国に裏切られた元イラク派遣自衛官が警告-安倍政権「集団的自衛権の行使」の行く先にあるもの
2014年 03月 19日
国に裏切られた元イラク派遣自衛官が警告-安倍政権「集団的自衛権の行使」の行く先にあるもの
明日はアメリカ軍によるイラク攻撃開始から11年。
この戦争では日本の自衛隊員も派遣され、米軍の後方支援などにあたりました。
その任務中に自衛官が交通事故で大けがをし、後遺症が残りながら、隠蔽されてしまったのです。
大けがをした池田頼将さんへのインタビューを志葉玲さんが行っています。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20140318-00033661/
「もう、何度も死のうか、と思いました。でも、私のような経験をする自衛官をこれ以上
出してはいけない。国に対して責任を認めさせなければ、死んでも死にきれない…!」
元イラク派遣航空自衛隊員の池田頼将さんは、そう静かに、だが固い決意を込めて語った。
池田さんは’06年7月、イラク派遣部隊の一員として、イラク隣国クウェートの基地に滞在中、
米軍関係車両にはねられた。だが、事件は隠蔽され、池田さんはまともな治療を受けられないまま
帰国すら許されなかった。そのために、池田さんには重い後遺症が残ってしまった。今、安倍政権は、
米国等との共同軍事行動を可能とするべく、「集団的自衛権の行使」の解禁を目指している。その先
にあるものは、米国の戦争に日本も巻き込まれ、池田さんのような自衛官を何人も出すことになるという、
平和国家としての終焉ではないか。
by hiroseto2004
| 2014-03-19 18:07
| 憲法
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