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by hiroseto2004
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『サスコミュづくり会議』〜コミュニティーパワーでサステナブルなまちづくり〜

広島ブログ

わたくし、さとうしゅういちは、6月23日(日)広島市中区で開催された『サスコミュづくり会議』〜コミュニティーパワーでサステナブルなまちづくり〜地域再エネ最新情報共有編〜に参加しました。
広島連塾サステラス主催。わたくし、さとうしゅういちにとり県庁時代の同僚で緑の党の同志でもある大西康史さんが代表をされています。
午前中は、『パワー・トゥ・ザ・ピープル』を鑑賞しました。
オランダやデンマークが地域のエネルギーを地域で作るようになった経過とその意義がよくわかります。オランダの場合は、グローバル企業に頼っていたエネルギーを自分たちの手に取り戻す、そのことに意義があること、また、デンマークの場合は離島の住民が、経済低迷を受け、自分達を守るために人々が立ち上がったことなどに感銘をうけました。
午後からは、環境エネルギー政策研究所の古屋将太さんらが、問題提起をしました。




南信州からは、おひさま進歩エネルギー(有)の原亮弘さんが、報告。
2004年に保育園に太陽光発電を保育所に寄付。それが活動のスタートでした。温室効果ガス排出を減らしつつ経済循環をきちんとしていくことを目的としました。
事業を一生懸命地元の人でおこないつつ、外部にも知見をもとめ、市民出資で発電所をつくりました。
飯田市が所有する施設に太陽光発電をつけ、余った電力を中部電力にうり、利益は出資者に還元しました。
地域の公民館などに設置したので、分散型でした。
飯田市には負担はなにもありません。しかし、飯田市が民間会社に二十年間屋根を貸すという決断をしてくれたのがよかったのです。
固定価格買取制度に合わせて、この仕組みを家庭にも広げました。ゼロ円で、太陽光をつけられる仕組みをつくったのです。そして、現在は、分散型で地域全体を一メガワットの発電所にする計画を進めています。
京都からは伊東真吾さんが出席。京都府の温暖化防止センターにおられましたが、現在は、退職。昨年、市民エネルギー京都を立ち上げました。京都でも住宅用太陽光発電は増えていますが、大都市共通の課題として全国に比べては遅れています。
小額から参加したい、日当たりが悪いとか、持ち家でもない人も太陽光発電に参加したいというニーズがつよいのです。
そして、赤字がひどい公のお金ではなく、市民のお金を有効に使いたいという思いもありました。そして『屋根を借りて発電する』仕組みをつくろうということになります。そして、2012年春に京都市に提案しました。秋から市で検討し、京都市が屋根を貸すということになり、公募し、選ばれたそうです。
現在は、二週間で490口の出資枠が埋まってしまったそうです。
発電に出資した方には省エネのアドバイスも行ったそうです。
そして、今年三月末に発電がスタートしました。三十代、四十代の方の出資も多かったそうです。
公共施設を借りる際には、課題もありました。
工事のコスト、書類の調整も大変でした。
工期も大事です。学校の場合は授業の邪魔にならないということも
大事です。さらに地域の方といかに一緒にやるかも課題です。
しかし、なにより、何のためにやるか?が大事です。
自然エネルギー財団の木村啓二さんは兵庫県を中心に活躍されています。孫正義さんが出資した財団です。
木村さんからは地域再エネ事業の課題と解決法について、と講演しました。木村さんは広島出身なので『こういう動きがでているのは嬉しい』とおっしゃいました。
再エネ事業を立ち上げる意義として、自分達の生きがいや自信につながる、自分の地域に自信が持てるようになる、他地域へ伝播し、波及効果が大きく、最終的に再エネの普及に貢献する、地域の活性化につながる、などを挙げました。
ただ、どうやったらできるか?ということは、意外と言われていないということです。
木村さんは、既成の政策ではない、補助金を使わない政策を考えるよう兵庫県から依頼されました。そこで兵庫県内外の各地の事例を分析してどういう悩みがあるか考えたそうです。
兵庫県三木市では、播磨の国おひさま進歩の例では課題の一つは自治体や地元の信金の協力を得られなかったことがありました。
やはり、できれば、地域の中にサポートを見つける必要がある、ということです。
解決方法は地域により違いますが、
1.やる気がある人をやる能力がある人に育成すること。
2.信用形成や合意形成。
そして、やる気がある人に最後までやり遂げられるようにサポートすること、ネットワークをつくり、課題を乗り越えられるようサポートしあうことの重要さを訴えました。
環境市民の杦本育生さんは、再生可能エネルギーはまだまだだと思われているが、雇用にもプラスになる、それも地元に生まれるということを指摘しました。ところが、日本の場合は大企業によるメガワットソーラーのイメージがある。スマートグリッドも雇用を生むので、再生可能エネルギーをやらないのは馬鹿げているとしました。
なぜ、やるのか?根源的には人類は歴史的な境界を超えているからです。いま、人類が直面しているのは文明の選択です。

科学技術偏重、中央集権、中央依存型開発が原発推進のパラダイムであり、住民参画、地域主権、地域の特性に応じた自立開放型発展が、再生可能エネルギーを進めるパラダイムです。

ドイツの人は日本をうらやむそうです。日本のほうが、太陽光は豊かですし、バイオマスは豊か、地熱も豊かだからです。
再生可能エネルギーを進めれば国産であり、平和や安全保障にもつながります。地域の安定した雇用を生み出します。
化石燃料(購入費22兆円)やウラン燃料の費用を国内に回せます。

将来像を描かずに、政策を言っても説得力がないと、参院選についても斬りました。

山形県の高畠町の低エネルギーへの取り組みを紹介。環境講座参加者は、9年間で町民の人口の二倍近い有様です。人をいかにつくるかがだいじではないか、とおっしゃいました。
また、住宅をどうするかも大事だと提案しました。ドイツのミュンスターではサーモグラフィーで調査し、省エネにいかしています。そして、不動産の売買や賃貸では省エネ状況が表示されます。それも地域に雇用が生まれています。






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by hiroseto2004 | 2013-06-23 14:07 | エネルギー政策 | Trackback