4年ごとの波の象徴としての滋賀県知事選挙
2014年 07月 14日
滋賀県知事選挙 勝敗を分けたのは?
2006年、滋賀県知事選挙で自民党などが推薦する現職を打倒し、嘉田由紀子知事が誕生しました。当時は小泉純一郎政権の末期。
それより前の4月に千葉での衆院補欠選挙で民主党候補が自民党官僚候補を破りました。この頃から自民党は後退一辺倒。2007参院選で大敗。2009年衆院選での政権交代につながります。
しかし、民主党も菅直人総理が消費税増税を打ち出した2010年6月から後退一辺倒に。参院選で惨敗。その後も選挙は連戦連敗に。 特に2011年ころ大都市部を中心に橋下徹さん率いた維新がバカ受けしました。しかし、非自民勢力乱立の隙をついて2012年衆院選は自民党が圧勝。2013年参院選、2014年都知事選と連戦連勝しました。
だが、ここへきて滋賀県知事選挙で敗北。自民党に暗雲が垂れ込めて来ました。
この間の動きをみると、結局は、相手方への失望を、自分への支持と勘違いするととんでもないことになるということです。
民主党も、自民党政治の弊害是正を期待されていたのだからそれに徹すれば良かったのに、余計なことをし過ぎて敵を増やした。
その後一時的にバカウケした維新も、単に腐敗しきった既成政党や自治労大阪へのアンチテーゼに過ぎなかったのに、従軍慰安婦問題発言などで失敗した。気づいたら、自民党が政権を奪還し、参院まで制圧してしまった。
その自民党も調子に乗り過ぎてしまった。消費税増税の一方で、旧来型のハコモノばらまき、大手企業減税、そして集団的自衛権。残業代ゼロまで目論んだら大変です。
しかし、これからは、日本が人口が右肩下がりであることを踏まえなければならない。過去の成功体験を捨てることです。そして、市民自らが政治をつくっていく。選挙にいくだけではなく、政党や政治家にしっかり意見をいっていく。また、チェックしているぞ、という姿勢を見せる。これしかないのではないでしょうか?
そうでないと、いつまでたっても「裏切られた!」の繰り返しで、なおかつ、そのサイクルがみじかくなるだけ。不毛です。
2006年、滋賀県知事選挙で自民党などが推薦する現職を打倒し、嘉田由紀子知事が誕生しました。当時は小泉純一郎政権の末期。
それより前の4月に千葉での衆院補欠選挙で民主党候補が自民党官僚候補を破りました。この頃から自民党は後退一辺倒。2007参院選で大敗。2009年衆院選での政権交代につながります。
しかし、民主党も菅直人総理が消費税増税を打ち出した2010年6月から後退一辺倒に。参院選で惨敗。その後も選挙は連戦連敗に。 特に2011年ころ大都市部を中心に橋下徹さん率いた維新がバカ受けしました。しかし、非自民勢力乱立の隙をついて2012年衆院選は自民党が圧勝。2013年参院選、2014年都知事選と連戦連勝しました。
だが、ここへきて滋賀県知事選挙で敗北。自民党に暗雲が垂れ込めて来ました。
この間の動きをみると、結局は、相手方への失望を、自分への支持と勘違いするととんでもないことになるということです。
民主党も、自民党政治の弊害是正を期待されていたのだからそれに徹すれば良かったのに、余計なことをし過ぎて敵を増やした。
その後一時的にバカウケした維新も、単に腐敗しきった既成政党や自治労大阪へのアンチテーゼに過ぎなかったのに、従軍慰安婦問題発言などで失敗した。気づいたら、自民党が政権を奪還し、参院まで制圧してしまった。
その自民党も調子に乗り過ぎてしまった。消費税増税の一方で、旧来型のハコモノばらまき、大手企業減税、そして集団的自衛権。残業代ゼロまで目論んだら大変です。
しかし、これからは、日本が人口が右肩下がりであることを踏まえなければならない。過去の成功体験を捨てることです。そして、市民自らが政治をつくっていく。選挙にいくだけではなく、政党や政治家にしっかり意見をいっていく。また、チェックしているぞ、という姿勢を見せる。これしかないのではないでしょうか?
そうでないと、いつまでたっても「裏切られた!」の繰り返しで、なおかつ、そのサイクルがみじかくなるだけ。不毛です。
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by hiroseto2004
| 2014-07-14 10:28
| 選挙
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