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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

宇都宮けんじ都知事で、「脱企業主義」のセーフティネットを!

宇都宮けんじ都知事候補の基本政策は、従来の55年体制下の「革新」(労働組合)とよりも、良い意味で、2009年民主党マニフェストに基本的には近いと、わたし自身は個人的には考えています。

「ライフスタイル中立」なセーフティネットの在り方です。
これについては、職業訓練の充実や公営住宅の増設、空き家の借り上げなどにみられます。
構造変化に対応した転職をしやすくする。職を失うと同時に家を失うような今までの仕組みを改める、ということです。

そして、子どもについては受ける教育について「親による差」が出ないよう、給付型奨学金をはじめ様々な施策を提案しています。
これについては、民主党の理念であった「チルドレンファースト」の考え方とも共通します。

日本のセーフティネットは、「企業主義」でした。

政治家や官僚が企業を保護し、企業が(男性)正社員に忠誠と引き換えに、セーフティネットを保証するという仕組みでしたが、それは右肩上がりが前提でした。その仕組みを経営側(自民党)と労働組合(革新)が支えてきたのがいわゆる55年体制でした。

しかし、「企業主義」は、これからは人口も右肩下がりです。ますますの経済環境の激変が予想されるこれからの時代にはふさわしくありません。国政での民主党政権の失敗は「脱企業主義」をも頓挫させたかに見えます。一部輸出企業と一部大手ゼネコンさえ良くなればすべてよし、という、古色蒼然たる自民党政治に逆戻りしています。

しかし、首都東京から脱企業主義のセーフティネットをぜひとも全国に広げていただきたいと思います。そうしないと、日本の未来はありませんよ!



by hiroseto2004 | 2014-01-30 18:48 | 細川護煕に敬意を!宇都宮けんじに票を! | Trackback