TPPについてのお話会
2014年 09月 13日

【TPPについてのお話会】
9月13日は、山田正彦元農相(右)と色平哲郎医師を招いてのTPPについてのお話会が佐久市でありました。
柳田・佐久市長も参加し、「佐久市は地下水や湧水が豊富だ。TPPになれば、条例で外資による水目的の土地購入を規制することも難しくなる。」と危機感をあらわにされました。
山田さんは、TPPは、アメリカでも78%の国民が反対している。NAFTAで、メキシコの農民が失業し、メキシコからアメリカに違法移民が流入したり、アメリカからメキシコに安い労働力を求めて工場が流出した苦い経験がある。などと指摘。
農業や医療などへのTPPの影響に触れた上で、「秘密交渉で進められ、内容も4年間秘密というのは知る権利を侵害している。TPP違憲訴訟を提起しよう」と呼び掛けました。
色平さんは「TPPで、農民の皆さんにとってはお米が売る値段は下がる一方、医療費は上がる。ただし、薬価が上がったせいだから、医師が儲かるわけではない」などと分かりやすく説明いただきました。
その後、参加者と質疑応答や意見交換が行われました。
柳田・佐久市長も参加し、「佐久市は地下水や湧水が豊富だ。TPPになれば、条例で外資による水目的の土地購入を規制することも難しくなる。」と危機感をあらわにされました。
山田さんは、TPPは、アメリカでも78%の国民が反対している。NAFTAで、メキシコの農民が失業し、メキシコからアメリカに違法移民が流入したり、アメリカからメキシコに安い労働力を求めて工場が流出した苦い経験がある。などと指摘。
農業や医療などへのTPPの影響に触れた上で、「秘密交渉で進められ、内容も4年間秘密というのは知る権利を侵害している。TPP違憲訴訟を提起しよう」と呼び掛けました。
色平さんは「TPPで、農民の皆さんにとってはお米が売る値段は下がる一方、医療費は上がる。ただし、薬価が上がったせいだから、医師が儲かるわけではない」などと分かりやすく説明いただきました。
その後、参加者と質疑応答や意見交換が行われました。
「地方政治家はどうすればいいか?」(男性市議)
「意見書を上げて欲しい。集団的自衛権では、違憲訴訟を起こす市長もいる。」(山田さん)
「息子が就農した。単にTPP反対だけでなく、農業の環境保全機能などアピールしよう」(年配女性)
「佐久市の高齢者が健康寿命が長いのは家族農業のおかげ」(色平さん)などと意見が交換されました。
by hiroseto2004
| 2014-09-13 14:56
| 経済・財政・金融
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