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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

もうすぐ、いわゆる「第五福竜丸事件」からいわゆる「60周年」

【もうすぐ、いわゆる「第五福竜丸事件」からいわゆる「60周年」】 

 もうすぐ、3月1日ですね。
ビキニ環礁においてアメリカ軍が水爆実験を実施し、日本漁船多数やロンゲラップ島民らが
ヒバクしてから60年がたちます。
 第五福竜丸無線長の久保山愛吉さんがほどなくして亡くなったこともあって「第五福竜丸事件」
と世間的には言われています。
しかし、この呼称は誤解を招くと思いますのでい「いわゆる第五福竜丸事件」とわたしは
呼んでいます。
たくさんの人々がヒバクし、そして、島民たちも、一時はアメリカ人科学者の安全宣言に従って
帰還したものの、病気が多発するという悲劇が起きました。

わたくし自身は、本当のことを言えば、「60周年」といういい方もしたくはない。
アメリカは残留放射能を過小評価。日本政府も第五福竜丸以外の被害については詳しく調べようとも
しませんでした。
太平洋の魚もまたヒバクしたのです。そのときだけでなく、本当はずっと汚染されていたものを
実はわたしたちは食べていたのかもしれない。
そういう意味でも、「いわゆる第五福竜丸事件」は「いわゆる60周年」を迎えても「終わって
いない」のです。
もちろん、この事件をきっかけに、女性を中心に生活感覚からの反核運動が盛り上がった
わけで、ようやく、広島の被爆者にも光が当たるようになったのは確かです。
一方で、原子力の「平和利用」もこのころ同時に始まったことも記憶されなければならないのです。


X年後のもたらしたものin県民文化センター
http://hiroseto.exblog.jp/21450214/


by hiroseto2004 | 2014-02-25 18:11 | 反核・平和 | Trackback