サスコミュづくり会議(2)
2013年 06月 23日
質疑応答もたくさんでました。
『意識の問題』については、
『関心がある人にもっと動いてもらいやすいようにすることが大事ではないか?』(杦本さん)などと答えておられました。
風力発電については、
『中央から来ると反対運動にもつながりやすいが、地域参加型なら起きにくい。』(原さん)などと答えておられました。
第二部では、討論となりました。
コーディネーターは大西康史・Susテラス☆事務局長と安藤代表です。
脱温暖化プロジェクトせらの落合さん、藤川光代さん、生協ひろしま専務理事の横山さん、中国新聞の東海右左衛門直柄、中国経済産業局の植野さん、poco a poco 長橋綾子さん、東区の早稲田女性会の宮原さん、中区の斉藤さんと参加者で議論しました。
大西さんからはコミュニティーパワーへの道筋のたたき台を提起しました。
地域活性化、広島だからこそ争いをうまないエネルギーの確保。これによってサステイナブルなコミュニティをつくることを目指したい、と提起しました。
それを実現するには、市民の力が必要です。しかし、課題や不安の声が多い。
再生可能エネルギーは、二十年間お金が動きますのでそれも不安材料になります。そこでみなさんに安心していただけるプロセスが必要です。
まずは、小さな規模で試行する。関心層や協力者を中心に支える形をつくる、ということ、広島だからこそ平和の施設で設置などを提案しました。
必要な人材なども課題です。お金を集めるにも、資格不要な私募債でも適格金融機関の参加が必要なのです。
古屋さんからは、『みんなが参加して共感できるコンセプトを』などと助言しました。そのうえで『みんなで勉強した上で、具体的なモデルケースを視野にすべき』といいます。
原さんからも『まず一歩。一歩がないと二歩、三歩がない』といいます。
伊東さんは『広島は都市と地方がいいバランスで存在している。』
落合さんは『脱温暖化プロジェクトせらは五年めになった。エネルギーは、6900世帯で目標を60上回る460で太陽光発電をやっている。一方でげんかいしゅうらく問題が深刻化している。地域でも温度差がある。五人の講師の話にはワクワクしているがいざ実行となると課題はある。しかし、どう動くかは課題だ。』
藤川さんは『過疎化の中で人材が課題だ。またファンドというと怪しげなイメージがある。そうなると、行政の関わりも重要だ。世羅町でもいいはなし、ということにはなる。しかし、なかなかすぐに実行というわけにもいかないだろう。危機管理や建物の老朽化など課題は多い。』などと述べました。
これに対しては原さんからは『飯田市も高齢化は同様。小水力発電所をつくるのは、地域の起爆剤としての面があった。そして、地域環境権も意識して条例をつくった。地域の人たちはなかなかできないので、後押しする組織をつくった。再生可能エネルギーは初期コストはかかる。そこで飯田市は基金をつくって検討した。』『飯田市は屋根に太陽光発電はをつけるのは目的内使用だ、といい出している。』と助言がありました。
早稲田女性会の宮原さんは、『駅の裏の高い所で太陽光に適してはいるが、集合住宅もおおい。国家公務員宿舎が売られる。ここがどうなるかが、課題。一戸建ては三十年、四十年になる。女学院大学の先生と住み継ぎの問題も調べている。女性会としては省エネで小さくコツコツやろうということになっている。』
斉藤さんは、『吉島の先端にゴミ処理場があり可燃ゴミとその他プラが持ち込まれる。吉島ワハハ』というイベントをやっている。吉島は、昭和三十年代の町並みが残っている。太陽光の業者さんも古い屋根には乗りにくいという。一方で、工場やフレスタにはソーラーが乗っている。吉島ではゴミ発電はしている。』
『子供たちは、電力をうるという観念はない。』
『公民館の建て直しのときに提案したいなと思ったがなかなかできなかった。』
『広島市は干満の差は激しいので潮力発電ができそう。しかしいずれにせよ、後押しする組織をつくらないといけない。』などと反省しました。
長橋さんからは、『震災以降、安心して子どもをうみ育てたいとして集まった母親の集まり。みな、小さな子どもを抱え、時間もない。会員も分散している。関心がある人が動けるようにする事が大事だという思いで動いている。』
生協ひろしまの横山さんからは、『生協ひろしまの環境エネルギー政策をつくった。』『震災以降、組合員さんの関心はエネルギー問題が高まった。』『地域社会にはいろんな問題がある。高齢化、産業の問題がある。』『組合員と一緒に参加したい』と抱負がありました。
植野さんからは、 経済産業省のパンフレットの内容の紹介がありました。
屋根を貸して発電を行う、出資についての具体例があるので参照して欲しいと発言をいただきました。
東海さんからは、『三月まで経済部にいた。去年はエネルギーが非常に変わった。半年でメガソーラーが百件出てきた。紙面で紹介したが、課題も見つかった。大企業ばかりが投資するが、地域の雇用には役立たなかった。コストは一般家庭が負担している。大企業が儲ける分で、家庭の負担では、という疑問も出た。もちろん、痛みを共有するという意見も強い。』
『プラスマイナスが浮き彫りになるなかで、思考停止になっておる面も有るのでは?』と現状を分析しました。
『これからは、協力者を増やす事が大事ではないか?杦本さんの節電、省エネを進めるべきという発言も印象に残った。』
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| 2013-06-23 15:59
| エネルギー政策
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