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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

「悪を打倒!」と勢い込んでみたものの

2003年、アメリカは「悪の枢軸」の一つと決めつけたイラクを攻撃し、フセイン政権を打倒しました。

2014年現在。隣のシリアでは、「独裁者アサド打倒!」を叫んで革命!となるはずが、国を二分、三分しての内戦になりました。

しかも、ややこしいことに、アサド政権打倒を叫ぶ勢力の中にイスラム政治勢力(スンニ派)が含まれている。
そして、そのひとたちが、イラクでは、「イスラム国」をつくり、独立宣言をしてしまった。

アメリカにとり、「こちらでは味方」として利用してきたものが、「隣の国では頭の痛い敵」として立ちはだかっています。にっちもさっちもいかない状態になっています。

だが、混乱のおおもとは、「悪を打倒!」と勢い込んだ2003年に始めたイラク攻撃にあったのではないでしょうか?

単純に「こいつ、むかつくから打倒!」というのでは、どうもうまくいかない。このことをアメリカもいい加減に悟ったほうがいいのではないでしょうか?

by hiroseto2004 | 2014-07-13 10:10 | 国際情勢 | Trackback