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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【家を畑に戻しましょう】

【家を畑に戻しましょう】
わたくし、さとうしゅういちは、広島県福山市で生まれて直後に、両親とともに東京に移り、杉並区や世田谷区、文京区で大学卒業まで過ごしました。小学生時代をまるまる過ごしたのが世田谷区上祖師谷。畑が非常に多かった記憶があります。
小学生高学年のときは休みの日に自転車で父親と買い物に出かけ、ブドウやジャガイモを地域の農家の無人スタンドで買った覚えがあります。しかし、じわじわと農地は宅地に変わって行きました。
今、わたくし・さとうしゅういちが住む広島市安佐南区でも、しかりです。
「人口が増えるのだから、農地がつぶれ、宅地が増えるのは当たり前。」これが東京近郊でも、広島市北部でもジョーシキでした。
ところが、21世紀に入り、住民の高齢化が顕著になりました。買い物や医療、介護で便利な中心部に人々は回帰。家も老朽化し、廃墟のような場所も続出するありさまです。
売れ残った宅地は草茫々。
だが、安佐南区でも、まだ一部地域で宅地開発が進んでいます。

全体を考えたら、もうこれ以上は宅地は要りません。もちろん貧困層の住まいの貧困、重度要介護高齢者の行き場の問題はあります。しかし、それは、社会福祉システムの問題であって、宅地は間違いなく供給過多なのです。

だったら、例えば、空き家は、行政が借り上げ、安く若者に貸してお店をやってもらうとか、託児所や高齢者の溜まり場として活用したらいい。

それでも余ってどうしようもない空き家は解体して、畑にしてしまえばいいのです。
地域の人で耕してしまえばいい。

あるいは、小型の発電所を作ってもいいのです。
地域の食料、エネルギー、教育や介護は、空き家が増えたのをこれ幸い、地域で賄う方向にむかえばいいのです。
住宅地域に元気がないのは、乱暴にいえば、地域に生産活動がないから。逆に【空き家を畑に戻しましょう】で、元気も戻るのではないでしょうか?
そのことが、遠くの原発など大型発電所に依存してきたニッポン、遠くに食料を頼ってきたニッポンを根底から見直すことになります。
地域に生産活動があったほんの少しの昔、エネルギー消費量は今より少なかったけど、活気はありました。ただの住宅地域は子どもが小さいうちは元気でしたが、いっせいに大人になった途端、活気をなくす運命にあります。
東京でも広島でも、農地を潰して宅地にするのがジョーシキだった時代を終わらせましょう。
これからは、家を潰して畑にする時代です。もちろん、それに対応した法改正や行政システム改革が必要です。
by hiroseto2004 | 2013-05-20 00:39 | 広島市政(広島市議会) | Trackback