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庶民派知事で何があっても心配いらない広島を ヒロシマ庶民革命


by hiroseto2004

三流の巨大都市より一流の中都市へ・・・エコでフェアな世界をヒロシマから

【三流の巨大都市より一流の中都市へ】
広島市が今後進むべき方向について、わたくし、さとうしゅういちおよび「広島瀬戸内新聞」としてのざっくりとした考え方をご紹介したいと思います。

ずばり「三流の巨大都市」から「一流の中都市へ」、です。

日本で巨大都市といえば、東京圏、名古屋圏、京阪神圏の三つでしょう。
そして、「大都市」というカテゴリーで言えば、広島は残念ながら「大都市」としてみた場合は「不合格」です。福岡や札幌にはどうしても「大都市」という土俵で競争すれば、及ばないのは多くの論客が認めるところです。

しかし、「中都市」としてみれば、これほど、一流になれる余地があるところはないでしょう。人口が100万くらいですから、多すぎはしない。食料や電気なども、地域内でまかなおうと思えばまかないやすい。東京と違い、高齢者が多くなった場合に老人ホームを作る場所がそもそもない、ということもない。過疎地のように、若者があまりいないというわけではなく、若者は大学にいっぱい在学しているけれども、都会に流れているわけです。

問題は、下手に、高度成長期からバブルくらいの「成功体験」にとらわれ「東京」のような「巨大都市」の後追いをして、傷を深くしていることです。高度成長期に、1975年には一人当たり県民所得が3位(1位東京、2位京都)になった、という成功体験があることはある。

 問題は、ある時期以降、人口が増えないのに、箱物をつくり、郊外へ開発を進めた結果、災害リスクを高めたり、財政赤字を拡大したりしてしまったことです。
しかし、「一流の中都市」として生きていく、と割り切ってしまえば、道は開ける。このように感じています。
 そのためには、人材育成をしっかりとやることです。

 観光や重厚長大企業への補助金は簡単です。
しかし、逆に言えば、「どこでもできる」から「競争も厳しく」なります。
 長期的な視野での人材育成。そして、人材の活用。
 たとえば、再生可能エネルギーや介護・福祉は、実を言えば、極めて人材に左右される産業です。人を育て、人に左右される産業を育てる。
「ヒロシマの心」を起点とし、「エコでフェアな世界をつくる」。すなわち、環境破壊もなく、人々が安心して暮らせる世界を作る。
 この方向ではないでしょうか。


by hiroseto2004 | 2014-10-19 14:19 | 広島市政(広島市議会) | Trackback