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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【85対381・・翼賛政治を拒否した勇気ある人たち】

【85対381・・翼賛政治を拒否した勇気ある人たち】
85対381。
この数字、何かご存知ですか?

1942年4月、東條英機内閣が実施した『翼賛選挙』の結果です。
いわゆる軍部独裁の下の異常な選挙だったことは説明不要でしょう。
でも大政翼賛会(翼賛政治体制協議会)非推薦の人が85人も当選しています。これはすごいことです。
まだ戦局も日本有利でした。

今の日本では野田政権時代の自公民談合が大増税・原発輸出・庶民切り捨て派による翼賛政治といえます。いわゆる自公民三党合意が近衛文麿による大政翼賛会成立と言えなくもない。

民主党は、登場した時は喝采を浴びたが、行き詰まった。まるで、「大日本帝国」末期に、喝采を浴びて「今までと違う新しいもの」の雰囲気を醸し出して登場した近衛文麿のように。

野田総理=平成の近衛文麿が自爆解散したのが2012衆院選。そして、安倍晋三=平成の東條英機にスイッチしました。

その安倍総理は、『日本を取り戻す』といいながら、実際は『日本を終わらせる』ようなことばかりではないでしょうか?

その安倍政治の信任投票が、今回の参院選=平成の翼賛選挙です。

だけど、あの翼賛選挙でさえ二割近い翼賛政治と距離を置く人が当選しました。
得票率で言えば、翼賛政治体制協議会非推薦候補は35%。三分の一以上が投票しているのです。

戦時下でさえそうなのだから、まして、現在、絶対にあきらめてはいけません。

戦時下でも良識ある人がいたことが、戦後の復興、民主主義にもつながりました。

原発輸出しまくり、円安などアベノミクス副作用、そして庶民増税、地方切り捨て。
このまま、日本はおそらく、安倍政治でおそらく3年以内にも、大変なことになります。

安倍晋三総理は東條英機のように『日本を終わらせる』可能性が高い。七十年前と同じような「敗戦」いくらなんでもないでしょう。しかし、経済が自滅し、アメリカに国を売り尽くすという形で、「日本国」は終了する可能性が高い。翼賛選挙から3年余りで大日本帝国は滅亡しました。したがって、2016年ころに「日本国」が滅亡する可能性はきわめて高い。

既に、悪い予兆は、ガソリン価格や食糧価格の高騰と言う形で、我々のくらしを圧迫していますし、地方の中小企業には恩恵が全くと言っていいほどない有様に出ています。そこへTPPと消費増税が追い打ちをかけるでしょう。

それでも、いま、あの大変な翼賛選挙でも、頑張った人たちのことを思い浮かべたら、市民の手に日本を取り戻す道を愚直に進まねばならないのです。そして、ポスト安倍政治=日本現体制終了後のビジョンをしめしていこうではありませんか?

参考:ポストアベノミクスは緑の経済へ・・2013翼賛選挙から体制崩壊へ
http://hiroseto.exblog.jp/20777898
by hiroseto2004 | 2013-07-11 12:17 | 参院選2013 | Trackback