広島市議会全員協議会2【広島土砂災害】
2014年 08月 28日
8月28日、土砂災害対策を話し合う為に開かれた広島市議会全員協議会。
安佐北区の市民連合・若林議員は、避難指示について『三入南と桐原(とげ)は違う』と指摘。混乱を招かないようにエリア設定を改めるよう迫りました。
松井一実市長は、設定変更を表明しました。
若林議員は、原則自己責任の民地の土砂を、緑井、八木、可部東、三入南、大林については市が撤去する方針については評価。その上で、もっと広い範囲でも対応するよう求めました。
また、復旧作業のために借りた機材のリース料を補助して欲しい、などと提案。当局はそれに対して『すぐには結論がでないから検討』。また、若林議員は『自分でアパートを探して住む被災者にも家賃補助を検討して』と提案しました。
また、『消毒液をお年寄りらが誤飲することないようにして欲しい』と若林議員が要望すると、『非常に重要なので、緊急に対応する』と答弁しました。
また、『避難勧告と避難指示の違いで混乱があった』ことについて答弁を求めると当局は『どちらも強制力はない』と回答。『行政と住民が理解し合うことが大事。』
また、『基準に沿って出されたとしても、災害発生には間に合わなかった避難勧告』については、『受け手に判断材料がないと難しい。』などと回答しました。
市政改革ネットワークの伊藤議員(安佐北区)。『地元の自主防災組織の方が事情に詳しい。市の職員だけでやらずに、地域に対して協力要請をしてほしい。』
『重機借り上げについて市から指示をして欲しい』『ただでさえ狭い道路が災害で狭くなっている。』『土砂を休耕田に積み上げている有り様。中間集積場所を行政で示してほしい。』
『土石流が、土砂だまりになっている場合があり、台風シーズン前に対応を!』などと要望しました。そして、『長期化しそうなので、対応してほしい。』と涙ながらに訴えました。当局は『空き地に土砂を貯めているなら、教えていただいたら対応する』などと答弁しました。
中原ひろみ(南区・日本共産党)さんが質問に立ちました。『極めて大きな岩が復旧の妨げになっている。自衛隊の機械を活用したらどうか?』と提案。松井市長は『国土交通省から技術者を借りていろいろな方法で撤去したい。』と回答しました。『南区の出島処分場に瓦礫を入れると遮水シートが破れる危険はないのか?』という点について質問。当局は『県と調整し、直接投入せず、一定の分別をしてから行いたい。』と回答しました。
中原議員は、住宅対策について『民間借り上げ』の活用をさらにして欲しい、と提案。また『職場や学校に近いなどの選択肢を用意してほしい。』と要望しました。『安全宣言がないと、帰還は難しいのでは?』と質問。市長は『警戒区域にこれから指定する地区もある。リスクをしっかり認識してもらうことが大事。移転の支援も必要』と回答しました。
『八木や緑井では小学校がもうすぐ授業再開。教室にはどれくらい避難しているか?』と質問。『八木は教室にいる人は減った。むしろ、通学路が不十分。』と回答しました。
また、『仮説トイレは男性・女性用に分けてほしい。トイレの設置場所は治安に配慮してほしい。』と提案。市長も『可能な限り対応したい。』と回答。
『桐原では、井戸があるから自宅で過ごしている高齢者もいる』『総合相談窓口といっても福祉と区役所は別々。ワンストップになっていないのでは?』と質問。市長も『可能な限り検証する』と回答しました。
公明党の碓井議員が公明党として再び発言。住宅問題について取り上げました。また、避難所では『携帯の充電器のためのコンセントが足りない。他人の充電器を勝手に抜く』という質問では爆笑。また『洗濯機が足りない。近くのコインランドリーが使えるように。』『要介護者が退所しなければならなくなったとき、帰る家がない。』などの質問を次々出しました。
また『6・29を経験した職員OBにも対応してもらったらいいのでは?』『ボランティアが無防備な人がおおいため感染症が心配』などと発言しました。
松井市長も『簡易ベッドなどだんだん整っている。』『ただし、よりよい住環境に移ってもらうことが大事』と答弁しました。
馬庭きょうこ議員は女性としては3人目の登場です。『消防局での職員対象のメンタルケア体制』などを提案しました。消防局も『実際に、アンケートを取り対応している。』と回答しました。
『ボランティアセンターには土日にはたくさんボランティアが来るが、大変だ。一方で、報道で知り得ない地域の土砂除去に活用できないか?』と質問。当局は『ボランティアは避難指示地域には入れない。しかし、比較的安全な地域で土砂がある地域に入っていただくことを検討する』と回答しました。
公明党の西田議員が最後に発言。『避難指示地域で、つてがない人の家ではちょっとでもボランティアに手伝ってもらえたらありがたい。』など、地域の要望を伝えました。
松井一実市長は、設定変更を表明しました。
若林議員は、原則自己責任の民地の土砂を、緑井、八木、可部東、三入南、大林については市が撤去する方針については評価。その上で、もっと広い範囲でも対応するよう求めました。
また、復旧作業のために借りた機材のリース料を補助して欲しい、などと提案。当局はそれに対して『すぐには結論がでないから検討』。また、若林議員は『自分でアパートを探して住む被災者にも家賃補助を検討して』と提案しました。
また、『消毒液をお年寄りらが誤飲することないようにして欲しい』と若林議員が要望すると、『非常に重要なので、緊急に対応する』と答弁しました。
また、『避難勧告と避難指示の違いで混乱があった』ことについて答弁を求めると当局は『どちらも強制力はない』と回答。『行政と住民が理解し合うことが大事。』
また、『基準に沿って出されたとしても、災害発生には間に合わなかった避難勧告』については、『受け手に判断材料がないと難しい。』などと回答しました。
安佐南区の安達千代美議員(公明党)は、女性の視点で質問。『乳幼児を抱える人も同じ場所で当初対応していたこと。』『学校は和式トイレが多く、高齢者にはしんどい。さらに簡易トイレで対応』『女性の下着・生理用品が他のものといっしょくたくにされているのは問題。』などと指摘・提案。『避難が長引くなかで、女性や高齢者に配慮して』と求めました。
市政改革ネットワークの伊藤議員(安佐北区)。『地元の自主防災組織の方が事情に詳しい。市の職員だけでやらずに、地域に対して協力要請をしてほしい。』
『重機借り上げについて市から指示をして欲しい』『ただでさえ狭い道路が災害で狭くなっている。』『土砂を休耕田に積み上げている有り様。中間集積場所を行政で示してほしい。』
『土石流が、土砂だまりになっている場合があり、台風シーズン前に対応を!』などと要望しました。そして、『長期化しそうなので、対応してほしい。』と涙ながらに訴えました。当局は『空き地に土砂を貯めているなら、教えていただいたら対応する』などと答弁しました。
中原ひろみ(南区・日本共産党)さんが質問に立ちました。『極めて大きな岩が復旧の妨げになっている。自衛隊の機械を活用したらどうか?』と提案。松井市長は『国土交通省から技術者を借りていろいろな方法で撤去したい。』と回答しました。『南区の出島処分場に瓦礫を入れると遮水シートが破れる危険はないのか?』という点について質問。当局は『県と調整し、直接投入せず、一定の分別をしてから行いたい。』と回答しました。
中原議員は、住宅対策について『民間借り上げ』の活用をさらにして欲しい、と提案。また『職場や学校に近いなどの選択肢を用意してほしい。』と要望しました。『安全宣言がないと、帰還は難しいのでは?』と質問。市長は『警戒区域にこれから指定する地区もある。リスクをしっかり認識してもらうことが大事。移転の支援も必要』と回答しました。
『八木や緑井では小学校がもうすぐ授業再開。教室にはどれくらい避難しているか?』と質問。『八木は教室にいる人は減った。むしろ、通学路が不十分。』と回答しました。
また、『仮説トイレは男性・女性用に分けてほしい。トイレの設置場所は治安に配慮してほしい。』と提案。市長も『可能な限り対応したい。』と回答。
『桐原では、井戸があるから自宅で過ごしている高齢者もいる』『総合相談窓口といっても福祉と区役所は別々。ワンストップになっていないのでは?』と質問。市長も『可能な限り検証する』と回答しました。
公明党の碓井議員が公明党として再び発言。住宅問題について取り上げました。また、避難所では『携帯の充電器のためのコンセントが足りない。他人の充電器を勝手に抜く』という質問では爆笑。また『洗濯機が足りない。近くのコインランドリーが使えるように。』『要介護者が退所しなければならなくなったとき、帰る家がない。』などの質問を次々出しました。
また『6・29を経験した職員OBにも対応してもらったらいいのでは?』『ボランティアが無防備な人がおおいため感染症が心配』などと発言しました。
松井市長も『簡易ベッドなどだんだん整っている。』『ただし、よりよい住環境に移ってもらうことが大事』と答弁しました。
馬庭きょうこ議員は女性としては3人目の登場です。『消防局での職員対象のメンタルケア体制』などを提案しました。消防局も『実際に、アンケートを取り対応している。』と回答しました。
『ボランティアセンターには土日にはたくさんボランティアが来るが、大変だ。一方で、報道で知り得ない地域の土砂除去に活用できないか?』と質問。当局は『ボランティアは避難指示地域には入れない。しかし、比較的安全な地域で土砂がある地域に入っていただくことを検討する』と回答しました。
公明党の西田議員が最後に発言。『避難指示地域で、つてがない人の家ではちょっとでもボランティアに手伝ってもらえたらありがたい。』など、地域の要望を伝えました。
by hiroseto2004
| 2014-08-28 16:39
| 広島土砂災害(広島豪雨災害)
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