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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004

アルジェリア 軍によるイスラム原理主義政権阻止とその後の悲劇

アルジェリアの人質事件。たくさんの方々が亡くなられる結果となりました。心からお悔やみ申し上げます。
それにしても今回は、人質事件というより、戦争という方が正確な事態でした。
アルジェリアは、昔は社会主義国でしたが、冷戦崩壊と前後して民主化。
イスラム原理主義政党が総選挙で勝利しました。
これに対して、世俗派が軍事クーデター。野に下ったイスラム過激派と軍部で内戦になってしまい、何十万人も亡くなりました。
イスラム過激派の主力がマリに移動し、内戦は下火になったが、まだまだ安定していないところへ、フランスによるマリ派兵。これが今回の事件の背景になりました。

あの軍部によるクーデターはどうだったか。

確かにイスラム過激派に天下を取らせたら、たとえば、人権、とくに女性の人権は踏みにじられてしまうだろう。

しかし、軍部によるクーデターは、その後の内戦の契機になってしまった。

いったん、イスラム過激派に天下をとらせ、人々の不満により、イスラム過激派政権が選挙で打倒されたほうが、よかったのかもしれない。そうすれば、内戦にはならなかったかもしれない。

一方で、「それを言うなら、社会主義政権だった時代の方が一番平和じゃん」という見方も出来ます。

 体制の在り方は、それぞれの国の国民に、最終的には委ねられる問題ですが、それでもこのような悲劇があると、複雑な思いがします。

 選挙をやるとイスラム過激派が圧勝する。
 そうすると、人権とか経済の面ではよろしくない。
 さりとて、これを無理にクーデターで阻止したら、内戦になった。
 
 さて、最後に申し上げたいことがある。今回のことがあったからといって、ムスリム全般をまるでテロリストのように見ることはやめよう。そのことが、今、日本人ができる最大のことではないか、と思うのです。
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by hiroseto2004 | 2013-01-22 12:39 | 国際情勢 | Trackback