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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

【三原市議会前議長逮捕!議員の口利き人事は氷山の一角】

【三原市議会前議長逮捕!議員の口利き人事は氷山の一角】
三原市で職員採用の口利きで、前市議会議長が逮捕されました。
三原市に限らず、自治体では少なからず採用(実際に有効かどうかは疑問ですが)、そして採用後の人事異動などでも議員に便宜を図ってもらうというのは公然の秘密になっています。ただ、政権が交代すると、前の政権の悪事が暴かれ、逮捕者が出るケースがあります。
呉市も、小笠原政権が2005年市長選挙で打倒され、小村市長に代わって、不正が暴かれ、小笠原前市長が逮捕されました。

そこまでいかなくとも、『人事異動では議員の知り合いがいないと不利』ということはある。
広島県庁も例外ではない。わたしも、転勤してきてからわずか一年である職員が、すぐ元の職場に戻った例を知っています。『あれは県議のコネで戻してもらった』と当該職員の同僚は口々に噂していました。当該職員は、引き継ぎもいい加減で、何の整理もしないまま、後任者にファイルだけ投げて出て行きました。

既に代わることがわかっていながら、いやわかっていたからこそ仕事をいい加減にしたのです。
しかし、こんなことになる根本原因は自治労にもある。自治労広島県職員連合労働組合の場合、管理職への昇進試験を当局にやらせないできました。また、『労働者階級の分断を招く』などという理由で、『どんな仕事をしたいか』の希望調査を当局がやるときに書かせない。当局もそれを是としてきました。

結局、横行するのは、県議に口利きを依頼した者ばかりが、自分がしたい仕事に回れる、という腐りきった人事異動のあり方です。

古色蒼然の社会主義イデオロギーを信奉する自治労の労働貴族(家へ帰れば地元の名士や大地主、はたまた神主というケースもありますが)と、地元の大金持ち(いわゆる資本家)代表の場合が多い地方議員が談合し、広島県も三原市も、覇気のない職場にしてしまってきたのです。

男女共同参画の側面からも、人事は、試験を中心とした方が女性管理職も増えやすい。
男性労働貴族と男性議員が談合して、男女共同参画を阻んでいるとも言えます。

ただし、広島県は、湯崎知事になり、組合が反対することで良いことも押し切ってやるようになりました。

三原市はどうか?この春の市長選挙で、政権交代しました。現市長の考え方に全て賛同というわけにはいきません。しかし、公務員改革(腐敗除去)は、せっかくの政権交代を生かせる最大の分野です。その点は頑張っていただきたい。

逮捕された議員だけでなく、事件が起きる土壌を作った三原市当局、そして自治労三原市職員労働組合のみなさま。猛反省してください!

また、自治労広島県職員連合労働組合や広島県議会議員も、他人ごととは思わず、エリをただしてください!

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201308080075.html
三原市の職員採用試験の口利きの報酬として現金300万円を授受したとして、広島県警捜査2課と三原署は7日、元市議で前市議会議長の白須均容疑者(64)=同市鷺浦町=をあっせん利得処罰法違反(利益収受)の疑いで、白須容疑者の後援会員の会社社長高田敏明容疑者(65)=同市中之町9丁目=を同法違反(利益供与)の疑いで逮捕した。同日、市役所を家宅捜索した。

 捜査2課などの調べでは、白須容疑者は議長だった2011年11月中旬、高田容疑者の依頼を受け、同年度の職員採用試験の受験者1人を採用するよう、試験委員だった当時の市幹部に働き掛け、同年12月下旬、高田容疑者から見返りとして300万円を受け取った疑い。いずれも容疑を認め、白須容疑者は「選挙で世話になったので頼まれてやった」と供述しているという。

 この受験者は試験に合格、昨年4月に採用された。働き掛けを受けたとされる元市幹部は、中国新聞の取材に「さまざまな依頼はあるが違法になることは断っている。(この受験者の採用に)口利きは関係ない」と強調。県警も、この元市幹部に不正行為はなかったとみている。

 白須容疑者は、旧三原市議を経て、合併後の05年にあった市議選で初当選。予算特別委員長や副議長を歴任し、11年5月に議長に就いた。任期満了に伴うことし4月の市議選に立候補せず、2期で引退した。

【写真説明】広島県警捜査員の任意同行に応じる白須容疑者(中)(7日午前8時、三原市城町)

by hiroseto2004 | 2013-08-08 12:47 | 三原市政 | Trackback