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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【広島市男女共同参画審議会】家庭科教育充実、介護職員処遇改善など要望

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【広島市男女共同参画審議会】

広島市の男女共同参画審議会が、今日9月27日、広島市役所でありました。
冒頭、牛来千鶴委員が、全国の女性起業家の優秀賞に輝いたことが報告されました。

わたくし、さとうしゅういちも先日、エソールひろしま大学の応用講座で牛来先生の謦咳(けいがい)に接し、大変喜んでおります。

  さて、今回は平成23年度の男女共同参画の進捗状況を男女共同参画課長さんから、また、信政委員=ゆいぽーと館長=からゆいぽーと(4月1日開館)の運営状況について報告頂きました。
 
 課長の報告が45分になりました。これに対して、篠原収会長が苦言。「審議会は課長の報告ではなく、委員による議論の場所。次回からは資料は、事前に委員に送り、読んでもらっておけば課長も楽だしもっといろんな意見が出る。」と的確な発言で、課長さんも恐縮。さとうしゅういちは、以下を要望。

1、審議会の女性委員への登用にむけ、全力を。専門の女性がいないというが、准教授や講師など若手には女性が割と多い。肩書きにこだわらないで。
2、男性の家事参画には子どもへの家庭科教育が有効。将来の大人の男性の生活力向上だけでなく、子どもの手前、お父さんもやらざるをえない状況をつくれるかも。
3、男性市職員の育休取得は民間平均より低い。いっそ、県内三次市の真似で、男性も一年とはいわない、子ども誕生後1ヶ月くらいの休みを義務づけては?
4、介護職員のスキル向上と併せて処遇改善を。国に対しても働きかけをしてほしい。わたしは県庁時代、介護事業者の監督をさせていただき、介護職員の給料を見せていただき申し訳なかった。いわゆる福祉国家では考えられない。同一価値労働同一賃金を。そうしないといくら質を上げても、辞めていってしまう。

当局からは
1については「必死で努力している。今後も頑張る。」
2については「副読本を配っている」
3については、「子どもが生まれた職員のいる所属にピンポイントで働きかけ、努力している。」
4、については「課長会議で国に伝える」
などの答弁をいただきました。

他の委員からは
「子どもの学校では副読本が来ているが学校で五冊しかない!これでは子どもに行き渡らず効果がない。」「民間で男性が育休を取った人が大々的に宣伝されたが、彼は実は仕事をしていた。会社の宣伝のために嘘をつかされていた」
などの爆弾発言もあり、議論は盛り上がりました。

「これからは、日本国籍だけど外国にルーツがある子どもが増える」という指摘。
また、「在日コリアンの方は認知症になると日本語を忘れる場合も多い。コリアンが利用しやすいデイサービスがあったらいい。」という介護事業者として参考になるご発言もありました。
 
 また、労働組合幹部の委員からは「男性は育休より介護休暇が増えている」という報告もいただきました。

次回の審議会は年度末にあたる2013年3月になりそうです。
by hiroseto2004 | 2012-09-27 21:31 | 広島市政(広島市議会) | Trackback