国際女性デーひろしま・・原子力災害から3年福島の子どもたちは・・・〜食と未来を考える〜
2014年 03月 03日
【国際女性デーひろしま・・原子力災害から3年福島の子どもたちは・・・〜食と未来を考える〜】
2014年3月2日(日)12時半から、ゆいぽーとで[「国際女性デーひろしま」開催されました。
わたくし・さとうしゅういちも自転車での遊説の途中、最初から最後まで参加させていただきました。
松井一実・広島市長が、普段着姿で突然登場。
「原子力を人類がコントロールできないということであれば、原子力を使うのは諦め、原子力に頼らない世界へ変えていくべきだ。」
「ひとりひとりの価値観が大事にされるのが男女共同参画社会。平和を求めてきたヒロシマの心も活かしながら、がんばりたい。ただし、市長だけではできないので、みなさんもご一緒にがんばりましょう。」などとあいさつされました。
「福島の子育て環境」と題して西崎伸子さん(福島大学教員)が講演されました。
以下は、西崎さんのお話しの概要です。
現在、福島県で避難者は約14万人、うち、48000人が県外で、東京都に6500人、広島県にも237人が避難しておられます。
福島では、大人の不安定な状況が子どもにも影を落としているということです。
浜通り地方では特に虐待が激増しています。
また、避難指示が一部地域で解除されたことで、逆に、帰ってきた人と避難を続ける人の間などで、分断が進んでしまっています。
そして、復興へ向けた動きと、被曝への不安が対立するような構造もあり、被曝への不安を口にしにくいのです。
県内では各地に屋内での子どもたちの遊び場はできています。しかし、特に冬場はノロウイルスやインフルエンザへの不安で大変です。
福島は地産地消、また自然農法も盛んだったのですが、それだけに、生産者と消費者が対立するかのような雰囲気もあります。
コメは、2012年度から、全量検査が行われるようになりました。それにくわえて、土壌のスクリーニングも行われています。
今必要なことは
放射線防護への支援。「心のケア」と称して、被曝の問題を心の問題にすり替えるようなことではなく、不安にこたえる防護策を。
帰還する人も、避難を続ける人も双方の権利を保障すること
そして、生活再建、自立支援
ということです。
西崎さんのお話を受けて、グループに分かれて話し合いました。
「正確な数値を公表してほしい」「本当は国や企業が原子力災害の原因なのに被害者同士が対立させられているのはおかしい。」「フクシマの原発はそもそも東京の電気のため。これまでの地方を踏みつけにしてきた政治の在り方に問題がある。」「国は思い切って遠くに代替の農地を用意して、特に若い人は新天地でチャレンジできるよう支援したほうが前向きではないか?」などと意見を交換しました。
結局は、一人一人の選択が尊重されるようにする、そのことが大事だということになりました。
参加者は、15時半から、市内をパレードしました。
原発再稼働反対、秘密保護法廃止、教育予算拡充、もっと女性議員を増やすこと、などを訴え、行進しました。
この国際女性デーは、超党派のものです。
わたくし・さとうしゅういちは、「核の被害にあう人をこれ以上出してはならぬ」という「ヒロシマの心」を第一に、イデオロギー問わず既成政党の議員を含む幅広い方々と、個人として対話や交流を心掛けております。先々週は日本共産党系の労働組合などが中心となった「働く女性の広島県集会」に参加しました。
平和運動は本来は、いわゆる「軍縮運動」だけではありません。構造的暴力と闘うこと、持続可能な生活をめざす運動、そして、思考過程としての平和運動(柔軟さ、寛容さ、批判精神を養う)ことがあります。
「ヒロシマの心活かす男女共同参画。」まさに、緑の党グリーンズジャパンがめざす社会そのものです。
わたくし・さとうしゅういちは、そのために、イデオロギーの違いを超えて課題に取り組んでまいりました。今後とも、そのことについてはぶれずに突き進んでまいる所存です。
2014年3月2日(日)12時半から、ゆいぽーとで[「国際女性デーひろしま」開催されました。
わたくし・さとうしゅういちも自転車での遊説の途中、最初から最後まで参加させていただきました。
松井一実・広島市長が、普段着姿で突然登場。
「原子力を人類がコントロールできないということであれば、原子力を使うのは諦め、原子力に頼らない世界へ変えていくべきだ。」
「ひとりひとりの価値観が大事にされるのが男女共同参画社会。平和を求めてきたヒロシマの心も活かしながら、がんばりたい。ただし、市長だけではできないので、みなさんもご一緒にがんばりましょう。」などとあいさつされました。
「福島の子育て環境」と題して西崎伸子さん(福島大学教員)が講演されました。
以下は、西崎さんのお話しの概要です。
現在、福島県で避難者は約14万人、うち、48000人が県外で、東京都に6500人、広島県にも237人が避難しておられます。
福島では、大人の不安定な状況が子どもにも影を落としているということです。
浜通り地方では特に虐待が激増しています。
また、避難指示が一部地域で解除されたことで、逆に、帰ってきた人と避難を続ける人の間などで、分断が進んでしまっています。
そして、復興へ向けた動きと、被曝への不安が対立するような構造もあり、被曝への不安を口にしにくいのです。
県内では各地に屋内での子どもたちの遊び場はできています。しかし、特に冬場はノロウイルスやインフルエンザへの不安で大変です。
福島は地産地消、また自然農法も盛んだったのですが、それだけに、生産者と消費者が対立するかのような雰囲気もあります。
コメは、2012年度から、全量検査が行われるようになりました。それにくわえて、土壌のスクリーニングも行われています。
今必要なことは
放射線防護への支援。「心のケア」と称して、被曝の問題を心の問題にすり替えるようなことではなく、不安にこたえる防護策を。
帰還する人も、避難を続ける人も双方の権利を保障すること
そして、生活再建、自立支援
ということです。
西崎さんのお話を受けて、グループに分かれて話し合いました。
「正確な数値を公表してほしい」「本当は国や企業が原子力災害の原因なのに被害者同士が対立させられているのはおかしい。」「フクシマの原発はそもそも東京の電気のため。これまでの地方を踏みつけにしてきた政治の在り方に問題がある。」「国は思い切って遠くに代替の農地を用意して、特に若い人は新天地でチャレンジできるよう支援したほうが前向きではないか?」などと意見を交換しました。
結局は、一人一人の選択が尊重されるようにする、そのことが大事だということになりました。
参加者は、15時半から、市内をパレードしました。
原発再稼働反対、秘密保護法廃止、教育予算拡充、もっと女性議員を増やすこと、などを訴え、行進しました。
この国際女性デーは、超党派のものです。
わたくし・さとうしゅういちは、「核の被害にあう人をこれ以上出してはならぬ」という「ヒロシマの心」を第一に、イデオロギー問わず既成政党の議員を含む幅広い方々と、個人として対話や交流を心掛けております。先々週は日本共産党系の労働組合などが中心となった「働く女性の広島県集会」に参加しました。
平和運動は本来は、いわゆる「軍縮運動」だけではありません。構造的暴力と闘うこと、持続可能な生活をめざす運動、そして、思考過程としての平和運動(柔軟さ、寛容さ、批判精神を養う)ことがあります。
「ヒロシマの心活かす男女共同参画。」まさに、緑の党グリーンズジャパンがめざす社会そのものです。
わたくし・さとうしゅういちは、そのために、イデオロギーの違いを超えて課題に取り組んでまいりました。今後とも、そのことについてはぶれずに突き進んでまいる所存です。
by hiroseto2004
| 2014-03-03 00:07
| 広島市政(広島市議会)
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