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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004
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年の瀬の増税論議 京野公子さんブログより

民主党内の増税をめぐる議論の様子が生々しく書かれています。

http://yaplog.jp/galinaisno1/archive/1536

今年の年末ほど慌ただしい年はなかった。
12月27日、吹雪に襲われながら、日本海沿岸部の訪問活動を終えて、自宅に向かっていた夜8時過ぎ、色々な方からメールや電話で、翌28日に、消費税に関する党の重大な決定をする動きがあるから、会議に参加してほしい、との要請を受け、次の日の予定をキャンセルして、朝一番機で上京。
同じ日の午後1時30分の飛行機で、秋田に日帰りをする予定だった。
9時半開始の会議に、10分遅れて到着。
ところが、テーブルごとに、順番に発言させる、という会議の進め方で、このペースで行くと、自分の番が回ってくるのは、恐らく夕方になってしまう。
そうすると、豪雪が見舞う秋田に最終便で帰るのは、リスクが高いし、翌12月29日は、一番の帰省ラッシュで、飛行機の予約がほとんど取れない。29日は、朝から予定があるし、ということで、当日午後3時55分の飛行機で途中退席して地元に帰った。
この見通しが甘かったことをその日の夜に痛感することになる。
29日に、総理が出席して、再度、税制調査会と社会保障と税の一体改革調査会との合同会議が行われることを、帰宅した夜に連絡を戴く。
29日は、どうしても外せない予定があったため、午前中はこちらにいて、12時55分の飛行機で再度上京。豪雪で、飛行機の出発がおよそ1時間遅れてしまう。
3時からの会議に4時から参加したが、この会議は長時間続いた。
終わったのが、夜の11時半過ぎ。
途中で激しい応酬が行われた。
増税から逃げてはいけない。政治家としての集大成だ。との総理の発言は異様なほどの力が入っていたが、反対派も一歩も引かなかった。
増税の時期を半年遅らせるという譲歩に、反対派は納得せず、十分な勢いで戦ったものの、さらに、議員定数削減と公務員給与引き下げを確約する旨を明記するとの修正が行われた瞬間、この二つの前提条件を満たせば増税やむなし、との中間的立場の方々が、増税推進派と一緒になって、猛烈に拍手をし、いわば打ち切りのような形で、あっという間もなく、決着してしまった。長い長い会議で全体に疲労感が漂っていたすきをついて、作戦負けをしてしまった。
すぐ眼の前にいた馬淵議員が、拍手をしない姿が印象的だった。

日本が実現を目指す、社会保障の全体像を示す。
その実現のために、税制においても、一体的な改革案を示し、その際に増税による財源が必要と判断する場合には、国民に社会保障の全体像と増税の形を示して、総選挙において信を問う。
これが、我々が党からマニフェストの形で説明を受けた考え方であった。
この手順で進めるなら、財務省主導の増税先行の議論には、なるはずがない。
欧州の通貨危機や国債の格下げが起きていることも、重要な環境の変化ではあるが、そのことを盾に取って、国家経済の破綻をあおり、増税の幅と時期だけを先行して決めるやり方は、まるで火事場泥棒ではないか。

財政の健全化について責任を持たなければならないし、持続可能で安心できる社会保障制度を構築する事について、責任を持たなければならない。
そのための選択しとして、増税を頭から否定しているわけではない。
しかし、所得税法附則104条においても、消費税の今後については、逆進性を解消するための、複数税率の導入を検討すること、社会経済情勢に配慮することが書き込まれている。
104条を振りかざすなら、大震災で経済が大きな打撃を受けている現状が増税の時期として妥当かどうか、および消費税を10%にするならば、生活必需品に対する軽減税率の検討を、相当真剣に行う必要があるのに、こうした点について、納得のいく説明や理屈はなかった。

徴税権は、権力行使の最たるものであるからこそ、納税者に対して説明し、説得し、合意を得る努力が必要だ。そのためには、物事の進め方を誤ってはならない。
不景気、将来に対する漠たる不安などで、消費も落ち込み、なによりマインドが低下しているときに、はなから増税ありきのような進め方では、国民から折角得られたかも知れない理解も得られなくなってしまうのではないか。
理屈だけで国民を動かそうとしても動くものではない。
政治のメッセージには、情がなければならない。

ただ、自民党がマニフェスト違反だ、と民主党を批判するのは当たらない。
自民党の主張の正しさが立証された。民主党は、自ら、マニフェストの誤りを認めるべきだ、という批判なら我慢も出来るが、何かと言うとマニフェスト違反と騒ぎ立てるのは、筋が通らない。

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by hiroseto2004 | 2012-01-02 20:56 | 新しい政治をめざして | Trackback