福祉でも「官民格差」を放置した自治労の大罪

わたくし、さとうしゅういちは、2007年5月1日、ノルウェーのメーデーに参加しました。

沿道では、「インターナショナル」をBGMに、デモをするメーデー参加者に対して、多くの労働者市民が声援を送っていました。わたしも、大声で、デモ隊の中で日本語でインターナショナルを歌い、「注目」を浴びたのもいまとなってはいい思い出です。

ノルウェーでは、労働組合が、男女同一賃金に取り組んでいます。女性が多い看護師の給料は男性が多い職種に比べて低すぎる。こういうことを、総選挙をいい機会に訴えました。

ノルウェーだけではありません。イギリスもそうです。イギリスの自治労にあたる労組も、同一価値労働同一賃金に取り組んでいる。

しかるに、日本の労働組合（連合）ときたら、いまや「はなつまみもの」です。

仙谷さんの自治労、輿石幹事長の日教組。はっきりいって、いまや、選挙でも自治労と日教組を攻撃すれば、楽勝、という場合も多いのではないでしょうか？

それはそうだ。

介護業界では、月収6万2千円の登録ヘルパーだらけにしないと経営が成り立たないサービスもまだあるんです。

一方で、それを監督する県や市へ行くと、失礼ながら、ヘルパーより仕事が大変にも見えないような偉い人たちが、年収1000万円近くもらっている。

こんな不合理がありますか？！

イギリスやノルウェーだったらこんなことは絶対ありません。同一価値労働労には同一賃金が適用されるからです。

わたくし、さとうしゅういちは、かつては県庁に若手職員として勤め、いまは、民間企業で、医療・介護事業の企画に携わっています。本当に改めて、憤りを覚えます。

こんな自治労だったら、連合だったら打倒されて当然。

ただ、労働者によって打倒されるのではなく、橋下前知事などのこれまた、ちょっと身勝手な首長らによって打倒されるであろう点が残念です。逆に言えば、こんな自治労を日本の労働者階級もこれまでずっと放置していたわけです。

さとうしゅういちは、広島市内・広島県内の正規公務員・議員報酬を引き下げ、介護提供者、医療提供者、民生委員の待遇改善を図ります。

自治労広島県職員連合労働組合幹部の身勝手から、労働者を守ります！

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