民主主義のつくり方、壊しかた
2014年 06月 21日
【民主主義のつくり方、壊しかた】
6月20日、わたくし・さとうしゅういちは、山田正彦元農相の政治塾に参加しました。
本日の講師は東大社会科学研究所教授の宇野重規先生。タイトルは「民主主義のつくり方」。
宇野先生は、ご専門は元々はフランス政治思想史。しかし、今や、日本全国の地方の研究を通じ「希望学」を発信しておられます。
島根県隠岐の島ご出身の宇野先生。地元の海士町、そして岩手県釜石市の町作りについて主にご紹介いただきました。
いずれの町も、破綻寸前までいきました。そこで行政だけで考えず、町全体で議論をし、一生懸命考えた。その結果、海士町は、若者のIターンが多く、釜石市は、震災直前には、最盛期を上回る工業出荷額を記録したそうです。
宇野先生の講義を聴いてから、塾生がそれぞれ山田塾長から頂いていた宿題「民主主義の壊しかた」で意見を発表しました。
九州から北海道まで、また、多様な職業の塾生がそれぞれ考え方を一生懸命述べました。
宇野先生からは「民主主義とはもっと泥臭くていいのではないか?フランス人は、何か文句があればすぐデモをする。自分は日本ではデモに参加しなかったが、フランス留学中にデモに参加して楽しかった」などとご感想をいただきました。
写真は二次会にて。
山田塾長からは塾生に対して激励のお言葉。
宇野先生からは、「依頼を頂いた最初、どういう集団かと思っていた。憲法を大切にしつつ、格差を是正していく方向は共有しているのは分かった。ただ、いわゆる保守とも左派とも違う雰囲気。こういう集団があるんだと感心した。」とご感想を頂きました。
そして、さらに山田塾長の事務所で朝まで大いに語り合いました。
by hiroseto2004
| 2014-06-21 06:32
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