父の年齢を超えるということ(田口まゆさんブログ)
2014年 07月 09日
父の年齢を超えるということ
明日7月8日は父の誕生日です。
明日7月8日は父の誕生日です。
生きていたら67歳になります。
67歳の父・・・・
生きていたらどんな風に年をとっていたのでしょうか。
父の兄が6人もいるので
その兄たちを見るとみんな何となく似ているので
「こんな感じになっているんだろうな・・・」
というのがなんとなく想像はつきます。
父が亡くなった39歳という年齢を超えられるかどうか、
それが私の人生の大きな目標だったように思います。
超えた今、ほっとしたと同時にぽっかりと大きな喪失感があります。
毎日不安だらけでした
こっちにいけば死ぬか生きるか。
大げさですが、一つ一つの選択が自分にとっては大きなことでありました。
気が付けば、父を自死で失くして
私は13歳から40歳になっていたのですが
父は相変わらず39歳のまま。
父の時は止まっています。
ついに私は父の年齢を越え
父より親より年上になってしまいました。
父の年齢を超えられたのは、
嬉しいような寂しいような。
とても複雑な気持ちです。
私の人生をずっと支配していた不安と恐怖。
このぽっかりとした穴をどういう風に埋めていいか
正直分かりません。
とてもさみしいです。
by hiroseto2004
| 2014-07-09 12:16
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