残業代ゼロ、幹部候補に限定と言っても・・
2014年 05月 27日
産業競争力会議・長谷川閑史主査(武田薬品工業代表取締役)がまとめた、残業代ゼロ提案。結局、対象を『幹部候補』に限定した他、労働時間が一定時間を超えれば、残業代ありの制度に戻す、などの修正を行うそうです。しかし、多くのいわゆるブラック企業では、新入社員を例えば『店長候補』などとして採用している実態があります。なんでもかんでも『幹部候補』にしかねません。そして、有効な労働時間規制もできていません。そんな中で、労働時間が一定時間を超えれば残業代ありの現行制度に戻す、などということは絵空事ではないでしょうか?修正したところで、提案の本質は全く変わらないと言わざるを得ません。効果的な長時間労働規制。これこそ、いま、日本でもとめられます!
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by hiroseto2004
| 2014-05-27 14:57
| ジェンダー・人権(労働問題)
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