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by hiroseto2004

【エジプト、アルジェリア、そして日本・・政権交代の頓挫と大混乱】

【エジプト、アルジェリア、そして日本・・政権交代の頓挫と大混乱】
エジプトが大混乱となっています。『アラブの春』でムバラク大統領が打倒されたあと、昨年、イスラム同胞団のモルシ大統領が直接選挙で選ばれました。
ところが、そのモルシ大統領が今年6月に軍部のクーデターにより打倒されてしまいます。そして、モルシ前大統領を支持する人々と軍部が衝突しました。
ふと思い出されるのは、アルジェリアです。
アルジェリアは、冷戦時代は、共産党政権が続いていました。
冷戦が崩壊したあと、1992年に総選挙が実施され、イスラム原理主義者が圧勝しました。ところが軍部クーデターが発生。野に下ったイスラム原理主義者と政府側の戦闘は今でも続き、先日は製油所への襲撃事件も発生し、日本人にも衝撃を与えたのは記憶に新しいところです。
確かにイスラム原理主義者のイデオロギーにわたしも、同意はしません。しかし、民意は民意です。
任期いっぱいやらせたらいいのです。その中で民衆運動の力で修正させていけばいい。
エジプトのモルシ大統領は確かに政治経験は薄い。官僚・軍部がムバラク体制のまま残っている中で政権運営はきつい。
また、モルシ大統領に対しては、改革派の若者も不満はあった。
すなわち、乱暴に言えば、エジプトは『三国志』状態で、軍部・官僚、モルシ派イスラム過激派、改革派の若者の三つどもえです。改革派の若者が大統領選挙で独自候補を出せなかったのもまずかった。
なんとも言えない不満が改革派の若者にたまり、それをみた軍部もクーデターを敢行した。
しかし、日本も長年の自民党独裁で、アルジェリアやエジプトを他人ごととは思えない部分があります。
四年前、せっかく自民党以外が、戦後初めて、衆議院選挙で最大得票をした(片山社会党は議席数のみ第一党、細川政権でも自民党が圧倒的な第一党だった)のに、官僚の前に完全に屈してしまった。そして、さりとて、民主党に代わる改革派勢力も、結集できていない。血こそ流れていないが、アルジェリアやエジプトに似た混乱が続く危険は日本も一緒です。
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by hiroseto2004 | 2013-08-15 09:08 | 国際情勢 | Trackback