スカイツリー再開発で貧乏人を殺すな!□生きるために、公共地を奪い返そう!
2011年 10月 20日
(以下、転送転載歓迎)
■スカイツリー再開発で貧乏人を殺すな!
□生きるために、公共地を奪い返そう!
■There is an occupation going on!
スカイツリー建設とそれにともなう再開発がすすむ東京東部圏では、現在、竪川河川敷公園(江東区)と荒川河川敷(墨田区、管轄は国交省)の2箇所で野宿者排除との闘いが行われています。
公共地に居をかまえることは、極限の貧困と棄民政策の中、路上に叩き出された仲間たち自身が、野垂れ死にを拒否し、生き抜くために切り拓いてきた命の砦です。
私たちは野宿を余儀なくされた仲間たちはもちろん、多くの皆様とともにこれを守り、奪い返していきたいと考えています。
以下、
(1)竪川の仲間に激励のメッセージをお寄せ下さい!
(2)荒川の追い出しに対する10.24情宣&抗議行動にご参加下さい!
というお願いです。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
~(1)竪川河川敷公園~
江東区立竪川河川敷公園は、首都高7号大島小松川線の下に位置し東西2.5キロに長くのびる公園です。ここに、家や仕事を失い野宿を余儀なくされた約60人の仲間たちがテントや小屋をたて暮らしています。
2006年、江東区は竪川で暮らす仲間たちに対し、公園改修工事を名目に紙切れ一枚で立ち退きを迫ってきました。以来、竪川の仲間たちは何年にもわたり、寄り合いを結成し、何度も区との団交を闘うなど、力強い粘りと団結によってこの野宿者排除に果敢に抵抗してきました。
しかし現在、区は非常に暴力的な姿勢で仲間たちに排除圧力をかけつつあります。竪川の仲間たちは、追い出しに屈せず、自らの生活を守ることはもちろん、貧困者が命をつなぐ拠点としての公共地を守ろうと闘ってきました。それだけでなく、貧困者の生きる糧を奪うアルミ缶・古紙回収禁止条例にも最先頭で反対の声をあげてきました。
彼らの思いに応え、孤立させないためにも、どうか多くの皆様のご支援とご注目をお願いいたします。
■お願い■ 竪川の仲間たちに応援のメッセージをお寄せください!!
<送付先>
mail: san-ya@sanpal.co.jp
郵便:台東区日本堤1-25-11 山谷労働者福祉会館気付
※送っていただいたものは、竪川の仲間に届けたうえ、現地での掲示やブログ等で紹介させていただきます。
※名前や肩書き、地域なども公開してよいという方はその旨お書きそえください。
※多くの方の声が寄せられれば、皆の励みになることはもちろん、行政に乱暴なことをさせない監視の目にもなります。ご協力よろしくお願いいたします。
<最近までの動き>
竪川では2009年、仲間の暮らしと隣り合わせで工事が始まりました。江東区は、一度は「野宿者排除はしない」と約束し、当事者との話し合いを重ねてきたにも関わらず、工事が本格化するや「竪川は一部有料のスポーツ公園としてリニューアルする」「居住権は認めない」などと言って排除圧力を強めてきました。
工事は東西に長い公園を西側からA、B、C工区と3つに分けて進んでいます。区は「工事完了区域には戻れない」「東側(C工区)へ移動しろ」の一点張り。しかし、東側へ移り住んだとしてもそこも1年後には工事が行われます。区は東へ東へ野宿の仲間たちを追いやり、最終的には公園から一掃するねらいなのです。
そのため、現在工事による立ち退きを迫られている工区の仲間たちは、東側への移転を拒否し、工事完了箇所への復帰、あるいは工区内での移転を求めてきました。
ところが8月、区職員が仲間たちのもとを戸別訪問し、公園東側に移るよう1人1人説得。9月に入るとガードマンが巡回し、早朝深夜に大声で声をかけテントを開ける、ライトで顔を照らす、執拗に氏名を尋ねる、乱暴な言葉で移住を迫るなど、仲間の生活をズタズタに破壊するような嫌がらせとも言える行為が連日続けられました。
そして10月7日、江東区水辺と緑の課長は20名近い区職員、私服警察官とともに警告書を携え竪川を訪れると、その場にいた仲間に対し「お前らオレをバカにしてるのか!」「いい度胸してるな!」「お前らとはもう一切話しをしない!」などと恫喝、脅迫まがいの暴力的な態度でどなり散らし、至近距離まで迫り寄ってきました。居合わせた仲間によると「抗議したかったけど、何か言ったら手が出てきそうな勢いだった」といいます。
これらの出来事を経た現在、多くの仲間が公園東側への移住を余儀なくされています。江東区は、「皆さん納得のうえ」「ほとんどの方が好意的にとらえて下さって移動に応じてくれた」などと発言していますが、排除の圧力をかけられ、生活破壊のような嫌がらせを受け、さらには暴力的な恫喝までされた上での移住は果たして「納得のうえ」と言えるのでしょうか。
この移住によって、竪川では西側(A工区)に踏みとどまり工事と対峙しながら闘う仲間たちと、東側(C工区)に移住を強いられた仲間たちとで、コミュニティが物理的に大きく分断されてしまいました。今後、西側に残った仲間たちにさらなる圧力がかけられる可能性が高くなっています。また、今回東側に移住を余儀なくされた仲間たちにも、来年春には工事が再び迫ってきます。
今後も続く竪川の仲間の生活と尊厳をかけた闘いにどうぞご注目ください。
~(2)荒川河川敷~
工事を名目とした野宿者排除を許さない!
国交省は当事者との話し合いに応じろ!
■10月24日(月)情宣&抗議行動にご参加を!■
日時:10月24日(月)朝8:00~
場所:国交省荒川下流河川事務所小名木川出張所前集合
(江東区大島8-33-26、東大島駅徒歩5分)
http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/about/data/data05.html
※直前まで予定変更の可能性があります。その場合はメール、WEB等でお知らせいたしますので、ご了承ください。
荒川河川敷堀切橋付近では、約20名の仲間がテント・小屋をたてて暮らしています。
長い人で20年以上。若いころから山谷で日雇い労働者として働いてきた仲間が多く住む集落です。
8月、国交省荒川下流河川事務所はこの仲間たちに対し「10月から工事をする」「9月末までに退去せよ」という警告書を突然配布しました。
9月に行われた話し合いの場で国交省は「自然公園にする工事を行いアシなどの植物を大切にしていきたい」「河川敷に住んでいる人のことは考慮にいれていない」「そもそも不法占有」「自立に向けて努力しろ」などと発言。野宿者の命を植物のアシ以下としかとらえていない国交省の人権意識のなさが露呈しました。
その後、国交省は草刈りを強行する、戸別訪問で退去を迫るなどそこに暮らす仲間に圧力をかけつづけています。台風12号に際しては、「水門を閉めると水があがる。今までのように事前に知らせてくれ」という仲間に対し「不法占拠者に告知する必要はない」と言い放ちました。このとき彼らは「増水に注意」「違法なので退去せよ」という紙を配布するのみでしたが、避難先も示さずただ退去しろと言われても、暴風雨の中、路頭に迷うことになるだけです。
このように国交省は、仲間たちの命や生活を軽視した形で、日々、迫ってきているのです。
現在、国交省は話し合いを求める私たちに対し、「事前に少人数で事務所に来い」「日時も場所も直接来なければ伝えない」などと条件をつけていたずらに拒んでいます。
アルミ缶・古紙回収や日雇い労働などによって生活の糧を得る仲間たちのささやかな日々の暮らしが、このような排除のための抑圧、嫌がらせによって疲弊し押しつぶされてしまうのを決して許すわけにはいきません。
そもそも国策として日雇い労働者を使い捨てにし、失業、貧困、福祉の切り捨てなどによって多くの野宿者を生み出してきた国が、その責任を果たすどころか排除によって問題を消し去ろうとするなんて絶対に間違っています。
10月24日、私たちは国交省が話し合いに応じるよう、個々人に立ち退きを迫るのをやめるよう求めるため国交省荒川下流河川事務所小名木川出張所に対して情宣と抗議行動に取り組みます。
ぜひ、多くの皆様のご参加をよろしくお願いいたします。
*********************
竪川河川敷公園野宿者・支援者有志
荒川河川敷野宿者・支援者有志
アルミ缶・古紙組合
山谷争議団/反失実
山谷労働者福祉会館活動委員会
<連絡先>
台東区日本堤1-25-11 山谷労働者福祉会館気付
TEL: 03-3876-7073/070-5022-2641
mail: san-ya@sanpal.co.jp
blog: http://san-ya.at.webry.info
twitter: @sanyadesu
*********************
(転送・転載ここまで)
■スカイツリー再開発で貧乏人を殺すな!
□生きるために、公共地を奪い返そう!
■There is an occupation going on!
スカイツリー建設とそれにともなう再開発がすすむ東京東部圏では、現在、竪川河川敷公園(江東区)と荒川河川敷(墨田区、管轄は国交省)の2箇所で野宿者排除との闘いが行われています。
公共地に居をかまえることは、極限の貧困と棄民政策の中、路上に叩き出された仲間たち自身が、野垂れ死にを拒否し、生き抜くために切り拓いてきた命の砦です。
私たちは野宿を余儀なくされた仲間たちはもちろん、多くの皆様とともにこれを守り、奪い返していきたいと考えています。
以下、
(1)竪川の仲間に激励のメッセージをお寄せ下さい!
(2)荒川の追い出しに対する10.24情宣&抗議行動にご参加下さい!
というお願いです。ご協力どうぞよろしくお願いいたします。
~(1)竪川河川敷公園~
江東区立竪川河川敷公園は、首都高7号大島小松川線の下に位置し東西2.5キロに長くのびる公園です。ここに、家や仕事を失い野宿を余儀なくされた約60人の仲間たちがテントや小屋をたて暮らしています。
2006年、江東区は竪川で暮らす仲間たちに対し、公園改修工事を名目に紙切れ一枚で立ち退きを迫ってきました。以来、竪川の仲間たちは何年にもわたり、寄り合いを結成し、何度も区との団交を闘うなど、力強い粘りと団結によってこの野宿者排除に果敢に抵抗してきました。
しかし現在、区は非常に暴力的な姿勢で仲間たちに排除圧力をかけつつあります。竪川の仲間たちは、追い出しに屈せず、自らの生活を守ることはもちろん、貧困者が命をつなぐ拠点としての公共地を守ろうと闘ってきました。それだけでなく、貧困者の生きる糧を奪うアルミ缶・古紙回収禁止条例にも最先頭で反対の声をあげてきました。
彼らの思いに応え、孤立させないためにも、どうか多くの皆様のご支援とご注目をお願いいたします。
■お願い■ 竪川の仲間たちに応援のメッセージをお寄せください!!
<送付先>
mail: san-ya@sanpal.co.jp
郵便:台東区日本堤1-25-11 山谷労働者福祉会館気付
※送っていただいたものは、竪川の仲間に届けたうえ、現地での掲示やブログ等で紹介させていただきます。
※名前や肩書き、地域なども公開してよいという方はその旨お書きそえください。
※多くの方の声が寄せられれば、皆の励みになることはもちろん、行政に乱暴なことをさせない監視の目にもなります。ご協力よろしくお願いいたします。
<最近までの動き>
竪川では2009年、仲間の暮らしと隣り合わせで工事が始まりました。江東区は、一度は「野宿者排除はしない」と約束し、当事者との話し合いを重ねてきたにも関わらず、工事が本格化するや「竪川は一部有料のスポーツ公園としてリニューアルする」「居住権は認めない」などと言って排除圧力を強めてきました。
工事は東西に長い公園を西側からA、B、C工区と3つに分けて進んでいます。区は「工事完了区域には戻れない」「東側(C工区)へ移動しろ」の一点張り。しかし、東側へ移り住んだとしてもそこも1年後には工事が行われます。区は東へ東へ野宿の仲間たちを追いやり、最終的には公園から一掃するねらいなのです。
そのため、現在工事による立ち退きを迫られている工区の仲間たちは、東側への移転を拒否し、工事完了箇所への復帰、あるいは工区内での移転を求めてきました。
ところが8月、区職員が仲間たちのもとを戸別訪問し、公園東側に移るよう1人1人説得。9月に入るとガードマンが巡回し、早朝深夜に大声で声をかけテントを開ける、ライトで顔を照らす、執拗に氏名を尋ねる、乱暴な言葉で移住を迫るなど、仲間の生活をズタズタに破壊するような嫌がらせとも言える行為が連日続けられました。
そして10月7日、江東区水辺と緑の課長は20名近い区職員、私服警察官とともに警告書を携え竪川を訪れると、その場にいた仲間に対し「お前らオレをバカにしてるのか!」「いい度胸してるな!」「お前らとはもう一切話しをしない!」などと恫喝、脅迫まがいの暴力的な態度でどなり散らし、至近距離まで迫り寄ってきました。居合わせた仲間によると「抗議したかったけど、何か言ったら手が出てきそうな勢いだった」といいます。
これらの出来事を経た現在、多くの仲間が公園東側への移住を余儀なくされています。江東区は、「皆さん納得のうえ」「ほとんどの方が好意的にとらえて下さって移動に応じてくれた」などと発言していますが、排除の圧力をかけられ、生活破壊のような嫌がらせを受け、さらには暴力的な恫喝までされた上での移住は果たして「納得のうえ」と言えるのでしょうか。
この移住によって、竪川では西側(A工区)に踏みとどまり工事と対峙しながら闘う仲間たちと、東側(C工区)に移住を強いられた仲間たちとで、コミュニティが物理的に大きく分断されてしまいました。今後、西側に残った仲間たちにさらなる圧力がかけられる可能性が高くなっています。また、今回東側に移住を余儀なくされた仲間たちにも、来年春には工事が再び迫ってきます。
今後も続く竪川の仲間の生活と尊厳をかけた闘いにどうぞご注目ください。
~(2)荒川河川敷~
工事を名目とした野宿者排除を許さない!
国交省は当事者との話し合いに応じろ!
■10月24日(月)情宣&抗議行動にご参加を!■
日時:10月24日(月)朝8:00~
場所:国交省荒川下流河川事務所小名木川出張所前集合
(江東区大島8-33-26、東大島駅徒歩5分)
http://www.ktr.mlit.go.jp/arage/about/data/data05.html
※直前まで予定変更の可能性があります。その場合はメール、WEB等でお知らせいたしますので、ご了承ください。
荒川河川敷堀切橋付近では、約20名の仲間がテント・小屋をたてて暮らしています。
長い人で20年以上。若いころから山谷で日雇い労働者として働いてきた仲間が多く住む集落です。
8月、国交省荒川下流河川事務所はこの仲間たちに対し「10月から工事をする」「9月末までに退去せよ」という警告書を突然配布しました。
9月に行われた話し合いの場で国交省は「自然公園にする工事を行いアシなどの植物を大切にしていきたい」「河川敷に住んでいる人のことは考慮にいれていない」「そもそも不法占有」「自立に向けて努力しろ」などと発言。野宿者の命を植物のアシ以下としかとらえていない国交省の人権意識のなさが露呈しました。
その後、国交省は草刈りを強行する、戸別訪問で退去を迫るなどそこに暮らす仲間に圧力をかけつづけています。台風12号に際しては、「水門を閉めると水があがる。今までのように事前に知らせてくれ」という仲間に対し「不法占拠者に告知する必要はない」と言い放ちました。このとき彼らは「増水に注意」「違法なので退去せよ」という紙を配布するのみでしたが、避難先も示さずただ退去しろと言われても、暴風雨の中、路頭に迷うことになるだけです。
このように国交省は、仲間たちの命や生活を軽視した形で、日々、迫ってきているのです。
現在、国交省は話し合いを求める私たちに対し、「事前に少人数で事務所に来い」「日時も場所も直接来なければ伝えない」などと条件をつけていたずらに拒んでいます。
アルミ缶・古紙回収や日雇い労働などによって生活の糧を得る仲間たちのささやかな日々の暮らしが、このような排除のための抑圧、嫌がらせによって疲弊し押しつぶされてしまうのを決して許すわけにはいきません。
そもそも国策として日雇い労働者を使い捨てにし、失業、貧困、福祉の切り捨てなどによって多くの野宿者を生み出してきた国が、その責任を果たすどころか排除によって問題を消し去ろうとするなんて絶対に間違っています。
10月24日、私たちは国交省が話し合いに応じるよう、個々人に立ち退きを迫るのをやめるよう求めるため国交省荒川下流河川事務所小名木川出張所に対して情宣と抗議行動に取り組みます。
ぜひ、多くの皆様のご参加をよろしくお願いいたします。
*********************
竪川河川敷公園野宿者・支援者有志
荒川河川敷野宿者・支援者有志
アルミ缶・古紙組合
山谷争議団/反失実
山谷労働者福祉会館活動委員会
<連絡先>
台東区日本堤1-25-11 山谷労働者福祉会館気付
TEL: 03-3876-7073/070-5022-2641
mail: san-ya@sanpal.co.jp
blog: http://san-ya.at.webry.info
twitter: @sanyadesu
*********************
(転送・転載ここまで)
by hiroseto2004
| 2011-10-20 18:56
| ジェンダー・人権(反貧困)
|
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