県議の仕事は海外旅行より災害対策!
2014年 10月 03日
【県議の仕事は海外旅行より災害対策!】
2013年9月19日、東京高裁は山梨県議会議員の公費海外視察を「実質的には海外研修に名を借りた観光中心の私的旅行」と認定。旅費の返還を県議らに求めました(形式的には山梨県知事に対して県議に旅費を返還してもらうよう命令)。
http://www.ombudsman.jp/data/130919.pdf
同判決は、2014年5月、最高裁で確定しました。
山梨県と広島県で、議員もそう変わったことをやっているわけではないでしょう。
これを機会に、広島県議会議員も潔く海外旅行を中止すべきです。
一方、広島市安佐南区では8月20日の災害発生前から「県議が、家と沢が近接する危険箇所に誰一人視察にこない」と、苦情が住民からわたくし・さとうのもとにもいただいていました。
別に安佐南区選出の議員でなくてもいい。議員みんなで手分けして危険個所をチェックし、県当局に対策推進を要望するという手もあったはずです。そもそも県議なんだから、ご自分の選挙区に限らず、広島県全体のために仕事をすべきです。
海外旅行には一人九十万円かけ、何日も時間をついやすのに、県議会議事堂からバスでわずか三十分くらいの安佐南区のその場所(該当場所は、今回の災害ではさほどの被害は幸いありませんでしたが。)にちょっと視察に来ることはしなかったのは、やはり、いまとなっては悔やまれます。
今回は、「未曾有」の災害とはいえ、1999年の前回の広島豪雨から十五年たっています。何年もの積み重ねられた対策の遅れは否めないでしょう。
そもそも、日本自体が高齢化など、世界のトップランナーという状況で、明治や戦後しばらくのように外国にモデルを求める時代でもなく海外視察の意義も薄れました。
一方、気候変動の影響もあり、これから「気候の過激化」が進み、今回の災害は「想定外」でなくなることが予想されます。
山梨県議会について違法判決が確定した今、広島県議会も、海外旅行を廃止し、足元の災害対策にむけた調査に時間を振り向けたら良いのではないでしょうか?
2013年9月19日、東京高裁は山梨県議会議員の公費海外視察を「実質的には海外研修に名を借りた観光中心の私的旅行」と認定。旅費の返還を県議らに求めました(形式的には山梨県知事に対して県議に旅費を返還してもらうよう命令)。
http://www.ombudsman.jp/data/130919.pdf
同判決は、2014年5月、最高裁で確定しました。
山梨県と広島県で、議員もそう変わったことをやっているわけではないでしょう。
これを機会に、広島県議会議員も潔く海外旅行を中止すべきです。
一方、広島市安佐南区では8月20日の災害発生前から「県議が、家と沢が近接する危険箇所に誰一人視察にこない」と、苦情が住民からわたくし・さとうのもとにもいただいていました。
別に安佐南区選出の議員でなくてもいい。議員みんなで手分けして危険個所をチェックし、県当局に対策推進を要望するという手もあったはずです。そもそも県議なんだから、ご自分の選挙区に限らず、広島県全体のために仕事をすべきです。
海外旅行には一人九十万円かけ、何日も時間をついやすのに、県議会議事堂からバスでわずか三十分くらいの安佐南区のその場所(該当場所は、今回の災害ではさほどの被害は幸いありませんでしたが。)にちょっと視察に来ることはしなかったのは、やはり、いまとなっては悔やまれます。
今回は、「未曾有」の災害とはいえ、1999年の前回の広島豪雨から十五年たっています。何年もの積み重ねられた対策の遅れは否めないでしょう。
そもそも、日本自体が高齢化など、世界のトップランナーという状況で、明治や戦後しばらくのように外国にモデルを求める時代でもなく海外視察の意義も薄れました。
一方、気候変動の影響もあり、これから「気候の過激化」が進み、今回の災害は「想定外」でなくなることが予想されます。
山梨県議会について違法判決が確定した今、広島県議会も、海外旅行を廃止し、足元の災害対策にむけた調査に時間を振り向けたら良いのではないでしょうか?
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by hiroseto2004
| 2014-10-03 17:33
| 広島県議会議員選挙
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