TPPを巡る本会議と総理答弁---京野きみこさんブログより
2011年 11月 18日
それにしても、国会議員で「そんなら鎖国をしろというのか」などとヤジを飛ばす人がいるとは、びっくりですね。
「いまどき、開国か鎖国かなどという二元論を、いわゆる、床屋談義でだって、出ないのではないか、そこまで馬鹿げた考えを持っている人はいまいと思う。永田町以外の一般国民の方が、この点に関しては、よほどまともではないか。」という京野さんの認識、まったくそのとおりです。
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「いまどき、開国か鎖国かなどという二元論を、いわゆる、床屋談義でだって、出ないのではないか、そこまで馬鹿げた考えを持っている人はいまいと思う。永田町以外の一般国民の方が、この点に関しては、よほどまともではないか。」という京野さんの認識、まったくそのとおりです。
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今日は要望日程で立て込んでいたのだが、急遽、午後二時APECにおける総理のTPP発言に関する本会議が開催された。記事へのご意見・ご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
質問の筆頭は、自民党の谷垣総裁。
谷垣氏は、TPPに関し、本音は推進派と伝えられているが、質疑もそうした背景を反映してか、やや詰めが甘く感じられた。
総理の答弁は非常に重要なので、メモを取りながら聞いた。メモに基づいて、主な点を列記する。
○各国が我が国に求めるものについて、さらなる情報収集を進め、議論を深め、国益の観点から参加についての判断をする。
○万一、参加をする場合は、守るべきものは守り、国益の観点からしっかりと交渉をする。
○国民皆保険は議論の対象になっていない。
○関税ゼロが原則とは言え、撤廃に至る期間、例外の有無については明確になっていない。
○関税撤廃により、産業の空洞化に歯止めが掛り、国内雇用を維持し、増加することにつながる。
○レアアース等の輸入制限を抑制することが出来る。
○海賊版の抑制など、知的財産権の保護につながる。
とてもこんな答弁では、納得できるものではない。
上から4番目までは、その通りである。しかし、次の3点に、あらゆる懸念、あらゆる国民的不安材料を蹴飛ばしてでも、交渉に参加したい、という本音が見える。
答弁自体が分裂している。
こんなことで、これからのTPPを巡る厳しい国会論戦を乗り切って行けるとは思いがたい。
ルールメーキングに参加し、取るべきものは取る、と豪語するなら、まず、事前協議の段階で、国民皆保険は議論の対象にしませんよ、と明言するべきではないか。そんなことを言っては、交渉にならない、ということはできない、なぜなら、交渉入りしていないのだから。交渉入りしていない、事前協議の段階だからこそ、日本が譲れないものを明言して、相手の出方をみることが王道ではないか。事前協議でその程度の事もいえないのでは、とてもじゃないが、国益を守る、などという大言壮語を信用することはできない。
参加のメリットに関しては、特定の業界益の立場から、過大な期待値をいい、国益を守るというなら、守るべき国益とは何ぞや、という極めてまっとうな質問には、抽象的な答弁しかしない。
こんな政治姿勢では、とても1億2千万の国民の生活を託することはできない。
それにしても、驚いたのは、ある野党の極めて真っ当な質問に対して、まさか、この人が、と思うような、一般的には高学歴、知性派と目されている方が、そんなら鎖国をしろというのか、というヤジを飛ばしたことである。
ほんとに驚いた。
いまどき、開国か鎖国かなどという二元論を、いわゆる、床屋談義でだって、出ないのではないか、そこまで馬鹿げた考えを持っている人はいまいと思う。永田町以外の一般国民の方が、この点に関しては、よほどまともではないか。
今さらながら、下村 治氏(池田内閣の所得倍増政策のブレーンとなった方)の、リバイバル「日本は悪くない、悪いのはアメリカだ」という本の一つ位は、読んでからヤジを飛ばしてもらいたいものだ。
慎重に考える会では、今日も朝から、総理発言の事実確認に対する厳しい追及が行なわれた。
もう少し、こういう場所で、事実確認を明確にする必要がある。
戦いはまだまだ続く。
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by hiroseto2004
| 2011-11-18 06:47
| 経済・財政・金融
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