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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

三次市と森滝市郎先生と緑の政治【さとうしゅういち思い出の地】

三次市と森滝市郎先生と緑の政治【さとうしゅういち思い出の地】_e0094315_192513.jpg

【三次市と森滝市郎先生と緑の政治】(写真は三次市甲奴の民家を改修したそば屋さんにて。山菜天ぷら。)
【三次市と森滝市郎先生と緑の政治】(写真は三次市甲奴の民家を改修したそば屋さんにて。山菜天ぷら。)
「さとうしゅういちさんですよね?」
先日、ある会合で初めてお会いする男性に突然声をかけられました。
「緑の党に入党しました」(正式な地域組織発足は10月21日なので本部で直接受け付けています。)とおっしゃるその男性。
広島県北部三次市から来られました。
三次市はわたくし、さとうしゅういちが、広島県備北地域保健所に四年勤めた思い出の地です。介護や医療など行政に従事。この時代、自治...労広島県職員労働組合支部執行委員として、平和運動、反原発運動に邁進しておりました。

この三次市君田出身の被爆者にして平和運動家に、広島大学の森滝市郎先生(1901-1994年)がおられました。


いわゆる左派陣営でもまだ原発に対しては容認の意見も根強かった1975年。

奇しくもさとうしゅういちが生まれたこの年、原発も含め、「核と人類は共存できない」と喝破した森滝先生(原水爆禁止世界大会基調演説)。

彼のすごいところは、1950年代にはまだ「原子力の平和利用」に夢を抱いていたことを潔く認めた上で、それを乗り越えられことです。
http://www.gensuikin.org/data/mori1.html


「さて私たちの運動は、広島・長崎の体験から『核兵器絶対否定』の運動として起こりました。従って初期の段階では、私たちも核エネルギーの平和利用のバラ色の未来を夢みました。しかし今日、世界でほとんど共通に起こってきました認識は、平和利用という名の核エネルギー利用が決してバラ色の未来を約束するものではなくて、軍事利用と同様に人類の未来を失わせるものではないかということであります。
 つまり、平和利用という名の原子力発電から生ずるプルトニウムは、いうまでもなく長崎型原爆の材料でありますから、軍事利用に転用される可能性があることは明白であります。またプルトニウムは、半減期二万四千年というもっとも毒性の強い放射性物質でありますから、まことにやっかいきわまるものであります。しかも、それは天然自然にあるのではなく、全く人工的に生産されるものであります。ですから、原子力発電がたとえ安全であるとしても、そこでは多量のプルトニウムと放射性廃棄物が生産されるのであります。しかも、その放射性廃棄物の究極的処理の道はまだ解決されておらず、解決の見込みもないといわれています。
 こんな状態で、人類のエネルギー源は、核分裂エネルギーに求めるほかないといって原子力発電所をこぞってつくり、そこからプルトニウムと放射性廃棄物を莫大に出し続けるということになれば、そのゆきつくところはどういうことになりましょうか。 核分裂エネルギーにたより続けたら、この地球全体がプルトニウムや放射性廃棄物の故に人類の生存をあやうくされるのであります。
 私たちは今日まで核の軍事利用を絶対に否定し続けて来ましたが。いまや核の平和利用と呼ばれる核分裂エネルギーの利用をも否定しなければならぬ核時代に突入したのであります。しょせん、核は軍事利用であれ平和利用であれ、地球上の人間の生存を否定するものである、と断らざるをえないのであります。結局、核と人類は共存できないのであります。
 共存できないということは、人類が核を否定するか、核が人類を否定するかよりほかないのであります。われわれは、あくまで核を否定して生き延びなければなりません。
 核兵器を絶対否定してきた私たちは、平和利用をも否定せざるをえない核時代に突入しているのであります。『核兵器絶対否定』を叫んできた私たちは、いまやきっぱりと『核絶対否定』の立場に立たざるをえないのであります。『平和利用』という言葉にまどわされて『核絶対否定』をためらっていたら、やがて核に否定されるでありましょう。
 先日の国際会議で私があえて提起したテーゼは、『核分裂エネルギーを利用する限り、人類は未来を失うであろう』ということでありました。くりかえして申し上げます。『核分裂エネルギーを利用する限り、人類は未来を失うであろう』と。
 人類は未来を失ってはなりません。未来の偉大な可能性を確保しなければなりません。私は被爆三十周年のこの大会で、全世界に訴えます。
 人類は生きねばなりません。そのためには『核絶対否定』の道しか残されてはいないのであります。」


 わたくし、さとうしゅういちは、残念ながら森滝先生に直接教えをいただく機会はありませんでした。しかし、娘さんの森滝春子さん(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表)とは、この三次在住時代、広島市内でご一緒に活動させていただくようになりました。

 わたくし、さとうしゅういちが、森滝先生と同じようなことはできませんが、しかし、「核と人類は共存できない」「人類は生きねばならない」という彼の言葉はしっかりと実践する決意です。

 この三次市は、豊かな自然の中にあります。

 広島県内としては厳しい冬をもうすぐ迎える三次市。しかし、農作物は豊かです。山紫水明です。

 地域循環型の「緑の政治」という意味では、モデルになり得ます。

小型水力発電やマキストーブなど実践されている方もおられます。

前々市長時代には、街づくりの審議会を男女同数とし、女性の知恵を活かす気風が広まった三次市。
そして、男性職員にも北欧の「パパ・クオータ」にならった、父親休暇1か月を義務付けた三次市。

多様性を活かした社会との面でも示唆に富んでいます。

もちろん、高齢社会化が県内でも最先端を行く三次市は、身近な医療や介護など課題は山積です。

わたくし、さとうしゅういちは、この三次の地にご縁をいただいたものとして、森滝市郎先生の精神を受け継ぎ、ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、世界各地のウラン採掘場、チェルノブイリ、フクシマを繰り返さない先頭に立ちたい。

また、エネルギーや食料をはじめ、循環型経済に力を入れたい。そのことがひいては、平和につながる。エコでフェアでなければ、平和もない。

そして、行政、民間双方の経験を生かし、市民目線での医療、介護を実現せねばならぬ。

そんな決意を、三次市から来られた新入党員とお会いし、新たにしました。
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by hiroseto2004 | 2012-10-10 19:02 | 三次市政 | Trackback