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エコでフェアでピースな世界をヒロシマから国政へ!成長戦略から成熟戦略。誰もが置きざりにされない社会を。核兵器も原発もない世界を。役人からヘルパーへ。庶民増税より格差是正。ヒロシマの心活かす市民発・政界再編。


by hiroseto2004
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【新自由主義は誰が「自由」になる経済か?浜矩子さん講演会】

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【新自由主義は誰が「自由」になる経済か?浜矩子さん講演会】
◇「新」がつく言葉にご注意!
浜先生は、「リベラル」と「ネオリベラル」、「保守」と「ネオコン」は違うと冒頭に指摘。
「大切なものを保持し守る」がコンサーブという意味の元義。しかし、「ネオコン」は「大切もの」をどんどん捨てる。
大昔も新自由主義ということばはあったが、市場経済と社会主義の調和を取る道のことをさしていた。
しかし、今は、『破壊主義』とでもいうべきイデオロギーだ。
と指摘しました。

そして、新自由主義者はトリクルダウンの経済学が好きだ、と指摘しました。
上が栄えれば、下にも恩恵が行く、という論理です。
しかし、過去に行われた政策ではトリクルダウンの効果はみられないということです。
レーガノミクスが典型的な例です。金持ち減税を主としました。トリクルダウンが来たかといえばそれはなかったのです。

サッチャーリズムも同じでした。
ただし、サッチャーさんの場合は、中小企業、商工業者を重視するはずだったのですが、最終的に大企業よりになってしまったのです。



新自由主義=グローバリゼーションと同義と思われているが、どちらかというと、国家主義者の逆襲という部分もあるのではないか?と提起しました。

本来のグローバル時代は、共生の生態系、経済の時代ということのはずではないか?と指摘しました。誰もが誰かの力を借りているということです。

例えば東日本大震災で小さな部品メーカーが被害を受け、世界中=グローバルジャングルで自動車の生産が滞ってしまったという訳です。

自由貿易協定というのは実は看板に偽りがあります。
しかし、浜先生は『地域限定排他貿易協定』というべきだ、と指摘します。
こうしたことが、世界中に広がり、いわゆるブロック経済化が進み、世界経済が切り刻まれ、第二次大戦になった、と警鐘を鳴らしました。

そして、アベノミクスは『新自由主義の塊だ』と指摘しました。
すなわち『世界との共生』ではなく、『自分たちだけが、一番になろう』という論理に基づいているのです。








さらに、アベノミクス狙いは富国強兵であると指摘しました。
『脱デフレ』などは看板として掲げているだけで、まともにデフレをなくすつもりなどない、ということです。
今の日本は、欠陥商品のホットプレートであり、均等に熱がゆきわたるのではなく、ある部分は熱すぎてすぐ焦げてしまうし、ある部分はいつまでも熱が通らないというわけです。
冷たい部分に置かれた人々に温かさがゆき渡らないとデフレ脱却などできないなどとおっしゃいます。
また、突如としての人手不足については、結局、ホットプレートの熱い部分だけ人手不足になっているわけです。そもそも、賃金が乱高下していることが問題です。人間は本来、小麦でも銀でもないのです。

憲法問題では、立憲主義が脅かされていますが、国民が国家を支えるためのもの、というのは、経済運営についても出ています。

それにしても、安倍さんは『成長』に振り回されているのか?
『成長=進歩』という観念が日本語にありました。
そもそも、しかし、成熟度が高まった今、今までようなペースで大きくなり続けるのはむしろ異常です。
そして、ドーピングをして、無理にやっていけば、滅びしかない、その安倍さんの暴走を止めなければならない、と指摘しました。

PARCの内田聖子さんは、『地域限定排他的貿易協定は、シンガポールでの会議では大筋の合意はできなかったが、ステージは大きく変わった。』『しかし、そもそも、無理筋な交渉。徹底的な秘密主義であり、こんなことは過去にはなかった。日米ともに矛盾を抱えている。永遠にとけない方程式を抱えている。』『日本としての主権が崩壊する』『なぜ、入ってしまったのか?交渉撤退を求める。自民党自身の決議を守れと訴えよう』と呼びかけました。

■危険!国会を通さずに規制緩和出来てしまう戦略特区法

奈須りえさんからは、国家戦略特区について訴えがありました。国家戦略特区は、TPPにそっくりだと、と指摘。TPPは国と国の約束ですが、国内では法整備が必要になる。それを、国家戦略特区法でやろうというわけです。
投資を呼び込む、投資家が儲かるようにするというのが安倍総理の狙いだ、と指摘しました。正規から非正規に変えたり、首を切りやすくしたりするというわけです。

既得権を取り外せ、というのもくせ者です。本来、国民の一人一人の生活が既得権です。しかし、国民のための経済ではなく経済のための国民にしようとしています。国家戦略特区法は、国会での審議ではなく、諮問会議や、区域会議など、利益を得る人々の会議で勝手に規制緩和が出来てしまうということです。

■縛られる側が勝手に変えようとする憲法
川崎哲さんからは、集団的自衛権について、報告。
そもそも、危険地帯があれば外務省が、先に退避勧告をするのが普通。
アメリカ軍の艦船で日本人が保護されるなどということは起き得ない、と指摘しました。
今の安倍さんが進んで行く方向は、日本人の命も、自衛官の命も危険にさらしている。しかし、悲観はしてはいけない、与党の中にも異論がある、と訴えました。
そして、世論はこのような形での憲法の実質的な変更を許していないということを示し続けよう、と呼びかけました。

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by hiroseto2004 | 2014-05-26 20:42 | 新自由主義批判 | Trackback