっきりしないのに、回答ではあたかも正式
文書として受け取ったかのような発言を行ったことについて、「まさに癒着」
と厳しく批判。

4.保安院として、ストレステスト結果の判断基準はない。

(1)「ストレステスト結果の判断基準は持っていない」。
(2)保安院は、ストレステストで「福島と同様のことが起こらないことを地元
に説明する必要がある」と述べたが、他方、その場合の「福島」が何かは
今後の問題だとした。福島原発事故の実態-地震で配管が破損していた
可能性について-も今後調査すると認めている。
「福島と同様のことが起こらないような判断基準」は存在しない。
(3)運転再開については、4者(首相、官房長官、経産大臣、原子力担当
相)の政治判断による。政治判断の基準は地元の理解など総合的な判断
になるのではないか。

5.原子力安全委員会は、ストレステストのダブルチェックは行わない。
評価についての判断基準は持っていない。

(1)「ストレステストは法の外にあるので、ダブルチェックの対象ではない。」
(2)安全委員会は、「保安院の報告についてストレステスト結果の妥当性
は確認するが、独自の判断基準はもっていない」。

6.やらせ問題については、参加者一同で再度の調査を求める。

・やらせの動機については、参加者が少なく会場に空席が目立たないよう
に等「外観を重視し」、シンポジウムの目的を間違えていたと繰り返した。
しかし、浜岡のシンポジウムでは募集期間はわずか一週間で、参加者を
広く集めるという努力はしていない。「外観重視」など全くウソだと、具体的
事実を示して市民側は批判した。
・第三者委員会の「最終報告書」では、41件の調査対象の内、32件につ
いて判断は直接には書いていないが、やらせはなかったと判断している。
しかし、これでは「やらせなし」の判断根拠も全く分からない。
・調査内容を公表するよう求める市民の声に対しては、「調査内容を公開
するためにやっているのではないので、調査の具体的内容は公開しない」
と形式的に回答するだけだった。

※政府側の出席者
原子力安全・保安院
 ・耐震安全審査室 御田俊一郎 上席安全審査官
 ・原子力安全基盤課 田口達也 課長補佐
 ・原子力防災課 事故故障対策室 浅田尚久 事故故障第一係長

原子力安全委員会事務局
 ・審査指針課 安全調査副監理官 長谷川清光
 ・審査指針課 安全調査官 柏村博之
 ・規制調査課 規制第一係長 薮本順一

経済産業省大臣官房秘書課(やらせ問題の第三者調査担当)
 ・青木洋純

内閣官房 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
 ・塩澤健一 参事官補佐

2011.10.11

[9月27日付 質問・要請書提出:22団体]
Shut泊/花とハーブの里/止めようプルサーマル!止めよう核燃料サイク
ル!女川原発地元連絡会/東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める実
行委員会/浜岡原発を考える静岡ネットワーク/eシフト/国際環境NGO
FoE Japan/国際環境NGOグリーンピース・ジャパン/原子力資料情報室
/福島原発事故緊急会議/福島老朽原発を考える会(フクロウの会)/
原発からいのちとふるさとを守る新潟県民の会/原発震災を案じる石川県民
/原発設置反対小浜市民の会/プルサーマルを心配するふつうの若狭の
民の会/グリーン・アクション/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会
(美浜の会)/島根原発増設反対運動/原発さよならえひめネットワーク/
玄海原発プルサーマル裁判の会/プルサーマルと佐賀県の100年を考える会
/反原発・かごしまネット



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by hiroseto2004 | 2011-10-16 23:23 | エネルギー政策 | Trackback