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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

第二の敗戦=供給サイド弱体化元年を受け、新生産県運動を提言する

広島ブログ

【第二の敗戦を受け、新生産県運動を提言する】
2013年は『公共事業入札失敗事件』『貿易赤字』にみられるように、日本経済は『供給サイド弱体化元年』を迎えました。

1.長年のデフレによる中小事業者の弱体化
2.長期に渡る就職氷河期と人材使い捨てなどがもたらした各界の中堅どころの人材不足
3.エネルギー政策(低エネルギー社会、環境負荷の低いエネルギーへの)の転換の遅れ

などが、主な背景としてあげられます。1990年代以降20年間のつけが出ています。

そして、国家経済レベルでは貿易赤字の拡大、スタグフレーション。環境面ではエネルギー浪費型社会。地方レベルでは地方の過疎、東京の過密。
このまま行けば、高齢化もあいまって大変なことになる。
どうすればいいのか?
わたくし、さとうしゅういちは、1951年から11年間務めた大原博夫広島県知事による『生産県運動』を思いだしました。
大原知事は生産力が壊滅していた戦後、インフラを整備することで工業を発展させるという典型的な政策を取り、広島県が1975年に一人当たり県民生産で三位に躍進する基礎を築きました。
その後、日本経済を取り巻く環境は変わった。バブル崩壊後も成功体験に囚われたまま、同じ様にハコモノをつくり続けた檜山俊宏県議会議長(当時)らのために、1990年代末には広島県の財政はパンク寸前となった。そして、市町村合併を全国でもトップレベルで進め、県民サービスの提供機能も全国でもトップランナーで市町に移すという一連の『改革』が藤田雄山前知事のもと、強行されたのです。

ここで、わたくし・さとうしゅういちが提起する『新生産県運動』は以下の様なものです。





1.人材を生み出す広島県

直接的なサービスは、市町の仕事になっているのが広島県の現状です。
いまさら、もとに戻そうとしても、もう、人材が県にいません。
一方で、企業へ直接、お金を渡す様な産業政策も、民間か国のほうが馴染む。
現知事得意の観光キャンペーンも、現実には民間事業者や市町に任せたほうが良いものができるでしょう。
ただ、広域的な人材育成を通じて、民間や市町をバックアップする機能はこれからますます必要です。企業であろうが政治であろうが何をするにも人材です。

2.地域で手づくり、エネルギー、食糧、生活サービス

エネルギー政策。これは、広島県くらいなら、地域でつくれます。
食糧も少量多品種生産という瀬戸内地方の特徴をうまく生かせば、行けます。
団地の過疎化の問題もそうですが、生産と居住を分離しすぎたことが、いまとなっては、弱点になっています。高齢者の食糧や居場所の確保も、例えば地域の空き地を畑にする、空き家は店にするなどの活用する枠組みをもう一度つくれば良いのです。また、交流の場を地域でつくれば、子どもの教育、ひいては、人材育成につながります。
若者には仕事を、年配者には元気を。生産機能を地域に取り戻すことが大事だと思います。そして、できる範囲でお互いに様々な生産機能を担うような社会です。

ただし、県は自分が事業主体になるというよりは、コーディネート機能と人材育成です。
ハコモノを県自身がつくる時代はおしまいです。あるいは、企業に直接お金を渡す様な政策も必要ないでしょう。足りないのは、各種分野で中堅どころを担うような人材なのですから。

3.ヒロシマ庶民革命で政治の供給サイド強化
    アメリカの議会や名古屋市議会(河村庶民革命)に倣い、事前に申し込み、提案事項のある県民が三分間話せる時間を設ける。知事や県議はそれを参考に政策を議論する。また、住民投票を県民の5パーセントの請求で必ず実施するようにする。何か物もうしたいという人は多いが、適切な場所がない。直接民主主義の強化で、政治の供給サイドを強化します。

4.教育、医療格差の是正
市町ごとに極端な差がでない様にし、安心して特に子どもを育てられる様にする、暮らせる様にしておくことは、結局活力にもなります。いまや、これらの分野でも基本は市町に主体がかなり移りましたが、ナショナルミニマム確保のため、県が目配りしてバックアップできるところはすべきです。

最後に、思い切った路線転換のためには、知事や県議がこれまでの失政の責任を明らかにしなければなりません。具体的には、身を切る必要があります。ヒロシマ庶民革命のもう一つの柱です。
県議も仕事が全国的にみても最も少なくなったいまや、全国でも八位の県議報酬は住民投票の審判などを活用しながら半減をめどに大幅カットすれば良いのです。(過疎地の声も一定程度反映させることを考えれば大幅な定数削減は現実的ではないので)。
そもそも、過去の知事や県議の失政を背景に県が仕事を減らしたのに、知事や県議の給料が変わらないのは変です。給料や報酬が大幅に減り、失政当時に責任がない知事や県議についても減給を通じて経営責任を痛感し、県政転換に気合を入れていただきましょう!



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by hiroseto2004 | 2013-12-12 21:02 | 広島県政(広島県議会) | Trackback