外国人に人気のスポットは広島平和記念資料館!
2013年 08月 03日
地元の人間は却って、何が注目されているかを気づかない、せっかくの地元の財産の価値がわからない。
そういうこともえてしてあります。
いずれにせよ、1位と4位が広島のスポットと言うことで、広島人としてはうれしいのですが。
京都をしのぐ勢い?今、広島が欧米人に大人気〈AERA〉
dot. 2013年8月2日 11時37分 (2013年8月2日 15時52分 更新)
実は、広島は外国人にとって名だたる観光地らしい。5月に発表された世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」の「外国人に人気の日本の観光スポット2013」の第1位が広島平和記念資料館だった。4位に「厳島神社」もランクイン。外国人には京都のほうが人気があると思っていたのだが、どうやらそうではないようだ。
【AERAに掲載された写真はこちら】
やはり、外国人観光客のお目当ては広島平和記念資料館(平和記念公園)だ。日本人ならだれでも知っているが、それでも、外国人の視点でみれば、また新しい発見があるようだ。
多くの人はまず原爆ドームへ向かう。ドームの前ではボランティアガイドたちが無料で原爆に関する様々なことを教えてくれる。外国人を担当する三登浩成さん(67)が案内してくれたのは、ドームの前の道の向こうにある西蓮寺の被爆地蔵尊と墓地だった。今も、68年前の8月6日当時のまま残る墓石や地蔵のリアルを目の前にして涙する外国人観光客は少なくないという。
イタリア人クリエーター、ディエゴ・ピッチナートさん(30)もまた、旅行の一番の目的は資料館だったと話す。
「広島は学校で学んでからずっと興味があった。日本があの戦争から立ち直ったことに敬意を抱いている。戦争と原子爆弾の影響を知りたかった。資料館の中は、まるで教会のように静寂に満ちていたことに驚いた。日本人はアメリカを声高に非難するわけでもなく、展示が客観的だったのが非常に印象的だった」
実際、多くの外国人観光客が「客観的な展示」という感想を抱くと同時に、だからこそ「自分はどうすればいいのかとすごく考えた」(デンマーク・17歳・学生)と思うようだ。
スイス人のエンジニア、クリス・スタップフライさん(23)はこう語る。
「広島では自分が教科書で習ったことが実際どのくらいリアリティーがあるのか、みんな知りたいんじゃないかな。広島を体験したいんだと思う」
広島を訪れる外国人の特色は、街を歩けばすぐに気づくが、圧倒的に白人が多いことだ。日本政府観光局の「訪日外客訪問地調査2010」のデータでは、欧州・北米・豪州からの旅行者78.3%を占め、広島は47都道府県のうちもっとも欧米系旅行者率が高い。県や市の観光課などによると、もともと広島とのつながりが強いフランスには県を挙げて売り込んでいること、豪州では平和教育が盛んであることなども大きいらしい。
※AERA 2013年8月5日号
by hiroseto2004
| 2013-08-03 06:04
| 広島市政(広島市議会)
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