１９８１年と酷似する都議選結果！このままでは民主党は日本社会党へ先祖返り？

自民党　５２　（３４．５％）
公明党　２７　（１９．８％）
共産党　１６　　（１６．２％）
社会党　１５　（１２．６％）
新自由クラブ　８　（６．６％）
民社党　５　（３．９％）
無所属　４　（５．６％）
諸派　０　　（０．８％）

→
自民党５９　（３６．２％）
公明党　２３　（１５．４％）
共産党　１７　　（１３．７％）
民主党　１５　　（１４．１％）
みんなの党８　　（６．７％）
生活者ネット　３　　（２．１％）
維新の会　２　　（８．３％）
無所属１

前者は１９８１年都議選、後者は２０１３年都議選です。





自民党の得票率が似通っています。
また、みんなの党と新自由クラブの得票率も似通っています。
両者は、自民党大物議員の二代目が離党して作った政党という意味でも、政策的にも似ています。

公明党は候補者を絞った分、議席は減らしました。渋谷区とか文京区などの定数が２に減っているので候補者を減らしてリスクを避けるのは当然です。ただ、得票率的には似ています。

共産党＋生活者ネットがだいたい、１６％くらいの得票率でこれもよく似ています。

民主党は、１４．１％。民社党＋日本社会党＝１６．５％ですから、それよりは目減りしている感じがします。

民社党は、自民党より右、という人もおられましたので、今なら維新に流れた票もあると思います。

いずれにせよ、民主党は日本社会党にほぼ先祖がえりした、とみていいのではないでしょうか？

労働組合＋なんとなく反体制の人の一部、という感じになった。

民主党が一時期、幅広い市民の支持を得ていた時代は過ぎ去りました。

逆にいえば、悪循環に民主党は陥る恐れがある。

支持基盤に占める労働貴族の割合上昇→労働貴族中心にシフト→ますます一般市民の支持を失う→最初に戻る　の無限ループに突入しかねない。

そして、何年かしたら「民主党ってあったっけ？」ということになりかねません。

苦しくても、市民ひとりひとりが自立した個人として支える政党づくりが、保守も革新も問わず、必要なのです。

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