人気ブログランキング | 話題のタグを見る

県政にガツンとモノ申し、何があっても心配しないで良い広島を


by hiroseto2004

政治モデルの空白突いた「橋下圧勝」の大阪ダブル選挙

大阪ダブル選挙 「瞬殺KO勝ち」の橋下維新と今後のゆくえ
2011年 11月 27日 20:26《大阪》 【論説】 <地域> <自治体> <選挙>
さとうしゅういち

http://www.janjanblog.com/archives/56666


大阪のダブル選挙は、橋下徹前大阪府知事=大阪維新の会=の圧勝に終わりました。

大阪市長選挙開票速報
http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu240/sokuho/kaihyo_data_10.html

正直、橋下さんの強引な手法には、疑問が多々ありました。

たとえば、教育基本条例案。この内容は、教育行政を政治に屈服させるものであって、教育基本法にも違反するものです。

また、「大阪都構想」も、大阪市の平松邦夫市長が自分の言うことを聞かないから、と強引に持ち出した感じも見え隠れします。そして、平松市長がいうことを聞かないことを「大義」として、今回のダブル選挙に打って出たわけです。

府知事が、市長に殴り込みをかける。まるで、やくざが他の親分の島にカチコミにいくような「橋下劇場」でした。

正直言って、小泉さん以上の劇場演出でした。小泉さんは、自分が刺客となることはありませんでしたが、橋下知事はそうではなかった。

今回の選挙でのひとつの特徴は、橋下さんは、若手ほど支持が厚いということです。

「世代間戦争」として、今回の選挙は位置付けられなくもない。

63歳、団塊世代の平松さんに、42歳、ロスジェネよりやや上(バブル世代よりはやや下)世代の橋下さんが挑んだ。

平松さんには、自民、民主、共産各党が乗った。

そのことが却って、まるで、旧体制に挑戦する若者のような雰囲気を橋下さんは醸し出したのです。

確かに、現行のシステムは行き詰まっているのは確かです。

官僚や政治家が大手企業を保護する。大手企業は、連合系労組員でもある男性正社員=世帯主を保護する。地方自治においてもも、大手企業さえ来てもらえれば、中小に至るまで、「トリクルダウン」効果が及ぶ。

上記のようなモデルは、高度成長からバブル・冷戦崩壊くらいまではうまくいっていたかに見えました。

しかし、それが、1990年代に入ると、機能不全がだんだん顕在化してきた。

しわよせは、まず、最初は、女性における非正規労働者の拡大。たしかに、昔は差別もあったが、一方で女性正社員の絶対数はいまより多い時期があった。それが、だんだん、非正規に切り替えるようになった。190年代半ばの日経連の「新時代の日本的経営」がそれを加速した。そして、次いで、ロスジェネの若者にもしわよせが来た。ロスジェネの若者の採用を抑制することで、大手企業は年配正社員の雇用を守ろうとした。さらに、1990年代末以降は、派遣労働の拡大で、矛盾を糊塗しようとした。

そうした戦略は、2000年代前半の小泉時代には、アメリカへの輸出拡大という追い風に乗り、うまくいったかに、見えた。

しかし、2008年のリーマンショックを契機に、その矛盾は一挙に顕在化し、「失職→即家を失う」という人が続出する有様となったのです。

バブルが終了した20年前には、システムをチェンジしておかねばならなかったのに、それをしなかった。
小手先、小手先の対応だったのが、実は、小渕恵三、小泉純一郎などの歴代総理だったのです。

もう、日本は二周遅れから、三周遅れになりつつある。そんなときに登場したのが、民主党政権でした。さすがに、自民党ではだめだと。

しかし、民主党も、以下の理由で、失望されました。

1、打ち出す改革の方針が実は中途半端だった。
2、支持基盤に、自民党政治で一応潤っていた大手企業や公務員労組を抱え、改革への抵抗勢力を抱えていた。
3、経験不足によるミス連発。

そうした政治モデルの空白の隙をついて、バカ受けしたのが橋下徹・大阪府知事(当時)であり、河村たかし・名古屋市長でした。

ただ、団塊世代の河村市長は、失速。若手の橋下知事が、勢いを出すことになりました。

たしかに、自民党も、民主党も結局は、高度成長・バブルまでの成功体験にとらわれているひとたちばかり。

だから、橋下知事が新鮮に見えてしまう。

橋下さんをわたしは、大阪市長選では支持しませんでした。

しかし、一方で、公務員でも若手では結構橋下支持の声もあり、「これは組織票が崩れる」と読みました。

さらに、「ベテラン保守政治家」が、「勝ち馬に乗って」でしょうか?橋下さんを応援したり、橋下さん批判を控えたりした。前者の例は、石原慎太郎都知事・伸晃幹事長親子であり、亀井静香さんである。後者の例は、小沢一郎さんである。

これでは、橋下圧勝は必然でした。ただ、選挙期間中は、影響を考え、記事を書くのを控えてきました。

旧体制への怒りに燃える若者に、勝ち馬になる主義のベテラン保守も合流した、今回の橋下市長誕生の流れ。

ただ、政策的にはどうなのか?新しいモデルを示しえるのか?といえば、答えはNOだと思います。

さらなる混乱。そして、下手をすれば、日本国が沈没するような事態が、遅くとも10年以内、早ければ、2,3年以内にも発生するのではないか?

そのように思えます。

まあ、橋下市長・松井知事には、
・自治労が、若手職員や女性職員の能力発揮を押さえつけるのを止めさせる。
・関西電力労組の利権を打倒し、脱原発・地産地消のエネルギーシステムの構築
だけをしてもらったら十分。それ以外のことは、止めてほしい。

市民サービスのカットや、教育基本法に違反するような条例もやめてほしいですね。

それにしても、たぶん、政治の不安定度はますます加速します。

1998参院 橋本自民惨敗

2000衆院 森自民苦戦

2001参院 小泉圧勝

2003衆院 小泉苦戦

2004参院 小泉苦戦

2005参院 小泉圧勝

2007参院 民主圧勝

2009衆院 民主圧勝

2010参院 民主惨敗

2011ダブル選挙 橋下圧勝

ひとつの勢力が「3連勝」することは、絶対にない、ということです。

そして、ひとつの勢力の「賞味期限」もせいぜい、3年-4年程度、ということです。

橋下さんも、大阪府知事としての「賞味期限」が切れる前に、うまく「転進」したなあ、と思います。

たぶん、大阪市長の任期が来る前に、2万パーセント、国政に転出しますよ!

記事へのご意見・ご感想はこちら(hiroseto(AT)f2.dion.ne.jp、(AT)を@に変えてください)へどうぞ!
下をクリックお願いします!皆様の1クリックが励みになります!




政治モデルの空白突いた「橋下圧勝」の大阪ダブル選挙_e0094315_1711491.gif
人気blogランキングへ
mixiコミュニティ さとうしゅういちを励ます
http://mixi.jp/view_community.pl?__from=mixi&id=5528364

‐‐さとうしゅういちを応援してくださっているみなさんが立ち上げてくださいました!ありがとうございます。

さとうしゅういちのツイッター

政治モデルの空白突いた「橋下圧勝」の大阪ダブル選挙_e0094315_20492750.jpg


井上さちこがんばれ!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2614195



政治モデルの空白突いた「橋下圧勝」の大阪ダブル選挙_e0094315_1904461.gif
中川圭を励ます(MIXIコミュニティー)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5023058

みんなであたらしい広島県をつくる会
みんなであたらしい広島県をつくる会(MIXI)
湯崎 英彦 (yuzakihide) on Twitter
http://twitter.com/yuzakihide

とくらたかこのブログ

とくらたかこ応援団
政治モデルの空白突いた「橋下圧勝」の大阪ダブル選挙_e0094315_21534643.jpg


京野公子がんばれ!

by hiroseto2004 | 2011-11-27 20:10 | 大阪府政 | Trackback